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  • 発売日:2014/03/27
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印刷2014/03/29 12:00

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【PR】基本無料のPlayStation Vita用ソフト「魔法少女大戦 ZANBATSU」で,47人の“ご当地魔法少女”と共に日本のマガツヒを祓え!

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 「魔法少女大戦」は,“ご当地”をキーワードに,47都道府県それぞれの特色を活かした魔法少女が登場するという,新しい形の魔法少女を描いたプロジェクトだ。もともとはpixivでのイラストコンテスト(告知ページ)から始まり,スマートフォン向けのアプリやブラウザゲーム,そしてTVアニメなど,さまざまな展開をしている。
 そして2014年3月27日,PlayStation Vita向け基本プレイ料金無料のダウンロード専用タイトルとして「魔法少女大戦 ZANBATSU」が,ガラットよりリリースされた。豪華声優陣によるボイスも魅力的な本作の特徴を紹介していこう。

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「魔法少女大戦 ZANBATSU」公式サイト


 「マガツヒ」と呼ばれるケガレがはびこり始めた日本。マガツヒは人やモノに取り憑き,各地に被害をもたらしていた。そんな中,主人公の少女と,彼女の相棒兼ペット的な存在である御先神(みさき)が森で目覚めたところから物語は始まる。
 少女達は突如マガツヒに襲われるも,稲田真姫という名の魔法少女の力を借りて,退けることに成功。なぜか記憶を失ってしまっている少女と御先神のため,真姫は「榊 天音(さかきあまね)」,「山田」という呼び名をそれぞれに与え去っていく。
 そしてここから,天音と山田の,マガツヒを祓う全国行脚の旅が始まるのだった。

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榊 天音(さかきあまね)
本作の主人公。なぜか記憶を失っており,「マガツヒを倒す」という使命のこと以外,何も覚えていない。自らの使命を果たすため,また自身の正体を探るため,山田とともに全国を旅する
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山田(やまだ)
天音と行動をともにする御先神(みさき)。天音と同じく記憶喪失状態だが,本人はあまり悲観しておらずひょうひょうと振る舞う。可愛い女の子にセクハラしては折檻されている
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稲田真姫(いなだまき)
物語のキーを握る魔法少女。マガツキに襲われる天音に力を貸す。彼女もまた全国を旅しているが,その目的は不明。果たして彼女の正体とは…?
アドベンチャーパートでは,立ち絵や一枚絵でゲームが進行。なんとフルボイス!
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ゲームの中心はミッションの遂行。バトルはシンプルかつ明快


 ゲームの流れは,「ミッション」でさまざまな条件のバトルをこなし,経験値やアイテムを入手。さらに新しい魔法少女との出会いを繰り返しながら進めていくこととなる。ミッションは,主軸となる物語が展開する「ストーリーミッション」,新たな魔法少女が登場する「コンタクトミッション」,そして物語には関係しない「フリーミッション」という3種類が用意されている。
 それぞれのミッションにはプレイするための条件が定められており,出現しているミッションであっても,最初からすべてプレイすることはできない。まずはその時点で可能なものからじっくり挑んでいくといいだろう。
 なお,いずれのミッションも何度でもプレイできる。経験値稼ぎのために同じミッションに再挑戦することも可能だ。

ミッションをこなしていくと,ハートのメーターが少しずつ溜まっていく。これがMAXになると,新たな魔法少女が登場する
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 ミッション中のバトル(通称「アクションパート」)は,画面中央に鎮座する巨大な敵を取り囲むようにフィールドが形成されている。まずは出現するさまざまな敵を倒して「光魂」を集め,それを活用して巨大な敵に攻撃。これを繰り返し,巨大な敵のHPをゼロにすればミッションクリア,右下にある制限時間や天音のHPがゼロになってしまうとミッション失敗となる。
 アクションパートでは,方向キーによる左右への移動,□ボタンによる物理攻撃,×ボタンでのジャンプといったアクションを活用し,戦っていくこととなる。操作自体は非常にシンプルなので,すぐに慣れることができるだろう。
 ルールの単純明快さは好印象だが,空中の挙動はややシビアだと思えた。また,敵が遠くに離れている状態だと探すのに苦労したので,この辺りはアップデートでうまく調整されることを期待したい。

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ほかの魔法少女の武器を使ったり,魔法で攻撃したりもできる。一定時間内に攻撃するとコンボとなり,「連祓」がどんどん加算されていく。巨大な敵を攻撃する際にはこの連祓が一気に溜まるのだが,これがなかなか気持ちいい
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可愛い,格好いい,頼れる魔法少女達がわんさか登場!


 新たな魔法少女が出現したら,コンタクトミッションへ。天音と魔法少女の会話が繰り広げられるアドベンチャーパートへと移る。魔法少女達は声優によるフルボイスでしゃべってくれるのだが,ご当地の「方言」がしっかりと活かされており,かなりの“こだわり”を感じた。
 実際にその県出身の声優がキャスティングされており,方言や言い回しなど,まさに“ご当地ゲームコンテンツ”といえる内容になっている。

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魔法少女達の性格もさまざま。内気な子,姉御肌な子,ご当地らしさが光る子など多種多様。自分の出身地の子をチェックしたりして,ぜひお気に入りの魔法少女を見つけていただきたい
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 また,登場する魔法少女の数はなんと47人! つまり47都道府県それぞれに魔法少女が設定されているので,「自分の出身県の子がいない……」と悲しくなることはないはず。天音や山田と魔法少女の掛け合いは,ときにコミカル,ときにシリアスに展開していくので,単純にアドベンチャーゲームとしても楽しめそうだ。
 なお,魔法少女に出会うとその魔法少女に「同調」することができ,アクションパートでの戦い方に変化が生まれる。同調した際は各魔法少女の武器の特性をしっかり把握し,戦いに活かそう。

ゲーム中に入手したお土産をプレゼントして,特定の魔法少女とより仲良くなることも
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アニメとリンクするストーリー。ゲームと一緒に楽しみたい


 本作は2014年4月から放送されるTVアニメ「魔法少女大戦」(公式サイト)と設定がリンクしているため,アニメとゲームを同時進行で楽しむことで,さらにこの世界観を探れるようになっている。魔法少女やマガツヒ,そして日本に隠された秘密を解くきっかけとして,どちらも楽しんでおきたいところだ。

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 本作の主題歌には,アニメと連動する形で livetune adding やのあんな の「オール・オーヴァー」が選ばれている。これは,ボカロPとしても高名な実力派であるlivetuneが,モデル出身のアーティストやのあんなとタッグを組んだユニットによる曲だ。

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 ここまで紹介してきたとおり,本作のゲーム自体はシンプルかつお手軽に遊べるものになっている。繰り返しアクションパートを遊ぶとやや単調に感じるきらいはあるが,逆にいえばアクションが苦手でも問題なく遊べるゲームに仕上がっているということだろう。レベルアップによる育成要素や同調する魔法少女,装備するアイテムによるカスタマイズ性などにも注目してみてほしい。

 とにかく登場するキャラクターは“ご当地魔法少女”というだけあって,いずれも個性的で,可愛い女の子が多い。まずは外見や出身県でお気に入りの魔法少女を見つけ,徹底的に愛でてみる……というのが正しい楽しみ方かもしれない。また,フルボイスということもあるので,声優からお気に入りの魔法少女を見つけるのも一興だろう。
 基本プレイ無料のゲームということもあり,プレイを始めるにあたってのハードルは非常に低いため,PlayStation Vitaを持っている人にとって要チェックの作品といえるだろう。また,3G回線を利用したプレイにはメリットが与えられるといった,さまざまな企画も予定されているとのことなので,今後のアップデート情報にも注目したい。

「魔法少女大戦 ZANBATSU」公式サイト

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