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1989年生まれのアクションゲーム「Shadow of the Beast」が,オリジナル開発者によってPlayStation 4で復活
本作は,イギリスを拠点に大きな勢力を持っていたPsygnosisブランドから,1989年にAmigaやメガドライブ向けにリリースされた同名タイトルのリメイク作品だ。1992年までに2つの続編が登場しており,FM TownsやPCエンジンなど日本でも手広く発売されたので,おじさん世代には懐かしい思い出のある作品かも知れない。
その一方で,グラフィックスの色調を当時のものと似せたり,サウンドやBGMもオリジナル版のものをアレンジしたりと言った部分で,当時の雰囲気をしっかりと出している。また,ストーリーを紹介するようなシーンや,キャラクター達のセリフをカットしいるというアプローチも面白いところである。
興味深いのは,ゲームプレイは2時間半ほどしかないことである。シングルプレイ専用ゲームとしては随分とそっけない感じだが,コンボ技をつなげてポイントを稼ぐというシステムを採用しており,ランキングで獲得ポイントを競うことができるようだ。また,タイムアタックも楽しめるよう,ステージにはさまざまなショートカットもあるようで,ゲームをライブストリーミングするコミュニティの育成に努めるという。
リメイク版「Shadow of the Beast」は,幼い頃に誘拐され,魔法によって“モンスターと戦うモンスター”に変貌を遂げたアーブロン(Aarbron)が引き続き主人公となる。アーブロンが人間としての記憶を取り戻しているのかは不明だが,2016年3月の発売を目指して,すでにかなり作り込まれている印象だった。
「Shadow of the Beast」公式サイト
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Shadow of the Beast
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