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[JAEPO 2015]人気キッズ向けカードゲームが堂々復活。哀川 翔さんも太鼓判を押した「新甲虫王者ムシキング」ステージをレポート
ゲームの流れとしては,手持ちのカード(ない場合はレンタルできる)を筐体でスキャンして,じゃんけんを使ったバトルを繰り広げるというもの。相手の体力をゼロにすれば勝利という,旧・ムシキング(以下,旧作)と同様の分かりやすいルールで,誰でも簡単に理解できるよう配慮されている。ただし,旧作ではカードの排出→バトルをプレイの順であったが,本作ではバトルの後に,筐体に内蔵されたプリンターからプレイヤー独自のカードが排出される。
バトルは,「甲虫」と「昆虫」でチームを結成して戦う。カブトムシやクワガタといった甲虫は,技を繰り出して相手にダメージを与えるアタッカー。蝶やバッタ,セミといった昆虫はバトルにさまざまな効果を与えるサポート役となっている。バトルは前述したようにグー・チョキ・パーの3ボタンを使ったじゃんけんバトルとなっており,旧作同様いずれかひとつに甲虫ごとの必殺技が用意されている。ほかにも昆虫の効果によってさまざまな効果が付加されるので,単純な3すくみのバランスではなく,駆け引きがある点も旧作と同じだ。
バトルで戦ったムシが成長し,能力がアップしていくのも本作からの新要素。成長したムシ,あるいはバトル後に行う「ムシ捕りゲーム」で入手した新たなムシをカード化して排出でき,以後のプレイに引き継ぐことができる。
カードとは別に,プレイ回数に応じて払い出されるのが「Vガジェ」と呼ばれるミニ玩具だ。Vガジェを筐体にセットしてバトル中に発動すると,ムシが大幅にパワーアップ。さらに,Vガジェにはさまざまな種類が用意されるので,相手に合わせて使い分けたり,コレクションする楽しみもある。
現状の開発度は30%とのことで,今後変更になる部分もあるそうだ。しかし「ムシキング」の大きな看板を受け継ぐタイトルだけに,話題性はバツグン。稼働後は,全国各地でキャラバンや大会も予定されているという。旧作は累計カード発行枚数が4億9800万枚にも上り,大人も巻き込んだ大ブームを巻き起こしただけに,子供も大人も楽しめるタイトルとなるよう期待したいところだ。
また,本日(2月13日)セガブースのステージで行われた本作の紹介コーナーには,俳優の哀川 翔さんがゲストとして登場。大の虫好きとして知られる哀川さんだけに,当然ムシキングのことも知っていたそうで,お子さんがプレイしたあとのカードを自分がコレクションしていたエピソードを披露。さらに,実際にゲームにチャレンジすると,「じゃんけんは得意だからね」の言葉どおりに立て続けに勝利して相手のコクワガタを圧倒。「実際に虫を戦わせることもあるけど,それよりおもしろいね」とにこやかに語った。
「新甲虫王者ムシキング」公式サイト
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新甲虫王者ムシキング
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