「戦場のヴァルキュリア4」，戦車・装甲車の運用や搭乗員，兵器の開発などをまとめて紹介。メインキャラの“夏服”姿も掲載

　セガゲームスからPlayStation 4版が2018年3月21日に，Nintendo Switch版が2018年夏に発売予定の「戦場のヴァルキュリア4」。
　本作では，征暦1935年に勃発した「第二次ヨーロッパ大戦」が，連邦のエディンバラ連合王国軍から戦争に参加した主人公・クロードの視点で描かれる（関連記事）。
　本稿では，本作のバトルで要となる「戦車」と「装甲車」の運用方法，および兵器・装備の開発についてまとめて紹介しよう。

ストーリートレーラー（YouTube）の冒頭に出てきた，E小隊のメインキャラクター達の「夏服」姿

主人公・クロード

ヒロイン・レイリィ

E小隊分隊長・ラズ

E小隊分隊長・カイ

　本作でバトルに登場する戦車は，高い攻撃力と防御力を持っており，車体後部の放熱板という弱点以外の部分は，敵戦車の砲撃や対戦車兵の攻撃，対戦車地雷でなければ，ほぼダメージを受けることがない。また，土のうや対人地雷のような障害物を壊しながら走行できる。
　そのためバトル中は，前線を押し上げる際の壁役や拠点の防衛役など，幅広い運用が行える。ただし，バトル中にHPは自動回復せず，支援兵による「修理」でしか回復できない。


　主人公達が所属するE小隊の戦車「ハーフェン号」の攻撃手段は3種類で，装甲の厚い戦車にも有効な「徹甲弾」，着弾すると爆発する歩兵に有効な「榴弾」，および対歩兵の攻撃と迎撃に使われる「機銃」となる。

徹甲弾
榴弾
機銃

　装甲車「キャクタス号」も，基本的には戦車と同様の運用が可能だが，攻撃手段は機銃しかないため，戦車や装甲車などに対峙した場合は決定力に欠ける。また，戦車よりも装甲が薄いため，機関銃座などから攻撃を受けるとダメージを受けてしまう。
　特戦車と異なるのは，「キャリー」で歩兵を運搬することが可能な点だ。装甲車を操作してマップ上の歩兵を収容したり，コマンドモードで歩兵を出撃させたりと，簡易拠点的な使い方ができる。装甲車に収容することで，複数の兵士を安全かつまとめて移動させられるが，装甲車が破壊されると中にいる歩兵全員が撤退となってしまうので，注意が必要だ。
　なお，本作のバトル概要は「こちら」の記事を参照してほしい。


　本作では，「研究開発所」で資金を使うことにより，歩兵や車両の装備を開発できる。開発できる装備はゲームの進行に応じて開放されるとのこと。
　歩兵の兵器に関しては以下の画面写真のように，開発ツリーを進めて装備武器を強化・増加していく。基本的には，開発すると“量産”扱いとなり，その兵科全員が装備可能になる。


　車輌では，車輌の基本性能をアップさせる「武器強化」「車体強化」「装甲強化」，およびカスタマイズ要素となる「オプションパーツ」の開発ができる。


　オプションパーツにはさまざまな種類があり，装甲や足回り，射撃性能などの補強ができる。ただ，オプションパーツは，車輌のスペース（マス）にパーツをパズルのようにはめ込む形で装備するので，開発したオプションパーツすべてを車輌に装着できるわけではない。


　最後に，本作で戦車や装甲車に搭乗する3人のキャラクターを紹介する。

マイルズ・アーベック

ダン・ベントレー

ロナルド・オールビー

　クロードが率いるE小隊には，戦車操縦士兼整備士の「マイルズ・アーベック」，装甲車操縦士兼整備士の「ダン・ベントレー」の2人が所属している。
　マイルズは，士官学校時代から主人公のクロード・ウォレスとコンビを組んで訓練していた後輩で，なんでもそつなくこなす優等生。
　ダンは戦車や装甲車をこよなく愛する男だが，その過去を詳しく知る者はいない。いつの間にか連合軍に所属し，さまざまな部隊を転々としながら操縦士として活躍してきたという。
　「ロナルド・オールビー」は，ミネルバ・ウィクトル率いるF小隊の所属で，ミネルバの士官学校時代の後輩。ミネルバが戦車に搭乗しないため，F小隊で戦車長を務めている。

◆マイルズ・アーベック（CV：岡本　寛志）

　エディンバラ軍　第101師団　第1戦闘旅団　第32機甲レンジャー大隊E小隊　戦車操縦士及び整備士兼任　伍長。クロードの士官学校時代の後輩で真面目な優等生。
　落ち着いた物腰で何事もそつなくこなし、誰とでも親しく接するが、そのぶん深い関わり合いを持つことは少ない。頼りなげな発言も目立つが、時に周りも驚くほどドライに物事をとらえる冷静さも兼ね備えている。
　戦車操縦・整備の学科を専攻しており操縦の腕は確か。士官学校時代からコンビで訓練をしていたクロードのことは指揮官として信頼しており、戦車のポテンシャルを一番引き出せる相手だと信じている。趣味は写真撮影。

◆ダン・ベントレー（CV：江川　央生）

　エディンバラ軍　第101師団　第1戦闘旅団　第32機甲レンジャー大隊E小隊　装甲車操縦士及び整備士兼任　上等兵。
　戦車や装甲車などの車輌をこよなく愛する男。いつの間にか連合軍に所属し、操縦士をやっていた。彼について詳しい過去を知る者はいないが、様々な部隊を転々としながら、操縦士として活躍していた。
　戦車の整備が趣味で、頼めば修理などを引き受けてくれる。愛車の整備に関しては燃料補給なども含めて、すべてを自分でやらなければ気が済まない。口数が少なくあまり多くを語らないが、仲間思いである。

◆ロナルド・オールビー（CV：谷　昌樹）

　エディンバラ軍　第101師団　第1戦闘旅団　第32機甲レンジャー大隊Ｆ小隊　戦車長　少尉。隊長のミネルバが戦車に搭乗しないため、Ｆ小隊の戦車長を務めている。ミネルバの士官学校時代の後輩で、彼女から騎士道精神を叩き込まれており、志がとても高い。個よりも軍としての意向を尊重し、指揮官の指示に従った統率の取れた動きを得意とする。
　Ｆ小隊の隊員はミネルバが直々に集め精鋭部隊となるまで育て上げた経緯があるため、ロナルドも彼女には恩義を感じており、尊敬の対象として見ている。また、ミネルバならば連邦軍のトップにまで登り詰めると信じている。

「戦場のヴァルキュリア4」公式サイト