ジェットコースターに特化した遊園地経営シム「RollerCoaster Tycoon 4 Mobile」を紹介する「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」第901回

スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが，「じゃあ，どれが面白いの？」「そもそも，数が多すぎて好みのタイトルが探せない！」と思っている人も少なくないはず。そんな問題を解決すべく，スタートした連載が「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで，スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして（ほぼ）毎日お届けする。

　本日の「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」では，自分だけの遊園地を作れる経営シミュレーションゲーム「RollerCoaster Tycoon」シリーズのスマートフォン版「RollerCoaster Tycoon 4 Mobile」（iOS / Android）を紹介しよう。
　ちなみに“RollerCoaster”とは，日本でいうところのジェットコースターを意味する言葉だ。ジェットコースターはゲーム内での看板アトラクションになっており，木製のものからカーボンを使ったハイテクなものまでさまざまなバリエーションが用意されている。

アプリの価格は無料。プレイをサポートする有料アイテムが多数用意されている

「RollerCoaster Tycoon 4 Mobile」公式サイト

「RollerCoaster Tycoon 4 Mobile」ダウンロードページ

「RollerCoaster Tycoon 4 Mobile」ダウンロードページ

　本作は，プレイヤーが遊園地の経営者となり，敷地内にさまざまなアトラクションを設置したり，ジェットコースターを開発したりしつつ，“世界一の遊園地”を目指すというシミュレーションゲームだ。
　ゲームが始まったら，アトラクションやショップを建設してプレイヤーのランクを上げていこう。ランクが上がれば，新たなアトラクションが少しずつアンロックされ，遊園地のデザインの幅が広がっていく。遊園地作りのポイントは，序盤のチュートリアルと，「バルーンスタンドを建てて子供を喜ばせよう」といった“目標”を参考にすればすぐに理解できるはず。目標を達成すれば報酬も得られるので，積極的に挑戦してみよう。

アトラクションは，観覧車やメリーゴーランドといった定番のものから“ロケットブラスト”“4Dシネマ”といった聞き慣れないものまで，さまざまなタイプが用意されている

　遊園地にはアトラクションやショップだけでなく，外灯や植木，歩道といったオブジェクトも設置できる。来場者は歩道がない場所でもお構いなしに通行するが，見た目にこだわるなら歩道を敷きつつ，それに沿う形でアトラクションやオブジェクトを建設していくといいだろう。
　また，プレイヤーのランクが一定値に到達すると，各アトラクションに“待ち行列”を作れるようになる。設置にはある程度のスペースが必要になるが，これがあると客が自動的に並ぶようになり，遊園地がグッと賑やかになるのだ。

吹き出しが表示されている客は，遊園地に対してなにか訴えたいことがある。タップして確認してみよう

　遊園地の経営も面白いが，本作最大の楽しみは何と言っても「ジェットコースターの設計」だ。思い通りのものを作るには少々慣れが必要だが，レールをタップして「上昇」「下降」「左右旋回」させることで，コースに傾斜をつけたり曲げたりできるのだ。ゲームが進むと「一回転ループ」「コークスクリュー」といった特殊な形状をしたレールも選択できるようになり，かなり凝ったものを作れるようになる。


　本作はスマホ向けながら，本格的な経営シミュレーションゲームに仕上がっているので，興味のある人はぜひプレイしてもらいたい。

アトラクションが稼働してしばらく経つとレンチマークが表示される。これはメンテナンスが必要なことを示しているので，すぐに対応しよう

著者紹介：トリスター/目代将規
　ゲームやアニメの書籍企画，編集，シナリオライティングや広告制作なども手がける編集プロダクション「トリスター」所属。スマートフォンならではのゲームや，一瞬で遊べてしまうゆるいゲームが大好物。好きなゲームのジャンルはRPGとアドベンチャー。“モンハン”好き。

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