強化外骨格で戦うメレーアクションRPG「The Surge」が本日リリース

　Focus Home Interactiveは，ドイツのDeck 13 Interactiveが開発したアクションRPG「The Surge」（PC/PlayStation 4/Xbox One）を北米時間の2017年5月16日にリリースした。

Steam「The Surge」プロダクトページ

　2014年にCity Interactiveから発売された「Lord of the Fallen」で，ハードなメレーアクションというゲーム性には一定の評価を得ているDeck 13 Interactive。彼らの新作「The Surge」は，ロボット工学やバイオテクノロジー分野で市場を支配する巨大企業，CREOの研究所内部を舞台にした作品だ。主人公のウォーレンは以前の仕事で下半身不随となって車椅子による生活を余儀なくされていたが，CREOに警備員として採用され，同社の技術を使った強化外骨格によって，再び歩行が可能になる。


　そんなウォーレンに託された仕事は，脳神経やAIに損傷をきたした同僚やドローン，工業用ロボットの暴走を食い止めるというもので，彼は何度も倒されながら，集めたパーツやモジュールで自らの強化外骨格に改造を施し，能力を高めて対抗していく。アップグレードには，スピードにフォーカスしたテクニシャンと，スピードはないがパワーが強いブルートの2タイプが基本になるという。


　敵は，ウォーレンと同じく強化外骨格を装着した人間のほか，浮遊型のドローン，作業用の人型ロボット，巨大な工業用マシーンなどさまざまだ。特徴的なのは，相手の弱点を見つけ出して，そこを集中的に攻撃するというゲームシステムで，それぞれの攻撃方法によって異なるフィニッシュムーブが繰り出せるほか，敵がドロップするアイテムも異なってくる。
　慣れない相手の動きを見きわめるのは容易ではないが，何度もチャレンジして，自分に合った武器や攻撃方法を探し求めるというプレイが楽しめそうだ。