プレイレポート
ジュピターの「スマピク」は,タッチ操作と「お助け機能」で快適なプレイを実現したスマホ向けピクチャーロジックパズル。問題を無料で追加できるコードも掲載
このジャンルの有名どころと言えば「ピクロス」シリーズだが,今回紹介する「スマピク」を開発したのは,長年にわたり同シリーズを手がけてきたジュピターである。
代表作としては,古くは1995年に発売されたゲームボーイ向けの「マリオのピクロス」や,2013年の配信開始したスマートフォン向けの「PICTLOGICA FINAL FANTASY」(iOS / Android)などが挙げられるので,何かしらプレイしたことがある人は多いのではないだろうか。
本稿では,今回,スマートフォン向けに開発された「スマピク」の概要とプレイフィールを紹介していこう。なお,本作の問題を無料で追加できる「プレゼントコード」を本稿末に掲載しているので,ぜひ最後まで目を通してほしい。
「スマピク」公式サイト
iOS版「スマピク」ダウンロードページ
Android版「スマピク」ダウンロードページ
まずは“ピクチャーロジックパズル”をおさらい
最初に,ピクチャーロジックパズルのプレイ手順をあらためて説明しておこう。まず問題を選ぶと,上部および左部に数字が記され,マス目に区切られたフィールドが表示される。この数字は,フィールドの各列に対して塗りつぶすべきマスの数を示している。
たとえば5×5のマスで構成されるフィールドの場合,“5”と記された列はすべて塗りつぶしてOKということである。
列に対して数字が二つ以上記されている場合は,数字の並びと同じ順序で,それぞれの数だけマスを塗りつぶすことを意味している。たとえば“3 1”と記されていれば,3マス塗りつぶし,1マス以上空けて,さらに1マス塗りつぶすこととなる。ちなみに,数字が“0”の列は,最初からすべて“×”が付くことになる。
このように,記されたすべての数字に矛盾することなくマスを塗りつぶしていくと,最終的に隠されたイラストが現れ,めでたく問題クリア。文章で説明するとイメージを掴みにくい部分があるかもしれないが,「スマピク」のチュートリアルでは,実際にプレイしながらルールを確認できるようになっているのでご安心を。
スマートフォン/タブレットならではのタッチ操作を実現
「スマピク」の操作は,フィールドに表示されたカーソルと「鉛筆」「×」「消しゴム」の3つのボタンを使って行う。
カーソルは,画面をタッチしたまま上下左右の動かしたい方向にスライドさせるか,移動したいマスを直接タッチすると移動可能。さらにフリック操作で画面を弾けば,上下左右1マスだけ移動させることも可能だ。
カーソルを合わせたマスが空白なら,鉛筆ボタンで塗りつぶしたり,×ボタンで“×”を付けられる。なお“×”は,プレイ上,塗りつぶすべきでないマスを分かりやすくするための機能なので,人によってはまったく使わずにプレイできる。そして消しゴムボタンは,塗りつぶされていたり,“×”が付いていたりするマスを空白に戻すためのものである。
いずれのボタンも,タッチしてからスライドさせることで,その方向のマスに対して同じ動作を繰り返すことができる。このあたりは,スマートフォンのタッチスクリーンを活かした機能と言っていいだろう。
ストレスのないプレイを提供する「お助け機能」
「スマピク」の大きな特徴は,3つの「お助け機能」の存在である。まず「間違いの修正」をONにしておくと,間違ったマスを塗りつぶした場合には“×”を付けて指摘してくれる。
「ナビゲーション機能」では,マスの塗りつぶしや×を確定できる列を知らせてくれる「確定できる列を知らせる」と,数字に矛盾が生じている列を指摘する「矛盾している列を知らせる」が選択できる。
そして「ヒントルーレット」をONにしておくと,各問題のスタート時に縦横それぞれ1列だけ正解が示され,かなり有利にプレイを進められる。
もちろん,各項目ともON/OFFの設定が可能となっているので,プレイヤー各自の熟練度や好みに合わせて使い分けてほしい。
「お助け機能」の設定画面 |
「間違いの修正」機能をONにしておくと,間違ったマスを塗りつぶそうとした場合に“×”を付けてくれる |
「確定できる列を知らせる」機能をONにすると,正解列の数字の色が青くなる |
「ヒントルーレット」機能は,問題スタート時に縦横1列分の正解を教えてくれるというもの |
「スマピク」に最初から用意される問題は,「チュートリアルパック」と「無料パック」の2種類。無料パックでは通常の問題15問と,複数の問題をクリアして1枚のイラストを完成させる「デカピク」1問が提供される。
このほか,プレゼントコードの入力で3問ずつ追加される「プレゼントパック」,毎日1問ずつ配信される「流れ星パック」を無料で遊ぶことができる。
また有料ではあるが,追加パックが1パック100円で配信される。1パックあたりの内容は,通常問題15問,デカピク問題1問の予定となっている。
スクリーンショット内の「スマピク」は,1問で1枚のイラストを完成させる通常問題を指している |
もう一方の「デカピク」は,複数の問題を解いて大きなイラストを完成させる内容。1問だけ解いても何のイラストかは分からない |
「スマピク」は,ピクチャーロジックパズルをスマートフォンやタブレットのタッチ操作で快適に遊べるようチューニングされたタイトルだ。
個人的には,マスを連続して塗りつぶしていると,うっかり必要数をオーバーしてしまうことがちょくちょくあるので,その間違いを指摘してくれるサポート機能が非常に嬉しい。また正解が確定した列を教えてくれる機能も,塗りつぶしたり空白にしたりを何度も繰り返すストレスがなくなるので,ありがたいところ。
本作は,「ピクロス」シリーズを長らく手がけてきたジュピターならではのノウハウを詰め込んだ結果,ピクチャーロジックパズルの初心者から上級者まで幅広い層をカバーする仕上がりとなっていると言っていいのではないだろうか。
4Gamer読者向け「スマピク」プレゼントコード
メインメニュー画面で宇宙船のうしろにある球体をタップすると,プレゼントパックと流れ星パックの問題をプレイできる。プレゼントパックの画面上部にある「プレゼントコード」をタップし,以下のコードを入力すれば,問題が3問追加される。当然無料なので,ダウンロードしたらぜひ挑戦してみてほしい。
プレゼントコード:upss39vo
「スマピク」公式サイト
iOS版「スマピク」ダウンロードページ
Android版「スマピク」ダウンロードページ
(C)2014 Jupiter
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