［TGS 2014］可愛い絵（かお）して容赦なかった。雪や氷の世界をテーマにしたスマホ向け新作ディフェンスゲーム「SNOW WORLD」を試遊

　東京ゲームショウ2014のインディーゲームブースにて，リンクキットの新作スマートフォン向けアプリ「SNOW WORLD」（iOS / Android）がプレイアブル出展されていた。

　本作は，雪国の平和を願う“雪だるま”となって，邪悪な皇帝ペンギン軍からの攻撃を防ぎ，撃退していくという内容のディフェンスゲームだ。

　この世界の雪だるまには，「スノークリスタル」が持つ不思議な力によって，生命が吹きこまれている。極寒の島に暮らす雪だるまとペンギン達は，共に王国を築き上げて平和に暮らしていた。しかし，邪悪な皇帝ペンギンがスノークリスタルを奪うべく，ペンギンとモンスターを引き連れて王国に攻め入ってきたのだ。

　……と，いまいち危機感のない導入ストーリーだが，そんな皇帝ペンギンの企みを阻止することがプレイヤーの目的となっている。



　バトルでは，敵のペンギンやモンスターが画面の右側から左側に向かってどんどん進んでくる。プレイヤーは，画面左側の城壁の上から「雪玉」を投げて，これらを撃破するのだ。

　敵は城壁にある門に向かって一直線に進んで，たどり着くと門を破壊しようと攻撃を開始する。門が攻撃されると画面中央下のHPが減り，これがゼロになるとゲームオーバーだ。タップしたところに雪玉を投げつける（というか撃つというレベルの威力）ので，門に近い敵から倒すのが攻略のコツだ……って，4Gamer読者のみなさんには言うまでもないか。


　試遊中にびっくりしたのは，敵の数が意外にも（？）多いことだ。敵は徐々に増えていくので，どう考えても雪玉だけでは対応しきれない。


　もちろん，敵への対抗手段は用意されている。画面の左下にある3つのアイコンで「スキル」，反対の右下にある3つのアイコンで「アイテム」が使用可能なのだ。スキルアイコンの数字は消費マナ（マナは戦闘中に少しずつ回復），アイテムアイコンの数字は残り個数（ドロップや購入で獲得）をそれぞれ表している。

　スキルは，味方軍のペンギン隊が敵の進軍経路を塞いだり，砲弾を落としたり，経路の外にヒットマン（スナイパーライフルで支援）を配置したりと，雪玉よりはるかに役立つ効果がある。

　一方のアイテムは，投げる雪玉の数を増やしたり，HP（門の耐久力）を回復させたりといった効果がある。これらを活用することが，攻略のカギとなるようだ。

屈強な兵士に，優秀なヒットマンと，とても平和に暮らしていたとは思えない王国軍。兵力差が圧倒的すぎて，文字どおり敵軍が壊滅した

　編成画面では，城壁の上から雪玉を投げるキャラクターを変更できる。キャラによって特殊効果が異なる（ただし初期の雪だるまは特殊効果ナシ）ので，周回/稼ぎプレイなら「スノードラゴン」，難しいステージに挑むなら「雪娘 シズキ」と，目的によって使い分けることも重要なポイントとなりそうだ。


　このほか「ソーシャル」も見どころだ。本作は，アプリの録画機能で撮影した映像を，ゲーム内からワンタップでYouTubeにアップできるという。


　なお，本作は9月24日よりGoogle Play / Windows Store / Amazonアプリストアにて配信される予定（App Storeは未定）で，現在，事前登録受付中だ。
　事前登録をすると，キャラクター「ペンギン」がプレゼントされる。興味を持った人はぜひチェックしてみてほしい。

「SNOW WORLD」の事前登録はこちらから

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