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「QMA JAPAN TOUR 2016 賢神降臨」の初戦が開幕。KONAMI公認「賢竜杯 第2回ウェアハウスカップ」レポート
同イベントは,プレイヤーや各店舗など,コミュニティ主導で行われるQMAの大会を,KONAMI側が公式認定するもの。各大会での入賞者にはポイントが付与され,その上位者が2017年2月に行われるグランドスラム大会に招待される。1年を通して行われる,いわゆるツアー型の大会イベントで,その記念すべき最初の大会となったのが,この日行われた「第2回ウェアハウスカップ」だ。
コミュニティ大会の中でもとくに知名度の高い「賢竜杯(けんりゅうはい)」の特別大会という位置づけで,会場は多くの参加者で賑わいを見せていた。本稿ではその会場の模様をお届けするとともに,現地に駆けつけた本作のプロデューサー・石原明広氏のコメントをお届けする。
「QMA JAPAN TOUR 2016 賢神降臨」公式サイト
「クイズマジックアカデミー トーキョーグリモワール」公式サイト
賢竜杯へのシード権を求め,110名のプレイヤーが集結
会場となったのは,神奈川県のウェアハウス川崎。この店舗は普段からQMAを数多く設置する,ファンにはよく知られた店舗ということもあり,過去にも賢竜杯関連の大会が行われた経緯がある。ウェアハウスカップの名前では2回目の開催となった今回は,4階の卓球場に合計12台のQMA筐体を導入しての進行となった。
また,この大会は2017年1月に行われる本戦「賢竜杯−彩【XI】」の予備選も兼ねており,そのシード権を賭けて110名のプレイヤーが参加。各試合は店内対戦モードを使って,トップを取ったプレイヤーが次の試合へと進める方式だ。準決勝までに8名まで絞られたプレイヤーのうち,上位4名が本戦のシード権を獲得し,決勝で順位を決める流れとなった。
ゲーム画面には今回のウェアハウスカップの表示が。右下には「5大大会」に認定された7月開催の「東北杯」の告知も見える |
上画面にはQMA JAPAN TOUR 2016のスケジュールが表示されていた |
大会は終始和やかなムードで進行したが,それでも会場スクリーンにて中継された画面を見ると,特定のジャンルに関わらず正解を連続していくプレイヤーの知識量には驚かされる。とくに上位へと進んでいるプレイヤーの画面は見応えがあり,観戦者も大いに楽しめたのではないだろうか。
結果,110名の中から優勝の座を勝ち取ったのはチョーネンテン選手。決勝ではなんと2位のレオ選手に40点以上の差を付けての298.10点で勝利を飾った。チョーネンテン選手,レオ選手,アオイ選手,カムカム選手の4人には,本戦のシード権とともに,KONAMIから特製のイラスト入りカードが贈られた。
プロデューサーの石原明広氏によれば,この「QMA JAPAN TOUR 2016 賢神降臨」は,2015年だけでも140回以上行われていたコミュニティ主導の大会に対して,KONAMI側から関与していなかったことに疑問を抱き,2016年度より主要な大会を公式認定することで,サポートするものだという。
「すでに完成しているQMAのコミュニティやカルチャーを,僕らが干渉することで壊してしまわないよう,『応援』という形でサポートさせていただくことになりました」とのことで,告知用ポスターや賞品の提供など,メーカー側ができることで協力する体制を整えていくと語っていた。また今回は間に合わなかったが,多くのプレイヤーに参加してもらうため,入賞者への賞品として,独自の称号や通り名なども用意していくそうだ。
石原氏自身,昨年より大きな大会には積極的に駆けつけ,その様子を視察していたとのこと。「オフ会にも近い予選時の和やかな雰囲気と,決勝戦に近づくにつれてピリッとした空気が漂ってくる,その空気感の対比は,こうしたユーザー大会ならでは」と,QMA大会の面白さを語っていた。
2017年2月のグランドスラム大会では,「プレイヤーの皆さんと一体感を持ってゴールして,次につながる盛り上がりを作りたい」とのこと。選手だけでなく,観戦者も楽しめる大会を目指し,グランドスラム大会ではトッププレイヤー同士の対戦だけで終わらない演出も考えているそうである。
公認大会は6月以降も全国各地で開催されるので,本作のプレイヤーで腕に覚えがある人は,公式サイトのスケジュールを確認のうえ,近隣店舗の大会に足を運んでみよう。
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