コンサート会場の臨場感そのままにプレイできるHarmonixのVR専用リズムゲーム，「Rock Band VR」が2017年3月23日にリリース

　Harmonix Music Systemsは，Oculus VRの「Rift」向けに開発を進めていたVR専用のリズムゲーム「Rock Band VR」を2017年3月23日にリリースすると発表し，最新トレイラーを公開した。

「Rock Band VR」公式サイト

　2005年にRed Octaneからリリースされた「Guitar Hero」，そしてElectronic Artsから2007年に発売された「Rock Band」シリーズなど，かつて旋風を巻き起こしたギター型コントローラを使うリズムゲームのデベロッパとして知られるHarmonix。その最新作は，VR対応のヘッドマウントディスプレイ「Rift」を使ったVR専用タイトルとして，2015年に制作が発表されて以来，これまで開発が続けられてきた。
　PlayStation 4もしくはXbox One向けのギターコントローラに，「Oculus Touch」を取り付けてプレイするというスタイルで，音符に忠実に演奏するだけでなく，自由なアドリブで会場を埋めた観衆をさらに沸かせることもできるという。PlayStation 4版のコントローラはBluetoothで，またXbox One版は専用のワイヤレスアダプターを介してPCと接続する仕組みになっている。


　フィーチャーされる楽曲は，エアロスミスの「Walk This Way」やパラモアの「Ain’t It Fun」，ザ・キラーズの「When You Were Young」など，50曲以上が用意される予定で，北米のAmazonではゲーム本編とコントローラのバンドルパックの予約受付が始まっている。今のところ日本語化される予定はないようだが，まるで本当にコンサート会場に立っているような臨場感は，多くのゲーマーにアピールしそうだ。