「Gothic」シリーズのPiranha Bytesが，文明崩壊後の世界をテーマにしたオープンワールドRPG「ELEX」の制作を発表

　スウェーデンのパブリッシャであるNordic Gamesは，「Gothic」「Risen」シリーズで知られるドイツのデベロッパ，Piranha Bytesが開発する新作「ELEX」を，2016年末または2017年初めにリリースすると発表した。対応機種はPCおよびPlayStation 4，Xbox Oneが予定されている。

「ELEX」ティザーサイト

　ゲームの詳細については今のところ明らかにされていないものの，「ELEX」は文明崩壊後の世界を描いたオープンワールドのRPGになる予定で，Eclectic（取捨選択する），Lavish（豊富な）， Exhilarating（爽快な），Xenial（歓待する）という言葉の頭文字を合わせたタイトル名であるとのこと。

　“文明崩壊後の世界を舞台にしたRPG”と聞くと，「Fallout」シリーズが頭をよぎるが，1枚だけ公開されたアートワークには，鬱蒼と樹木が茂り，人々もそれなりに暮らしているような世界が描かれている。プレイヤーは，こうした世界を舞台に，ミュータントと戦いながら，個性的なキャラクターと出会い，その過程でさまざまなチョイスを行っていくということなので，選択によってストーリーも分岐するのかもしれない。

　「ELEX」については，8月にドイツで開催される予定のゲームイベントgamescom 2015でα版のデモが公開されるとのこと。果たしてどのようなゲームになるのか，続報を楽しみにしたいところだ。