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印刷2021/11/09 13:19

プレイレポート

「レインボーシックス シージ」,Year6 シーズン4“High Calibre”の先行プレイ情報をお届け。新オペレーター“Thorn”をチェック

 Ubisoftは本日(2021年11月9日),同社が販売中のFPS「レインボーシックス シージ」PC / PS5 / Xbox Series X / PS4 / Xbox One)の,次期アップデートYear6 シーズン4「HIGH CALIBRE」の情報を公開した。今回は事前にテスト版に触れることができたので,その情報をお届けしたい。
 なお,テスト版でのプレイとなるため,実際に実装される時とは仕様が異なる可能性があるのでご了承いただきたい。

攻撃トラップを駆使する新オペレーター“THORN”


 まずは新オペレーターTHORNについて。11月4日にティザートレイラーが公開され,その存在は既に明らかになっているが,ガジェットや武装についての詳細をお伝えする。


・THRON
防衛側オペレーター
武器:UZK50Gi,M870
サブ武器:1911 TACOPS,C75 Auto
汎用型ガジェット:展開型シールド,有刺鉄線
固有ガジェット:レイザーブルームシェル(所持数3)

画像集#005のサムネイル/「レインボーシックス シージ」,Year6 シーズン4“High Calibre”の先行プレイ情報をお届け。新オペレーター“Thorn”をチェック

 新登場となるTHORNは防衛オペレーターとして追加され,新武器“UZK50Gi”と固有ガジェット“レイザーブルームシェル”を携えてレインボーに参加する。
 “UZK50Gi”は強力な.50口径弾を使用するサブマシンガンで,TACHANKAのDP27のように,オブジェクトへの破壊性能が高い特殊な性能を持っている。1発44ダメージ,連射速度は700という,防衛側のSMGとしては,やや低い連射速度を高威力で補っている。柔らかな反動で使いやすかった。

画像集#006のサムネイル/「レインボーシックス シージ」,Year6 シーズン4“High Calibre”の先行プレイ情報をお届け。新オペレーター“Thorn”をチェック

 “レイザーブルームシェル”は手投げ式で,壁や天井などのオブジェクトに接着し,感知範囲内に入った敵を検知すると,一定時間後に起動するトラップ式のガジェットとなっている。レイザーブルームシェルが起動すると,アラームとインジケーターで存在を感知し,起動地点から約3.5m程度まで,ほぼ確実にキルを取れる強烈な威力を持つ。その代償として「感知」から「起動」までにはタイムラグがあり,その時間で「範囲からの退避」や「ガジェット自体の破壊(銃撃などで破壊できる)」といった対応が可能だ。
 また,刃を飛ばして攻撃するガジェットのため,障害物を挟むとダメージを与えられず,展開型シールドも破壊されない。
 銃撃で破壊できるほか,TWITCHのショックドローン,IQのデバイス探知機,THATCHERのEMPグレネード,ZEROのアーガスランチャーなどが対抗策となる。


オペレーターの調整


・FINKA

 従来の能力に加え,自身がダウン状態となった際,アドレナリンサージを起動して自己蘇生が行えるようになるが,蘇生の有無にかかわらず,再発動までのクールタイムが増加する。筆者が計測したところクールタイムは約20秒だったので,効果時間の約10秒と合わせ「サージ効果の終了から約10秒後に発動可能」となるようだ。

説明文も「自分も含めたダウン状態のオペレーターを蘇生する」に変更されていた
画像集#009のサムネイル/「レインボーシックス シージ」,Year6 シーズン4“High Calibre”の先行プレイ情報をお届け。新オペレーター“Thorn”をチェック

 また,オペレーター個人ではなく,Year6 シーズン4では防衛側の“設置系カメラ”に大きな変更が加えられる。VALKYRIEのブラックアイ,MAESTROのイーヴィルアイ,各オペレーターの防弾カメラなどがステージ外に設置された場合,10秒で使用不可能になる(破壊はされない)仕様となるようだ。俗にプレイヤー間で「外カメ」と呼ばれるVALKYRIEのブラックアイを屋外に展開するプレイが行えなくなり,大きな戦術の見直しが求められる。

設置からカウントが始まり,0になると通信が途絶し使用不可能に。回収と再設置は行えるものの実際には難しいだろう
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マップの調整


 アウトバックがリワークされる。マップの雰囲気はほぼ変わらないが,従来と比較すると,入り組んでいる箇所がまとめられた印象だ。

テラスからのエントリーは1箇所のみとなり,ガレージもシンプルな構造となった
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新HUDの導入


 プレイヤーに対して各種情報を表示するHUDが一新された。先行体験会では「一目で分かりやすい」などの意見があった反面,「情報量が多い」「方位磁石(コンパス)が大きい」などの声もあり,実装後はある程度の慣れが必要そうだ。新HUDの導入に伴い,設定から情報量のカスタムが可能になった(サイズは変更できなかった)ので,従来のHUDに近づけることもできる。

画像集#007のサムネイル/「レインボーシックス シージ」,Year6 シーズン4“High Calibre”の先行プレイ情報をお届け。新オペレーター“Thorn”をチェック
くっきりとしたアイコンで表示が行われるようになった
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個別に切り替えが可能だ


オペレーターカード


 ラウンド開始前,キルされた場合などに表示されるオペレーター表示がカスタム可能となる。背景カラーのほか,エリートスキンを所持している場合は,そのポートレートも使用可能になるとのこと。

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