収益では「モンスト」，ダウンロード数では「ブルーロックPWC」が首位。2023年上半期の国内モバイルゲーム市場を分析するレポートが公開に

　データや分析環境を提供するSensor Towerは本日（2023年7月14日），2023年上半期の国内モバイルゲーム市場を分析するレポートを公式ブログ（外部リンク）で公開した。

※以下，画像はSensor Tower公式ブログより


　同社のデータによると，2023年上半期の国内モバイルゲーム市場における全体の収益は約68億ドル（約9340億円）で，前年同期比-11％となった。ダウンロード数は約3億回で，こちらも前年同期比で6％減少した。


　タイトル別に見ると，最も大きな収益を上げたのは「モンスターストライク」だ。2022年上半期のランキング（関連記事）で2位のタイトルが，今年は3.5億ドル（約480億円）の収益を記録して1位となった。

　そして昨年首位の「ウマ娘 プリティーダービー」が2位にランクインし，3位の「Fate/Grand Order」，4位の「プロ野球スピリッツA」，5位の「パズル＆ドラゴンズ」と続く。順位の入れ替わりこそあったが，Top5の顔ぶれは2022年と変わらなかった。


　一方，ダウンロード数のランキングでは2022年末にサービスを開始した「ブルーロック Project: World Champion」が首位を獲得。2023年6月13日にリリースされたばかりの「ドラゴンクエスト チャンピオンズ」も5位に入り，比較的新しいタイトルが並ぶ形となった。

　また，収益の成長量ではmiHoYoの「崩壊：スターレイル」が1位，Tencentの「勝利の女神：NIKKE」が2位となり，海外パブリッシャの躍進が見られた。両パブリッシャは，パブリッシャ別の収益ランキングでも順位を伸ばしており，注目すべき存在といえるだろう。

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