プレイレポート
少女達の日常と非日常を透明感あふれるグラフィックスで描いた「BLUE REFLECTION 幻に舞う少女の剣」のプレイレポートを掲載
「BLUE REFLECTION 幻に舞う少女の剣」公式サイト
仲間との交流を通じて絆を深める日常パート
本作は,星ノ宮女子高等学校に通う少女,白井日菜子を主人公に,さまざまな生徒達との交流を通じて絆を深めていく学園での日常生活を送りながら,「リフレクター」と呼ばれる能力者として,異世界の探索や,現実世界に侵入してくる謎の巨大生物「原種」との戦いを繰り広げるRPGだ。
かつては将来を期待されたバレエダンサーだったが,足の怪我の後遺症のために踊ることができなくなり,精神的なショックから心を閉ざしていた日菜子。しかし,不思議な姉妹,司城夕月,司城来夢との出会いによって,自分が特別な能力をもたらされた存在であることを知る。
そして2人から,すべての原種を倒せば願いを1つだけ叶えられると聞かされた日菜子は,大好きなバレエをもう一度踊れるようになるため,非日常の戦いに身を投じていく……。
学園での日常パートは,朝,登校するところなどからスタート。学校では,授業中や昼休みなどに特別なイベントが発生することがあり,新しい生徒との出会いや交流が待っている。
放課後は基本的に自由時間となっており,校内を探索して,仲間になった生徒に話しかけることで「交流値」を上げたりできる。交流値は仲間との絆の強さを表しており,値が高いほど,原種との戦いでサポートが得やすくなる。また,仲間に話しかけた際,お出かけに誘うとデートイベントとなり,ランダムでさまざまな場所に出かけられる。
校内を歩いていると,悩みを抱えた生徒に出会うこともある。そうした悩みを解決していくことも,本作における大事な要素の1つだ。悩みの解決は「ミッション」の形で受けられ,これをクリアすることで得られる「評価ポイント」が一定に達することでストーリーが進行していく。
これらを終えて帰宅したら,自室で翌日の準備をしたり,お風呂に入ってのんびりしたりして過ごす。このとき,どの選択肢を選んだかによって翌日のイベントが変化し,それによって日菜子の能力がアップすることもある。そして次の日は,またいつもどおりに学校に通うというのが,日菜子の一日のサイクルだ。
異世界で繰り広げる冒険。そして「原種」との戦い
異世界は人の集合的無意識によって生み出された場所で,ここへは主に学園生活で受けたミッションをこなすために来ることになる。異世界には悩みを抱えた生徒の想いの欠片「エーテルフラグメント」(通称,フラグメント)があり,それを狙う魔物も存在している。この魔物を倒し,フラグメントを守ることが,生徒の悩みを解決することにつながるのだ。
フィールド上を徘徊している敵シンボルに接触すると,バトルに突入。戦いは,画面上部にあるタイムライン上を移動するアイコンが中央に来たキャラクターから順に行動していく,ターン制のコマンドバトルで進行する。戦闘中はMPを消費してさまざまなスキルを使用でき,「エーテルチャージ」コマンドでMPの回復が行える。
エーテルチャージを行うとMPが回復するだけでなく,画面左下の「エーテルゲージ」が上昇する。このゲージを一定量消費することで,1回の行動で連続してスキルを放てる「オーバードライブ」が発動できる仕組みだ。また,エーテルゲージは味方全員のHPやMPを回復する「リカバリー」や,ダメージを軽減する「ガード」などのアクティブコマンドに使うこともできるので,使いどころを見極めて戦いを有利に進めよう。
さらにストーリーが進むと,現実世界で原種とのバトルが発生することがあり,この戦いでは仲間になった生徒からのサポートを受けられる。原種との戦いは,いわばボス戦にあたり,戦闘直前にチーム編成を行って,パーティメンバーの誰に,どの仲間をサポーターとして付けるかを決めることになる。サポートの効果は仲間によって異なり,戦闘中に表示されるコマンドを入力することで,仲間のスキルを使用できる。
画面からあふれ出るフェティシズム!
ところで,古くからの言い伝えによれば,リアルの女子校は決して我々ピュアボーイズが夢見る少女達の秘密の花園などではなく,想像を遥か斜め上に超えた修羅の国だという。「女子校の理想と現実」みたいなイラストも,ネット上でよく見かける。うう,イヤだ。信じたくない……。
しかし,星ノ宮女子高等学校ではすべてがまぶしく透きとおり,キラキラと輝いている。そして,岸田メル氏自ら監修したというキャラクターモデルはもちろん,教室や廊下に差し込む光の加減から,1つ1つのカメラアングルに至るまで,画面のそこら中から,これでもかと言わんばかりのフェティシズムがあふれ出ている。本作最大の魅力は,まさにここにある。
というわけで,最後に筆者が感じたフェチポイントを紹介したい。同志諸君,我々はついに目指していたシャングリラにたどり着いた。駆け足の“きれい”はここにあったんだ!
●あれもこれも揺れる
●いつでもローアングル
●控えめなチラリズム
●濡れてすけすけ
●制服の白さがまぶしい
「BLUE REFLECTION 幻に舞う少女の剣」公式サイト
※掲載している画面写真は,PlayStation 4で開発中のものです
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BLUE REFLECTION 幻に舞う少女の剣
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