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Nianticの新たな開発チーム,Tokyo Studioが発足。プレスラウンドテーブルで語られた,その意図とは
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Nianticは,もともとGoogleの社内スタートアップであるNiantic Labsとして2010年に発足し,2015年に独立した。同社はGoogle時代から一貫して,「Adventures on foot」(自分の足で歩いて冒険する)というミッションのもと,「Ingress」(iOS / Android)や「ポケモンGO」(正式名称はPokémon GO,iOS / Android)など,位置情報を活用したスマートフォンゲームを開発している。現在は「ハリー・ポッター」シリーズのゲーム「Harry Potter: Wizards Unite(邦題未定)」の開発が進められていることは,ご存じの人も多いだろう(関連記事)。
Nianticでは,位置情報ゲームのベースとなるARプラットフォーム「Niantic Real World Platform」の開発にも取り組んでいる。本プラットフォームの研究開発が進めば,複数のプレイヤーが空間を共有してリアルタイムで撃ち合うゲームや,画面に表示されたオブジェクトの奥行きを判定し,ピカチュウが椅子の上に乗ったり,テーブルの下に隠れたりといった描画が実現可能になるという。
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また同社の日本法人であるNiantic Japanは,「Ingress」や「ポケモンGO」のユーザーサポートやパートナー企業のサポート,イベントの企画運営などを手がけている。
そしてこのたび,Niantic Japanは新たにTokyo Studioを設立し,実際にゲーム開発に取り組む。その目的は,「既存のものとは異なる新しいARゲームや位置情報ゲームを,『Niantic Real World Platform』上で開発すること」。現在は試作段階であり,新たなIPを創出するだけでなく,「ポケモンGO」のようにパートナー企業のIPを使うといったことも視野に入れているという。
野村氏は,「Tokyo Studioで開発したゲームを通じて,Nianticのミッションにあるように少しでも皆さんを外に連れ出し,世の中に貢献していきたい」「開発は日本国内だが,作るゲームはグローバル基準。世界に向けてインパクトを与えるプロダクト作りを目指す」と意気込みを見せていた。
「Niantic」公式サイト
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(C)2017 Niantic, Inc. (C)2017 Pokémon. (C)1995-2017 Nintendo/Creatures Inc. /GAME FREAK inc.
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(C)2012-2018 Niantic, Inc.
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