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ナツメとEs,恋人にするならどっち? 森Pと声優陣が語るシリーズ完結編「BLAZBLUE CENTRALFICTION」,発売記念イベントレポート(おまけ付き)
イベントではアークシステムワークスの開発スタッフと本作で対戦できる「小澤軍団チャレンジ」や,さまざまな賞品が当たる「発売記念抽選会」などが行われたほか,同作のプロデューサーである森 利道氏,ノエル・ヴァーミリオン役を演じた近藤佳奈子さん,Es役を演じた野村真悠華さんが登場するトークショーを開催。本稿ではこのトークショーの模様を中心に,イベントレポートをお届けしていこう。
「BLAZBLUE CENTRALFICTION」公式サイト
ナツメとEs,恋人にするならどっち?
同日19時から開催されたトークショーには,「BLAZBLUE CENTRALFICTION」を購入した人の中から先着で選ばれた100名が参加。会場を埋めたファン達は,近藤さんと野村さん,そして森氏が登壇すると大きな拍手で出迎えた。
まず行われたのは,事前に会場の観客から募集した質問に答えるというコーナーだ。「BLAZBLUE」シリーズを作ったきっかけや,「BLAZBLUE CENTRALFICTION」でシリーズが完結したことへの感想を尋ねられた森氏は,「作り始めた時は,頑張って良いものを作ろうと思っていました。これまで長かったなぁという気持ちもありますが,振り返ってみれば瞬くような時間でした。これを機に次の作品に向かって頑張っていければと思います」とコメント。
「新しい格闘ゲーム作品を作るとすれば,どのようなものになるか」という質問に対しては,「『BLAZBLUE』を最初に始めた時は,それまでの普通の2D対戦格闘ゲームにはなかった要素を取り入れていました。当初は批判も受けましたが,ここまで皆さんに支えられているコンテンツになりました。もし新しい格闘ゲームを作るとすれば,やはり今ある固定概念のようなものを,どこかで崩したゲームにしたい」と次回作への熱意を滲ませた。
「BLAZBLUE CENTRALFICTION」からの追加キャラクターに関する質問も多く寄せられた。追加キャラクターの1人である「マイ=ナツメ」は,漫画「ブレイブルー リミックスハート」および「ブレイブルー ヴァリアブルハート」の主人公でもある。近藤さんが演じる「ノエル・ヴァーミリオン」との関係性も強く,近藤さんは「見た目が可愛いですね。むしろノエルの仲間達の中で一番女の子っぽいんじゃないかと思いました」と,キャラクターへの率直な印象を語った。
同じく追加キャラクターの「Es」は,アドベンチャーゲームである「XBLAZE」シリーズからの参戦となるキャラクター。初めて格闘ゲームの収録をしたという野村さんは,「『XBLAZE』では技名などを言うことがなかったので,そのあたりをカッコよく決められるように頑張りました」と述べた。
続いて行われたのは「5文字クイズ」。「BLAZBLUE」に関するクイズが出題され,その答えとなる5文字を5人で1文字ずつ回答するというコーナーだ。近藤さんと野村さんが選んだ会場の観客2名を加えた5人でクイズに挑戦した。参加した人にはノベルティがプレゼントされることもあり,多くの人がクイズへの参加を希望。クイズでは珍回答が続出し,大きな盛り上がりを見せた。
次のコーナーは「森Pチャレンジ」。観客から「ノエル親衛隊」と「Es親衛隊」を1人ずつ選び,「BLAZBLUE CENTRALFICTION」で森氏と対戦するというコーナーだ。
観客から選ばれた2名の親衛隊のプレイヤーは,それぞれ「ノエル・ヴァーミリオン」と「Es」を使用。近藤さんや野村さんからの応援を受けながら,「ナオト=クロガネ」を操る森氏に挑戦した。
イベントの最後には,野村さんと近藤さんからメッセージが送られた。また,その後のコーナーでは森氏からのコメントも用意されていたので,合わせてお伝えすることで,本稿の締めくくりとしたい。
野村真悠華さん:
やっと発売日です。今までEsは試遊でしかお見せできませんでしたが,今日からは皆さんも使えるようになると思います。ぜひEs使いになっていただいて,そして一緒に森さんを倒しましょう(笑)。
近藤佳奈子さん:
「BLAZBLUE CENTRALFICTION」の発売おめでとうございます。「BLAZBLUE」シリーズは,最初の作品から長年関わらせていただきました。今回でシリーズが最後ということで寂しい気持ちもありますが,ノエルの,そして「BLAZBLUE」のキャラクター達の最後の物語をぜひ皆さんの目で,最後まで確かめていただければと思います。最後まで,末永く「BLAZBLUE」で遊んでください。
森 利道氏:
「BLAZBLUE CENTRALFICTION」は,できるだけ長い間,遊んでもらおうと思って制作しました。僕達としても「ロビー」機能などを使ってイベントをやろうと考えています。調整などを行う可能性もありますが,まずは現行のままで遊んでいただこうかと思っています。ゲームをやりこんでいくと,ユーザーの方々にも新しい攻略方法や戦い方が見えてくるものだと僕は考えています。しかし皆さんがやりこむ前に,あの技が強いから,あるいは弱いからと簡単に調整を入れてしまうのは違うのではないか,と思う部分もある。プレイヤーとしては納得いかないことがあるのも重々承知していますが,できるだけ今の形で遊んでいただきたいですね。
その代わりとして,本作は長く遊べる作品にすべく,本作を使った全国大会なども考えています。ぜひ,本作をやりこんでいただければ嬉しいです。よろしくお願いします。
おまけ
今回のイベントとは直接関係がないのだが,Es役の野村真悠華さんは,東京ゲームショウ2016のアークシステムワークスブースのステージにも登場し,Esのコスプレ姿を披露していた。実はもっと早く掲載したかったのだが,タイミングを逸してしまったので,ここに合わせて掲載しておく。衣装といい立ち振る舞いといい,カンペキです。
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