騎士道を極めろ。スマホ向けアクション「Rival Knights〜最後の騎士〜」を紹介する「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」第589回

スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが，「じゃあ，どれが面白いの？」「そもそも，数が多すぎて好みのタイトルが探せない！」と思っている人も少なくないはず。　そんな問題を解決すべく，スタートした連載が「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで，スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして（ほぼ）毎日お届けする。

　本日の「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」では，中世ヨーロッパ風の騎士を操作し，一騎打ちで相手と対戦するアクションゲーム「Rival Knights〜最後の騎士〜」（iOS / Android）を紹介する。空いた時間にサクッと遊べる手軽さが特徴でありながら，重厚感のあるビジュアルの迫力と，一瞬の判断で勝敗が左右される緊張感が病みつきになる良作だ。

本作は基本プレイ無料のアプリ内課金制

iOS版「Rival Knights〜最後の騎士〜」ダウンロードページ

Android版「Rival Knights〜最後の騎士〜」ダウンロードページ

　プレイヤーは，1人の騎士となって，馬に乗り敵騎士との一騎打ちに挑む。勝利すればより強い騎士と戦えるので，勝利を重ねて最強の騎士を目指すのが本作の目的だ。また，単純に対戦を繰り返すだけではなく，主要人物との対戦前には会話があるなど，地味ながら，ストーリー要素が盛り込まれている。

ストーリーに沿って戦うだけでなく，期間限定のイベントも存在する

　メニュー画面からプレイをタップすると，マップ画面に移行する。そこで対戦相手を選択すると，さっそくバトル開始だ。試合の勝敗は，「スピード」「パワー」「ディフェンス」という3つの要素の合計点数で決まる。
　プレイヤーが行うことは，スタート時のダッシュ，馬が走っている間の操作，最後の槍アクションの3つだ。スタート時は，合図と同時に画面をタップすることができれば，スタートダッシュとなり，スピードの点数が加算。馬が走り出すと，画面にメーターが出現し，その横にある矢印が“緑色の部分”にきたタイミングでタップできれば，さらにスピードの点数が加算される。
　そして相手の騎士と接近すると，数秒間スローモーション演出が入る。このとき，相手騎士の弱点が白い丸で表示されるので，画面をスワイプして自分の槍の切っ先を白い丸の中に近づけよう。そして，スローモーションが解けた際，槍が白い丸に近ければ近いほどパワーに点数が加算されるのだ。


　基本的には，乗っている馬によってスピードが，装備しているランスの性能によってパワーが影響を受け，バトル中の操作で点数が算出される。ディフェンスの点数だけは，装備しているヘルムとアーマーの性能で算出されるため，試合中の操作は点数に影響されない。そして，バトル終了時に3つの要素のうち2つを相手より上回れば敵に槍がヒットして勝利。逆に点数が低ければ，敵の槍がこちらにヒットし敗北となる。


　本作では1度の勝負で「ロイヤルシール」を1枚消費するが，現実の7分経過で1枚補充されるという，いわゆるスタミナ制を採用している。
　ロイヤルシールは，さまざまなシーンで役に立つ「ジェム」（課金アイテム）で補充できるが，ジェムはゲーム内だとなかなか入手できない貴重なアイテム。しかも，ジェムとの交換でしか入手できない装備もあることも覚えておきたい。

勝負が終わると報酬として，新しい装備や馬などを購入に使えるコインがもらえる。ストーリーを進めると相手も良い装備を整えてくるので，アクションをいくら完璧にこなしても勝てなくなる。一流の騎士たるもの装備も一流でなくてはならないのだ

　最強の騎士を目指すストーリーモードに加え，ほかのプレイヤーとスコアを競い合い，ランキングに入賞できれば強力なアイテムが入手できるオンラインモードも用意されている。オンラインモードで獲得したコインはストーリーモードに持ち帰ることが可能となっている。


　相手を槍で突いた時のエフェクトや，倒された騎士が激しく飛ぶ姿など，演出にも力が入れられている本作。1対1の真剣勝負を手軽に楽しみたいという人は，さっそく騎士となり，最強を目指して勝負の日々に明け暮れてほしい。

著者紹介：オクムラワタル
　平成生まれのゲーム野郎。ファミコンとともに幼年期を過ごし，ゲームによって育てられた存在。ジャンルを問わずゲームを愛しており，FPSから恋愛シミューレーションまでなんでも遊ぶ。ちなみに説明書は読まない派である。

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