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カプコンとコーエー間の特許侵害訴訟,コーエー側が上告を決定。最高裁の判断を求める
この訴訟は,コーエーテクモゲームスが販売する「真・三國無双」「戦国無双」,および「零」の各シリーズについて,カプコンが2件の特許権侵害を訴えていたもの。9月11日に発表された知的財産高等裁判所の第二審判決では,この2件のうち1件(特許第3350773号=敵キャラクターなどの存在を振動で知らせる仕組みに関する技術)は棄却となり,残る1件(特許第3295771号=シリーズ化されたゲームソフトの作動時,前作をゲーム機に読み込ませることで,キャラクターなどが追加される仕組みに関する技術)についてコーエーテクモゲームス側に1億4384万3710円の支払いを課すものとなっていた(関連記事)。今回の上告は,これにコーエーテクモゲームス側が異を唱えた形となる。
コーエーテクモゲームス側の発表によれば,二審判決には「本件判決には法令解釈および適用の誤り」があり,「業界の健全な発展を妨げ、不当な権利行使に対しては、妥協することなく毅然とした対応をしてゆく」としている。
コーエーテクモホールディングス公式サイト内「上告及び上告受理申立に関するお知らせ」
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