広告企画
【PR】目指せ戦力100万! 「大戦艦〜海の覇者」で,微課金戦力をもってサーバー上位を目指す(限定アイテムもあるよ)
さて,つい先日(2017年3月16日)正式サービスが始まった「大戦艦〜海の覇者」(iOS / Android,以下,大戦艦)だが,この手のゲームを遊んだことがある人であれば「どうせ超絶廃課金じゃないとロクに楽しめないんでしょ」と思うことだろう。筆者もそうだったし,実際にサーバーのTop3あたりを目指すのであれば,さすがに廃課金モードじゃないとたどり着けないであろうことは事実だ。
しかし世の中,そんな猛者はそこまで多くないし,ちょっとした課金で強くなれるなら,それでいい。ちょっとだけお金を遣って,ちょっとだけ人より強くなって,ギルドに入ってわいわい楽しくできるならそれでいいじゃない。「いいじゃない」とはいっても,やはりそれなりに強くなってないと面白くないし,面白くないとモチベーションも続かない。何をやってもやられてばかりじゃつまんないですよねえ。
そんなわけで今回は,「微課金で戦力100万を目指す」ためのコツを伝授しよう。「戦力100万」と言われてもピンと来ないと思うが,オープンして間もないサーバーで,比較的上のほうのランクでわいわい楽しく遊ぶくらいのレベルを想定している。そんなに毎日ガチャを回さなくても,十分強くなれるのだ。
とはいえ,100万を超えて200万,250万という戦力を持とうと思ったら,課金という道に進むよりほかない。筆者自身が黙々とプレイしてみた感じ,船も将官もSSで揃えないとちょっと200万には届かないし,それ以上を目指すのであれば,軍艦・将官共にSSSクラスが必須だろう。
しかし幸か不幸か大戦艦は,ガチャの絞り方がゆるい。有料ガチャには2段階あるのだが,安いほうのガチャでも10連でオレンジ艦が2隻出たりするし,高いほうに至っては10連で一度に4隻のオレンジ艦が出ることもある。
例えば3200円でダイヤが1680個入手できるので,ダイヤ1個あたりざっくり1.9円。大戦艦はダイヤキャンペーンもかなり太っ腹で,同じ値段で3倍の5040個入手できるキャンペーンなどもあるので,それを使えば1個あたり約0.6円だ。安いほうの10連は通常時のダイヤ800個なので1520円,高いほうの10連はダイヤ2500個なので4750円で,そこまでえげつない料金設定でもない。キャンペーンを併用するとそれぞれ480円,1500円となって,こうなるともはや“良心的”ともいえる部類に入る(言い過ぎ)。
そんなわけでオススメは,通常時はあまりダイヤを使わず溜めておいて,キャンペーンに入ったら買い増しをして,ここぞというときに一気に放出する方法だ。3倍キャンペーンレベルのものはさすがにそうそうないが,15%増などはしょっちゅうある。コンビニなどでよくやっているiTunesカード/Google Playカードのポイントバックキャンペーンなどを併用すればもっと安く済むし,どうせお金を遣うにしても,賢くいきたい。
「大戦艦〜海の覇者」ダウンロードページ
「大戦艦〜海の覇者」ダウンロードページ
(0)微課金で最も効率がいいのは「オイル」だ
さて,微課金で100万戦力を目指すためにまず重要なのはこれ。最初からオレンジ艦で染めた大艦隊を作るのであればいきなり高級ガチャを回し続ければいいだけだが,そんな人はごく一部。じゃあ何に使うのが一番効率がいいのかというと,オイルだ。
オイルは,通常クエスト(戦役)や,経験値本やスキル本がもらえるクエスト(軍事演習),戦役でもらえる金貨などを増やす効果のあるクエスト(栄光の大海戦)などで使う,いわゆる“スタミナ”だ。「スタミナ課金かよ!」と思うかもしれないが,大海戦においてはこの通常クエストの報酬がバカにならない。
ガチャを引くための建造許可証や,将官そのものや将官のカケラ(オレンジ将官のかけらさえ手に入る),船,スキル本など,さまざまなものが結構な頻度で入手できる。将官は,もし使わない人でも“退役”させてカケラにして,自分が欲しい将官を作り出すための素材にできるし,船は船で“解体”して軍艦パーツにできる。大戦艦においては,類似の他作品と違って船はカケラから作ることはできないのだが,船のランクアップのときに必要なこの軍艦パーツが肝だ。ゲームを進めていくとほぼ間違いなく枯渇して不足する要素なので,どれだけあっても困ることはない。
どれだけ有料ガチャを引いて,強い船を揃えたところで,ランクアップできなければ使い物にならないのだが,軍艦パーツが足りなくてランクアップできないということが,この先当たり前に起こるのだ。挙げ句,解体して分解パーツを作り出すために有料ガチャを引くというよく分からない状況にさえ陥るので(←筆者のことだ),ゲーム序盤から黙々と作り続けて地道に溜めておこう。
そして当たり前だが,戦役では経験値も得られる。経験値は,指揮官(キャラクター本人)の経験値となり,指揮官のレベルアップに貢献する。指揮官がレベルアップしたからといって直接艦隊が強くなるわけではないのだが,指揮官のレベルは船の最大レベルと将官の最大レベルとイコールだ。指揮官がLv10のままだと,どんなに強い船と将官を持っていてもLv10までしか上がらないし,指揮官がLv100であれば,どんなに弱い船と将官でもLv100の強さになる。とても重要な要素なのだ。
それら,強くなるためのさまざまな効果を一気に得られる「オイル」は,とても重要なアイテムだ。微課金でお金を効率的に使うのであれば,まずはオイルに投資しておきたい。目に見える効果がないので忘れがちだが,その“実入り”はとても多い。開始当初は有料ガチャをガンガン回すべきではないし,ましてやSSSガチャなんか回しちゃダメだ。序盤〜中盤までは宝の持ち腐れでしかない。
(1)オレンジ艦のことはとりあえず忘れよう
SやSS,SSSといった,大戦艦で強力な戦闘力を与えられている通称「オレンジ艦」だが,これらのことは基本的に忘れよう。なくても100万には届く。
ふんだんな“ご予算”があれば,そりゃもう毎日のようにガチャを回していればいいのだが,そんなわけにもいかないだろう。必ずどのサーバーにも何人かは「おいおい,いくら使う気なんだ」というくらいガチャを回す人がいるが(特に中国系アプリは全体メッセージでそれが流れるのですぐ分かる),そういう人に追いつこうなどと思ってはいけない。
で,なぜ忘れていいのかというと,オレンジ艦は数を集めるのが大変なので,基本的に「ランクアップに難アリ」だからだ。大戦艦は,それぞれの軍艦がランクVまで用意されており,ランクアップのたびに戦闘力が上がって新しい能力も開花するのだが,オレンジ艦ではこのランク上げ作業がとても大変だ。
ランク0のオレンジ艦より,ランクIIの紫艦(カードゲームで言うならR[レア]くらい)のほうが強いわけで,しかも紫艦はオレンジ艦よりはるかに容易に集まる。「ネルソンの,あの前方にすべて砲塔が寄った美しい姿を眺めたいのだ」というマニアックな人でない限り,オレンジ艦のことはさっさと忘れよう。
下に,それぞれのクラス(緑,青,紫,オレンジ)の戦艦から1隻を選んで,ランクごとの強さの数値を表にしてみた(目で見て書き出したものなので間違えてたらごめんなさい)。もちろんLv1時点での比較だし,ここに,将官や塗装機能による上乗せ分が乗ってくるし,そもそも船によって強さに差はあるので「これをもって正解」というわけではないが,下のランクの船でも重ねれば相当強くなることが分かる。
Cクラス(緑)をランクVまで重ねれば,Bクラス(青)のランクIIIより強いことが分かるし,BクラスをランクVまで重ねれば,Aクラス(紫)のランクIVより強いことが分かる。同じように,AクラスをランクIVまで重ねれば,Sクラス(オレンジ)のランクIIより(場合によってはランクIIIより)強いことが分かる。そしてAランクのランクVともなると,SSのランクIVやSSSのランクIIIレベルに強いことも分かる(と同時に,SSやSSSをランクVまで上げられれば相当に強いこともよく分かる)。
「それくらいの差しかないのか……」と思うかもしれないが,ランクIをIIにするには2隻,IIをIIIにするには3隻,IIIをIVにするには4隻が必要で,つまりオレンジ艦をランクIIIにしようと思ったら,1+1(ランクI)+2(ランクII)+3(ランクIII)で合計7隻が必要になる。つまり船をランクVにするには,1+1+2+3+4+5で合計16隻が必要になるわけだ。SやSSともなると,有料ガチャをバリバリ回してもポンポンと同じものが出るものではないので,オレンジ艦をランクVにしようと思ったらそれなりの出費が必要なわけで,このランク差は大きい。
まずはオレンジ艦の存在は忘れて,運良く数隻を入手できたとしてもしばらくは肥やしにするくらいの気持ちで,青,できれば紫あたりの軍艦を確実に重ねて育てていこう。そのほうが圧倒的に早く,強くなれる。
■妙高型(C:緑)
素 | I | II | III | IV | V | |
---|---|---|---|---|---|---|
HP | 4201 | 5042 | 6092 | 7142 | 8612 | 10503 |
攻撃 | 388 | 474 | 573 | 672 | 810 | 984 |
索敵 | 1155 | 1213 | 1271 | 1329 | 1386 | 1444 |
秒間ダメージ | 130 | 167 | 213 | 264 | 338 | 439 |
攻撃間隔 | 2.99s | 2.84s | 2.69s | 2.54s | 2.39s | 2.24s |
艦砲防御 | 137 | 164 | 198 | 232 | 280 | 341 |
戦闘機防御 | 137 | 164 | 198 | 232 | 280 | 341 |
■マッケンゼン級(B:青)
素 | I | II | III | IV | V | |
---|---|---|---|---|---|---|
HP | 5869 | 7042 | 8509 | 9976 | 12030 | 14671 |
攻撃 | 516 | 620 | 749 | 878 | 1058 | 1290 |
索敵 | 1320 | 1386 | 1452 | 1518 | 1584 | 1650 |
秒間ダメージ | 177 | 224 | 286 | 355 | 454 | 591 |
攻撃間隔 | 2.91s | 2.77s | 2.62s | 2.47s | 2.33s | 2.18s |
艦砲防御 | 166 | 206 | 248 | 290 | 350 | 425 |
戦闘機防御 | 166 | 200 | 241 | 282 | 340 | 415 |
■カナダ級(A:紫)
素 | I | II | III | IV | V | |
---|---|---|---|---|---|---|
HP | 7167 | 8600 | 10392 | 12183 | 14692 | 17916 |
攻撃 | 642 | 800 | 968 | 1134 | 1367 | 1656 |
索敵 | 1344 | 1412 | 1479 | 1546 | 1613 | 1680 |
秒間ダメージ | 217 | 284 | 363 | 451 | 577 | 746 |
攻撃間隔 | 2.96s | 2.81s | 2.67s | 2.52s | 2.37s | 2.22s |
艦砲防御 | 192 | 230 | 278 | 326 | 393 | 479 |
戦闘機防御 | 192 | 230 | 278 | 326 | 455 | 541 |
■金剛型(S:橙)
素 | I | II | III | IV | V | |
---|---|---|---|---|---|---|
HP | 8140 | 9768 | 11802 | 15912 | 19188 | 23401 |
攻撃 | 700 | 840 | 1015 | 1190 | 1435 | 2187 |
索敵 | 1680 | 1764 | 1848 | 1932 | 2016 | 2100 |
秒間ダメージ | 265 | 335 | 427 | 530 | 679 | 1105 |
攻撃間隔 | 2.64s | 2.51s | 2.38s | 2.24s | 2.11s | 1.98s |
艦砲防御 | 209 | 263 | 318 | 372 | 449 | 548 |
戦闘機防御 | 209 | 251 | 303 | 355 | 428 | 522 |
■ヴェネト級(SS:橙)
素 | I | II | III | IV | V | |
---|---|---|---|---|---|---|
HP | 9906 | 11888 | 15800 | 18524 | 22388 | 26795 |
攻撃 | 690 | 828 | 1001 | 1173 | 1698 | 2008 |
索敵 | 1639 | 1721 | 1803 | 1885 | 1967 | 2049 |
秒間ダメージ | 246 | 311 | 397 | 493 | 758 | 956 |
攻撃間隔 | 2.80s | 2.66s | 2.52s | 2.38s | 2.24s | 2.10s |
艦砲防御 | 258 | 310 | 374 | 439 | 529 | 645 |
戦闘機防御 | 258 | 310 | 374 | 439 | 529 | 645 |
■リシュリー改級(SSS:橙)
素 | I | II | III | IV | V | |
---|---|---|---|---|---|---|
HP | 12362 | 14834 | 17925 | 21015 | 25341 | 30904 |
攻撃 | 801 | 961 | 1161 | 1361 | 1641 | 2601 |
索敵 | 1624 | 1706 | 1787 | 1868 | 1949 | 2030 |
秒間ダメージ | 285 | 359 | 458 | 569 | 729 | 1232 |
攻撃間隔 | 2.81s | 2.67s | 2.53s | 2.39s | 2.25s | 2.11s |
艦砲防御 | 318 | 381 | 460 | 539 | 650 | 793 |
戦闘機防御 | 317 | 403 | 487 | 571 | 689 | 840 |
(2)オレンジ将官のことは忘れよう
オレンジ艦のときとまったく同じ内容とまったく同じ理由なので割愛するが,将官についてもオレンジ将官は忘れて構わない。紫将官をガンガン重ねて,ランクIIくらいのオレンジ将官で構成された艦隊を蹴散らすほうが,お財布に優しいし気が楽だ。
(3)小艦隊に必ず1隻「ひいきの軍艦」を配置しよう
これは,意外と知られていない重要な部分。
大戦艦は,6隻で1つの小艦隊を作るわけだが,その小艦隊には「旗艦」が設定できる。旗艦は,小艦隊の司令官(設定した将官)が乗っている船なので,これが撃沈されるとその小艦隊はスキルが一切使えなくなるというクリティカルかつ重要な船なわけだが,実はこの旗艦,「将官のスキルが与えるダメージの基準になる」という隠れた効果がある。ゲーム中にも書いてあるので隠されているわけではないが,意外とみんな見逃しているのではないだろうか。
ホントに序盤の序盤ならいざ知らず,ある程度ゲームが進んで艦隊が「大艦隊」になってくると,大戦艦というゲームは「スキルで相手艦隊を殲滅するゲーム」へとその性格を変える。
例えば筆者の艦隊だと,(レベルや将官能力の上昇分込みで)通常攻撃で1隻あたり2〜3万,クリティカルで5〜6万のダメージを与えるのだが,スキルが打たれると15〜20万,クリティカルで40〜50万前後,場合によってはそれ以上のダメージを与えている。ランクが最上位レベルまで上がると軍艦1隻のHP(体力)は30〜32万ほどあるわけで,もうこれは「スキルゲー」だと言っても過言ではない。
1つだけ付け加えておくと,スキルのダメージは旗艦の「DPS」(Damages Per Second)が基準になる。「攻撃力」ではない。軍艦のステータス画面で「秒間ダメージ」と書いてある部分の数値が重要なので,決めるときに間違えないように。
(4)スキルはとても大切
(3)に関連するが,将官のスキルレベルはとても大切だ。
いま筆者のマウントバッテンを見ると,スキル「皇室の栄光」がLv7で,「敵の前列艦全体に旗艦の1168%DPSのダメージを与える」と書いてある。マウントバッテンがいる小艦隊の旗艦のDPSは17962なので,単純に計算して20万8359ダメージ。これをLv8にすると,「敵の前列艦全体に旗艦の1241%DPSのダメージを与える」になるので,22万2908ダメージ。1.5万も上がる。
HPが30万あるのに1.5万上がってもなぁ……と思うかもしれないが,大戦艦のスキルは基本的に複数の船に一斉にダメージを与えるものが多い。とくにこのマウントバッテンのスキルは「前列艦全体」なので,最大14隻にダメージを与えるわけで,全体で21万ダメージ増加となる。これはかなりの効果だ。
遊び始めると分かるが,このゲームはとにかく複数艦にダメージを与えるスキルばかりなので,スキルレベルがとても重要だ。各将官,必ず1つダメージスキルを持っているので,そこに最優先でつぎ込むようにしよう。スキルレベルを上げるためにお金を遣ってもいいくらいだ。
(5)勲章はとにかく付けるべし
小艦隊1つにつき,最大で6個の勲章を付けられるのは前回の記事でも書いたとおり。勲章にも,船や将官と同じくランクがあって,S>A>B>C>Dの順にグレードが高い。
となると当然Sランクで固めたくなるわけだが,Sは基本的には無料ガチャ(みたいなもの)では出てこない。最高でもAクラスだ。もしかしたら出るのかもしれないけど,150回以上無料の50連(つまり1万回)を回しても出ていないので,たぶんテーブルに入っていない気がする。または筆者の運が強烈に悪いか。
さて普通に「ゲーム内通貨」で引く勲章ガチャでは,最高でもAクラス,大半はBクラスが出るわけだが,それでもふてくされずに忘れずに6か所付けておきたい。1つ1つの効果は確かに劣るかもしれないが,なにせ6隻全部にかかる効果なのだから。
命中率Upの勲章を例にとって軽く紹介してみよう。
Aクラスの命中率Up勲章は,Lv1で命中+0.3%
Sクラスの命中率Up勲章は,Lv1で命中+0.6%
というのが基本で,
Aクラスを1Lv上げるためには経験値240が必要で+0.3%される(Lv2で+0.6%)
Sクラスを1Lv上げるためには経験値320が必要で+0.6%される(Lv2で+1.2%)
となる。この調子でLvを上げていくと,もちろんSクラスとBクラスの差は結構なものになる。
AクラスをLv10まで上げると,+2.7%されて次は経験値3480が必要(Lv10で+3.0%)
SクラスをLv10まで上げると,+5.4%されて次は経験値4640が必要(Lv10で+6.0%)
こんな感じだ。「なんだよやっぱりSクラス全然すげえじゃん」と思うだろうが,Lvを上げるための経験値もかなり多いことに注目してほしい。単純に見てBクラスの倍だ。必要経験値は倍なのに効果は3倍だから,確かにSクラスの効率の良さは認めるが,無課金/微課金でこの経験値を作り出すことは結構難しい。勲章用経験値は,基本的には勲章を“食わせる”ことでしか得られないので,ひたすらに勲章ガチャを引き続けるよりほかないのだ。しかも,これが36個あることを忘れてはならない!
よって,今回の「100万戦力を目指す」という話で言うならば,まずはゲーム内金貨だけで引ける勲章ガチャでどうにかAクラス(紫色)の勲章を集め,それをレベルアップしていくのがいいと思う。かけたコスト以上の効果があるはずだ。
「いやだSが欲しい」という人は,有料勲章ガチャを引こう。“有料”とはいうものの,このガチャを引くための「皇室雇用」というアイテムもあって,それはゲーム内の栄誉ポイントと引き換えでもらうことができる。そうそう簡単に大量に溜まるものでないのは事実だが,道が用意されているだけいいし,そんなに非常識なポイント数でもない。どこまでも無課金/微課金で行く場合は,それをもらうことをがんばるとしよう。
(6)育てる軍艦の目処を立てる
大戦艦には合計168種類の軍艦が登場するが,「戦艦なら全部同じ」「空母なら全部同じ」という簡単な話にはならない。実はそれぞれスペックが違うので,何を育てるかは結構重要な問題だ。これだけ種類があると「どれも似てるし同じじゃないの」と言いたくなるが,そうでもなかったりする。
何が違うのかというと,一番大きいのはグレードアップに伴う新能力(=改造効果)だ。もちろんHPや攻撃力にもそれぞれ差異はあるが,そのあたりはランクとLvが上がり出すと誤差範囲の扱いになってくる。では重要なのはどこかというと,攻撃系の能力がどれくらいあるか,だ。もっと言うと,できれば「クリティカル確率Up」と「クリティカルダメージUp」の両方が入っているのがいい(どちらかだけならクリティカル確率Upがいいと思う)。そしてそれを重ねて強くして旗艦にしよう(ホントは防御系も大事だけど,最初はあまり考えなくていい)。
それだけだと選択肢が極端に狭いので,「命中Up」「回避Up」あたりの重要な要素も含め,それらが複数設定されてるのが理想だ。
戦力100万を目指すときに,最終的に主力になるであろうAランク軍艦(紫艦)で言うなら,
- レンジャー級
- ホーク級
- イズマイール級CV
- ネバダ級
- カナダ級
- カラッチョロ級
- ドイッチュラント級
- ペンシルバニア級
- クロンシュタット級
- インディペンデンス級
- マジェスティック級
- 龍鳳型
- セントー級
- ベアルン級
- デモイン級
- 利根型
あたりが,ざっくりその条件を満たす。Bランク軍艦(青艦)で言うなら,
- ニューヨーク級
- ブルターニュ級
- ガングート級
- ザイドリッツ級
- デアフリンガー級
- ボーグ級
- サンガモン級
- アヴェンジャー級
- コムソモレツ級
- スパルヴィエロ級
- ノーザンプトン級
- ニューオーリンズ級
- 高雄型
- キーロフ級
- マッケンゼン級
あたりだろうか。このあたりのどれかを入手したら,それを旗艦に据えるつもりで大事に育てよう。
(7)育てる将官の目処を立てる
(6)と同じような内容だが,将官についても最初にある程度目処を立てておく必要がある。とくに将官は,軍艦以上に個々の差が出るので,最初から決め打ちでもいいくらいだ。将官は,軍艦と違って「カケラ」から作り出せるので,決め打ちしてもなんとかなるし。
さて将官において最も重要なのは,もちろん「スキル」だ。将官図鑑を見ながら悩みがちだが,実は使い勝手が結構違うし,“無駄弾”を撃ちがちな組み合わせも多いので,それを避けることがまず重要。とにかくダメージ効率を最優先に考えて,「確実に撃沈する船の数を増やす」ことを念頭に置こう。
そうなると,実はAランク将官(紫将官)においてベターだと思われる組み合わせは結構限定されてくる。以下に,筆者が実際に戦力100万超えをしたときのAランク将官リストを挙げておこう。
三川軍一(Aランク)
指揮特徴:金剛型(S),雲龍型(SS),利根型(A)
攻撃スキル:敵の前列艦全体に旗艦の730%ダメージを与える
栗田健男(Aランク)
指揮特徴:大和型(SS),龍鳳型(A),扶桑型(A)
攻撃スキル:敵の中列艦全体に旗艦の840%ダメージを与える
古賀峯一(Aランク)
指揮特徴:雲龍型(SS),千歳型(A),伊勢型(A)
攻撃スキル:敵の後列艦全体に旗艦の1000%ダメージを与える
ウィリアム・リーヒ(Aランク)
指揮特徴:アラスカ級(S),レキシントン級BC(S),サイパン級(A)
攻撃スキル:ランダムで敵の6隻に対して旗艦の1620%ダメージを与える
フォン・フリーデブルク(Aランク)
指揮特徴:H-39(S),ドイッチュラント級(A),シーザー級(A)
攻撃スキル:ランダムで敵の12隻に対して旗艦の840%ダメージを与える
セシル・ハーコート(Aランク)
指揮特徴:インプラカブル級(S),クイーン・エリザベス級(A),カナダ級(A)
攻撃スキル:ランダムで敵の15隻に対して旗艦の710%ダメージを与える
スキルを見て気付いたかもしれないが,前列,中列,後列に無駄なく弾を撃ち込みつつ,あとはランダムに手当たり次第に攻撃する。攻撃対象の数は少なくともダメージの大きい将官を一人混ぜて,何隻かは確実に息の根を止めることを目指す構成だ。
この組み合わせのいいところは「無駄弾」が少ないこと。「ランダムに3艦隊に対してダメージを与える」のような能力の将官も多いが,これは“艦隊”に対してのダメージなので,もしそのときに相手の小艦隊の船の数が減っていたら,その分ダメージが無駄になる。「ランダムで15隻」「ランダムに6隻」なら,いま残っている船から選ぶので,無駄撃ちの確率を減らせるという寸法だ。
もちろん欠点もあって,キーパーソンともいえる日本人将官3名を筆頭に,ベストな艦隊の強さを目指そうと思ったら,最終的には結構な種類のオレンジ艦が必要になる(なくてもあまり困らないけど)。Sは比較的出やすいが,SSはなかなか難儀だ。下の(8)で書いた方法で逃げ道はあるのだが,あまりにも揃わない場合や,オレンジ艦がないことが気になる場合は,どれかを差し替えでもいいだろう。
その場合も,できれば「ランダムに数隻」に対してダメージを与える将官を入れたほうがよいと思う。エドワード・エバール,ジョン・ロベック,豊田副武(ちなみに“そえむ”と読む),伊藤整一,井上成美,ニコライ・エッセンなどがそうだ。ただ,差し替える場合でも「古賀峯一」はできれば入れておきたい。彼が持つスキル「後列艦全体に1000%ダメージ」は,アリーナなど対人戦のときにきっと役に立つ(普通,旗艦はすぐに沈められないように後列に配置するもので,逆に言うとそれさえ沈めてしまえばスキルは発動できない。……むろん上位ランカーになると,それを承知で,あえて中列などにもバラして配置したりするのだが)。
艦隊に青艦も混ぜていくのであれば,トーマス・キンケイド,フォン・シュペー,近藤信竹,アルトゥーロ・リカルディなどもオススメだ。通常クエストで揃いやすいというメリットもある。
繰り返しになるが,将官はカケラから作り出すことができるので,手持ちの船優先で考えていいだろう。ゲームが進み,オレンジ将官が揃い初めてきても,考え方は同じだ。SSSクラスまで行くとスキルの方向性があまりに違うので別な考え方が必要になるが,そこまで気合い入れる人であればそのころまでにオリジナルの攻略法を編み出しているだろうから,ここでとめておこう。
ちなみに,SSS軍艦もSSS将官も使わずに戦力200万間近になっている筆者の将官は,
- マウントバッテン(前列攻撃)
- スプルーアンス(中列攻撃)
- ダドリー・パウンド(後列攻撃)
- デイヴィッド・ビーティー(ランダムに6隻)
- レーダー(ランダムに9隻)
- リュッチェンス(ランダムに15隻)
という構成だ。見てすぐお分かりのように,考え方は紫将官のときとまったく同じだ。参考までに。
(8)予備艦隊の役目をちゃんと把握しよう
これもあまり知られていない機能だ。
小艦隊の画面を出すと右下に「予備艦隊」というものがある。「沈められたらここから補充してくれるのかな?」と思って(最初そう思ったのは筆者だけ?)適当に船をアサインしてみても,戦力は何も変わらないし減っても補充されない。こりゃ一体なんだ……? という話になるのだが,実はこれ,相当重要な機能なのだ。
“予備”という言葉がいま一つ適切ではないので理解されづらいのだと思うが,これは「ここに配置した船が艦隊にいるものだとして扱ってくれる」というものだ。ゲームを始めて間もないと「それなんの役に立つの?」と思うだろう。
……例えば,ゲームを始めて順調に船も集まり,将官も決まって,このあとどんどん強くしていくぞと思ったとしよう。小艦隊にリュッチェンスをアサインして進めてみたが……彼の指揮特徴として設定されているビスマルク級が1隻しか手に入らないとする。
ほかの5隻はAランク(紫艦)で進めているので,船のランクはIIIとか,旗艦に至ってはIVとかになっているのに,ビスマルクだけはランクゼロのまま。いくらSSクラスといっても,ランクゼロだと弱すぎてまったくお話にならない。これどうすればいいんだろう……と思ったときこそ「予備艦隊」の出番だ。
予備艦隊にランクゼロのビスマルクを配置すれば,リュッチェンスにビスマルク級が“アサインされている”という扱いになって,将官の指揮特徴技能が発動されるのだ。実際の小艦隊からはビスマルク級をさっさとどかしてもっと強い船をアサインできて,まさに一石二鳥。予備艦隊に置かれた船は,艦隊の戦力に直接は影響しないのでランクゼロでも問題はない。
しかもこれ,「艦隊すべてにかかる効果」であるのがミソだ。例えば将官レーダーと将官ヒッパーは,共に指揮特徴として
- H-39(Sランク)
- シャルンホルスト級(Sランク)
- ツェッペリン級(SSランク)
という3隻がアサインされている。普通に考えたら,両方の小艦隊に上記3種の船が必要になるので,この二人を同時に使うのは無理だ(しかも全部オレンジ艦だ!)。こんなときでも,予備艦隊にこの3隻を置けば,どちらの小艦隊にもこの3種の船があるという扱いになって,指揮特徴がバッチリ発動する。
地味だけどとても大事な機能なので,ぜひ設定を忘れないようにしよう。
……以上が,艦隊を作るときの重要ポイントだ。手当たり次第に出たとこ勝負をせず,これらに注意しながら艦隊を作り上げていけば,紫将官と紫艦だけでも,戦力100万超えは普通にできる。そのレベルまでいけば,多くのプレイヤーに勝てるようになるし,レイドコンテンツやGvGなどもわいわい楽しめるようになるだろうし,その過程でオレンジ艦やオレンジ将官もある程度集まってきているだろう。
それを元に,リアルマネーでブーストしてじわじわとオレンジユニットメインに移行するもよし,そこで打ち止めにしてレベル上げにいそしむもよし,楽しみ方はさらに広がっていく。200万が見えてきたあたりで,また戦闘は1ランク上のレイヤーに入って,違う考え方が必要になってくる。そのころまでには自分なりの強さの方程式を作り上げていることだろう。皆さんがこれを参考にして,素晴らしい指揮官になれますように。
ーーーーー
最後にオマケとして,「じゃあお金を投下して遊ぼうかな」と思った人のために,実サーバーで10連ガチャを100回引いた記録を参考までに公開しよう(記事の一番下参照)。もちろんこれは,筆者が引いたときにはこうなったという話でしかなく,平均していつもこうなるという保証ではないのだが,背中を押すのか,または引き留めるのか,その参考にはなるだろう。
実際に100回ずつ回してみた感じ,中級建造(安いほうのガチャ)のほうが中身のバラつきが大きい。中級でもオレンジ艦は出るし(確率にして6%ほど),たまに10隻中4隻が紫艦だったりして得した気分になるが,ほとんどが緑艦ということも多い。ギャンブル要素が比較的高い印象だ。
高級建造は,値段にして中級の3倍以上だが,安定した引きを見せる。オレンジ艦が2隻入っていることも割と多いし,筆者が確認した中では,1回の10連で4隻のオレンジ艦が入っていたことまであるので,予算が許すのであればこちらを回しておくべきだろう。
ただし,軍艦パーツ剥奪用にガチャを回すのであれば,中級のほうが効率がよい。たぶんオレンジ艦を解体する人はいないだろうという仮定のもとに,
中級建造の10連ガチャで作れる軍艦パーツ期待値:658個
紫艦期待値:1.6隻
青艦期待値:3.0隻
緑艦期待値:5.4隻
(250×1.6)+(50×3)+(20×5.4)=658
高級建造の10連ガチャで作れる軍艦パーツ期待値:1275個
紫艦期待値:4.2隻
青艦期待値:4.5隻
(250*4.2)+(50*4.5)=1275
となる。期待値個数は倍くらい違うが,値段が3倍近くであることを考えると,中級建造のほうが圧倒的に効率が良い。いつかのときのために覚えておこう。
……最後になったが,今回は運営元Happy Universeのご好意で,4Gamer読者限定のアイテムを用意してもらった。「船にしますか? 将官にしますか? なんでも作りますよ!」と言ってくれたのだが,実在の船や人物が出てくるところが魅力のゲームだし,そこに「4Gamer級」とか「フォーゲ・マー少将」とか出してもちょっとなぁ……と思ったので,あえて「司令部の模様」にしてもらった。
下記のシリアルコードを
ホーム画面→通信員→設定→ギフトパック交換
で入力してほしい。4Gamer版の司令部がもらえるはずだ。有効期間は,2017年3月16日〜2017年9月16日まで。船が強くなったりはしないが,和風(?)の内装を気分転換にぜひどうぞ。
Y8IEBGKEAHHFK4
(14桁。左から3番目の文字はアルファベットのアイ(I)です)