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新人声優が歌い踊る! セガゲームスの新プロジェクト「Readyyy!(レディ)」発表会レポート
本作では18人の男子高校生たちをトップアイドルに育て上げる青春物語が描かれ,スマホ向けアプリやライブ,CDリリースなど多方面での展開が予定されている。今回の発表会では,キャラクターを演じる声優陣によるライブも披露された。本稿ではその模様をお届けしよう。
「Readyyy!」公式サイト
ついにベールを脱いだ新プロジェクト「Readyyy!」
本作は,プレイヤーが芸能事務所ディア・プロダクションの新人プロデューサーとなり,新人アイドル18人が暮らすシェアハウスの寮長も兼任しながら,つまづきながらも夢を追い続ける彼らに寄り添う青春サクセスストーリーが描かれるという。加えて,“全てのアイドルがランキング化される時代”という気になる設定もあるようだ。
また,発表会では本プロジェクトが大規模のものだと物語るさまざまなエピソードも飛び出していたので,以下にまとめてみた。
- キャストは250名の新人声優からオーディションで選ばれた18名
- 大手声優事務所全面協力
- すでに27楽曲が制作中
- 背景500枚以上が制作中
- 背景には時間帯・四季のバリエーションもある
表参道付近に位置する芸能事務所ディア・プロダクション |
アイドルはそれぞれ3つの高校に在学している。キャラクターにはユニットごと,高校ごとに関係性があるかも? |
オーディションからすでにドラマは始まっていた
本作のキャストは,期待の新人声優250名からオーディションで選ばれており,そのダイジェスト映像がステージ上で流された。どうやら,オーディションは3次選考まで行われたらしいのだが,じつは3次選考はキャストを選定するものではなく合格発表を言い渡されるサプライズの場であったようだ。
オーディションの段階から,こういった仕掛けによってドラマを生み出せるのは声優事務所の協力があるからこそで,各事務所の取締役からも本プロジェクトに関して熱いコメントが寄せられた。ちなみにビデオメッセージは,イベント向けに30秒ほどに編集されていたが,実際は10分近く語ってくださったそうだ。以下にそのコメントを掲載しよう。
【青ニプロダクション 取締役 池田克明氏】
今回,セガゲームスの一大プロジェクトに新人声優の注目コンテンツということで関わらせて頂きます。これからゲームを飛び出してライブ・イベントと,たくさんの企画がこれから目白押しということで,われわれ事務所側も積極的にこのプロジェクトに関わらせて頂いて,良い形で盛り上げられるように頑張っていければと思っております。
【アーツビジョン 代表取締役 松田陽一氏】
(オーディションに参加した)若い役者みんなすごく良かったんですが,みなさん真剣に考え,そして悩み,この18人になって非常に素晴らしいメンバーが揃ったと思っております。是非,応援して頂ければ嬉しいなと思います。
【アトミックモンキー 取締役 副社長 木下伴之氏】
初々しいキャストのみなさんが集まったプロジェクトですので,われわれは勝手に期待しておりますが,それでもやはり皆様の応援がないと成り立っていかないと思っておりますし,応援があることでもっともっと大きなプロジェクトに育っていくと思っております。
【81 プロデュース 取締役 百田英生氏】
全国の女性の声優ファン,ゲームファンの方々に届くものになって頂ければと期待しております。できる限りの資料を今,見させて頂く中で,かなり凝った内容になっているので(ファンの方々にも)楽しみにして頂きたいと思います。ゲームを育てるような感じで,ファンの方々の強い気持ちで大きくして頂けると良いかなと思っております。
【賢プロダクション 代表取締役 内海賢太郎氏】
本当に力の入った作品で,キャラクター・背景・楽曲・ダンスのもろもろですね,こんなに力が入っていて,入江Pからもこの企画を盛り上げたいという気持ちがビシビシと伝わってきたので,これからいろいろなことが始まることに関して僕もワクワクしますし,みなさんもぜひ温かい目で,掛け出しのメンバーですけど見守ってあげてください。
今回,セガゲームスの一大プロジェクトに新人声優の注目コンテンツということで関わらせて頂きます。これからゲームを飛び出してライブ・イベントと,たくさんの企画がこれから目白押しということで,われわれ事務所側も積極的にこのプロジェクトに関わらせて頂いて,良い形で盛り上げられるように頑張っていければと思っております。
【アーツビジョン 代表取締役 松田陽一氏】
(オーディションに参加した)若い役者みんなすごく良かったんですが,みなさん真剣に考え,そして悩み,この18人になって非常に素晴らしいメンバーが揃ったと思っております。是非,応援して頂ければ嬉しいなと思います。
【アトミックモンキー 取締役 副社長 木下伴之氏】
初々しいキャストのみなさんが集まったプロジェクトですので,われわれは勝手に期待しておりますが,それでもやはり皆様の応援がないと成り立っていかないと思っておりますし,応援があることでもっともっと大きなプロジェクトに育っていくと思っております。
【81 プロデュース 取締役 百田英生氏】
全国の女性の声優ファン,ゲームファンの方々に届くものになって頂ければと期待しております。できる限りの資料を今,見させて頂く中で,かなり凝った内容になっているので(ファンの方々にも)楽しみにして頂きたいと思います。ゲームを育てるような感じで,ファンの方々の強い気持ちで大きくして頂けると良いかなと思っております。
【賢プロダクション 代表取締役 内海賢太郎氏】
本当に力の入った作品で,キャラクター・背景・楽曲・ダンスのもろもろですね,こんなに力が入っていて,入江Pからもこの企画を盛り上げたいという気持ちがビシビシと伝わってきたので,これからいろいろなことが始まることに関して僕もワクワクしますし,みなさんもぜひ温かい目で,掛け出しのメンバーですけど見守ってあげてください。
5つのユニットがついにお披露目!
キャストによるファーストライブ
続いては,各ユニットの紹介と担当キャストが発表された。ユニットごとにキャラクターの自己紹介PVが流れ,その後登場したキャストによって彼らの魅力が語られて終了かと思いきや,ステージ上でユニット曲の生歌唱が披露された。そのトップバッターは,SP!CA(すぴか)の5人だ。
■SP!CA(すぴか)
暁にきらめく5つの真珠星
リーダーの光希を中心とした正統派アイドルユニット。爽やかな清潔感が魅力。5ユニット内で1番歴史が長い。
■久瀬 光希(くぜ みつき)/CV:住谷哲栄
爽やか笑顔の下町王子
「祭り!? 俺,そういうのすっごい好きなんです!」
■錦戸 左門(にしきど さもん)/CV:長谷徳人
眼鏡が光るチームのドSブレイン
「この程度のトラブル,俺がチャンスに変えてみせますよ」
■五十嵐 比呂(いがらし ひろ)/CV:小宮逸人
毎日がエブリディ全開元気印
「なーなー,鶏のから揚げ,お前は胸肉派? もも肉派? オレ,もも肉派っ!」
■紺野 梓(こんの あずさ)/CV:遠藤 淳
艷やかな色気漂う先覚者
「雪積もる 寒空の下 鍵なくす……紺野,心の一句」
■胡桃沢 タクミ(くるみざわ たくみ)/CV:観世智顕
ほわほわおネムな砂糖菓子
「ふぁ〜……昨日,11時間しか寝てなくて……ねむい」
■摩天ロケット(まてんろけっと)
無限に突き抜ける音速ロケット
高校1年生4人で構成された個性派ユニット。全員が過剰にポジティブで非常に仲が良い。元気だけならナンバーワン。
■藤原 蒼志(ふじわら そうし)/CV:澤田龍一
おっとり高貴な春風殿下
「今日のアフタヌーンティーはアッサムで……えっ,レッスンの時間? おやおや,これはいけない」
■伊勢谷 全(いせや ぜん)/CV:大町知広
憎めない自称世界のエース
「まぁオレがいるから向こう100年ぐらいはディアプロ安泰だな!」
■真田 淳之介(さなだ じゅんのすけ)/CV:服部 想之介
笑いに一途なお調子者
「はーい,これから第36回淳之介トークライブやりまっす!」
■高千穂 亜樹(たかちほ あき)/CV:梅田 修一朗
愛されイマドキガチオタク
「まだ〜? 暇すぎて〜無駄にガチャ回しちゃう〜」
■Just 4 U(じゃすとふぉーゆー)
心に捧げる陽だまりのカルテット
年長&年少の混合構成。リーダーの達真が牽引する,4人兄弟のようなユニット。ファンの心に寄り添うことをモットーとしている。
■明石 達真(あかし たつま)/CV:黒木陽人
苦労人なスポーツマン兄貴
「それじゃ,朝練行くついでに10キロランしてきます!」
■柳川 彗(やながわ すい)/CV:古田一晟
ゼロ距離マイペース芸術家肌
「わ〜〜♪キミのほっぺたよく伸びるなあ。むっにむにだ〜」(人のほっぺたを引っ張りながら)
■綾崎 小麦(あやさき こむぎ)/CV:安田 駿
大自然が育てた純真たんぽぽ
「これ,菜園で採れたゴボウです! ぼたん鍋にしましょう!」
■折笠凛久(おりかさ りく)/CV:美藤大樹
コミュ力絶無のメイドインコンプレックス
「ちょ……なに見てんの?ウザいんだけど……」
■RayGlanZ(れいぐらんつ)
すべてを掻き消す漆黒の光
他の追随を許さない,アイドルというよりもそれぞれがパフォーマーとして独立したユニット。圧倒的な表現力を持つ。
■宗像 十夜(むなかた とうや)/CV:近衛秀馬
他の追随を許さない絶対皇帝
「この程度のことが出来なくてどうする? あんな弱者と一緒にするな」
■碓井 千紘(うすい ちひろ)/CV:小野将夢
負けず嫌いな反骨狼
「あぁ? なンだ? ガンつけてんのか? やんのか? やんのか?」
■香坂 安吾(こうさか あんご)/CV:三浦勝之
野心あふれる硬派な戦術家「なるほど……では,白味噌と麦味噌を1:3の割合でどうですか」
■La-Veritta(ラヴェリッタ)
嘘が奏でる真実の歌
それぞれ歌唱力,作詞に天賦の才を持つユニット。アーティスト志向。美しい歌声と,それを最大限に活かす詩で魅せる。
■上條 雅楽(かみじょう うた)/CV:榊原優希
音楽界に舞い降りた天使
「キサマ……オレは今機嫌が悪いんだ。口答えをするな!」
■清水 弦心(しみず げんしん)/CV:田中文哉
罪を背負う天使の番犬
「それ以上は止すんだ。プロデュサーさんが困ってるじゃないか」
入江プロデューサーとユニットリーダーにインタビュー
――ようやくプロジェクトがお披露目となりましたが,今のお気持ちをお聞かせください。
入江秀毅氏(以下,入江氏):
本作は2016年の6月から制作に入り,ようやくお披露目に至りました。設定を練るだけでなく,いろんな方に関わっていただくためにとにかく時間を費やしました。今後も膨大なプランを考えておりますので,皆さん楽しみにしていてください。
住谷哲栄さん(以下,住谷さん):
オーディションで選ばれてから,4か月……でしょうか,忘れるくらい濃密な時間でした。舞台に立つのも,ダンスも初めてというメンバーも多かったのですが,その中でも頑張って練習してきました。今回,ミスなく披露できてホッとしています。今後もいい楽曲が出てくるので,もっともっと練習して,いいパフォーマンスで皆さんに伝えられるように頑張りたいです。
澤田龍一さん(以下,澤田さん):
本当に感動しています。オーディションがあって,合宿もあったんですが,そのときはまだ,このプロジェクトに参加できているのは「いつか嘘だよって言われちゃうんじゃないか」という不安があったのですが,ここで皆さんの前に立つことができて,ようやくスタート地点に立ったという実感が湧きました。これから,メンバー18人とプロデューサーやスタッフの皆さんと精一杯いい作品にしていきたいと思いますので,応援よろしくお願いいたします。
黒木陽人さん(以下,黒木さん):
ここまであっと言う間でした。合格してから歌やダンスを練習して,チームでああだこうだ言いながら,ときにはケンカもしたりしました。でもやっとスタートできて,今はとても清々しい気持ちでいっぱいです。
近衛秀馬さん(以下,近衛さん):
ついにスタートしたなという感覚,そして今日このステージに立つためにオーディションを経て,合宿を経て,今日までにいろいろ積み重ね,この作品とともに成長してきました。これからも,この作品とともに成長していきますので,ぜひ応援していただけたらなと思います。そして,今はライブに来てくださった方,放送を観てくる方に楽しんでもらえるように全力でやっていきたいと思います。
榊原優希さん(以下,榊原さん):
オーディションに合格してから,この発表の場に至るまでが一瞬で,夢のようです。練習ではなかなかできないところもあって辛さもありましたが,今こうして皆さんに見ていただけて胸がいっぱいです。
――入江Pは,皆さんの今日のパフォーマンスを見ていかがでしたか。
入江氏:
このパフォーマンスをするにあたって,事務所の皆さんにもご協力していただきました。また,有名な振り付けの先生や,ボーカルディレクションの知野芳彦さんに,ボーカルレッスン,レコーディングと最初から最後までやっていただいて。彼らも合宿などをとおしてずっとトレーニングをしてきて,今ここに立っています。これがですね,1〜2か月前は全然できていなかったんだよね(笑)。
メンバー:(照れ笑い)
入江氏:
でも,週5,週6で各自で追い込んでトレーニングした結果が今出たと思っています。
――では,キャストの皆さんにうかがいます。チームが目指す先や目標を教えてください。
住谷さん
SP!CAは正統派アイドルで,皆さんに愛される,親しみやすいグループを目指したいと思っています。このプロジェクトの顔になれるように先陣を切っていろんなことに挑戦したいなとメンバーとも話していました。ちょっと大きいことを言いますが,歴史に残るグループ,プロジェクトにしたいです。
澤田さん
摩天ロケットはメンバー全員が1年生なので,フレッシュ感がありますが,尖ったユニットというコンセプトもあります。自由に,どんな風にでも成長できる可能性を秘めていると思います。見どころとしては,まだ右も左も分からないような彼らが,がむしゃらにもがいている様かなと。
黒木さん
まずは1人1人が輝けるようになれればと。輝いた先でも,やっぱり帰ってくるのはJust 4 Uであり,この4人だよね,というグループになるのが目標です。キャラクター同士はもちろん,演じさせていただいている僕たちも本当に仲がいいんです。ときにケンカして,ときに笑い合いながらやっていまして,兄弟のような関係を築いています。そんな中で切磋琢磨する姿を見ていただけたらと思います。
近衛さん
RayGlanZは実力派ユニットとして活動していまして,目指す先は,“上”です。1番を目指していますので,やるからには全力で,見てくださった方には「RayGlanZが最高,RayGlanZが1番」だと言ってもらえるようなユニットになりたいと思っています。
榊原さん:
僕たちのユニットは,弦心の低音と,雅楽の高音という対照的な2つの声のハーモニーに注目していただきたいです。対照的な声だからこそ奏でられる魅力もあると思います。新曲を出したときに,聴いただけでLa-Verittaだと気づいてもらえるような,そんなユニットにしたいです。
――楽曲を聴いたときの感想や,聴きどころを教えてください。
入江氏:
楽曲を作るにあたって,コンビニだったり,CDショップのフロアで流れていても「これはどのグループの曲なんだろう」と思えるくらいのクオリティを目指しています。メジャーなクリエイターの方々に,本気のアイドル曲,ポップスの楽曲を提供してほしいと依頼しています。
さらに,世界観やキャラクターがそっけないものではいけないと,SP!CAに関しては20曲くらいボツにすることもありました。摩天ロケットは,アレンジだけでも10回以上総入れ替えし,かなりの無茶振りをしながらここまでのクオリティにしていきました。ほかのグループも同様ですね。これをキャストのみんなが頑張って歌ってくれているので,今後も楽しみにしていただければと。
住谷さん
SP!CAの楽曲を初めて聴いたときは,はじまりの歌詞からメンバーみんなが世界観に引き込まれていきました。曲が進むにつれどんどん盛り上がっていって,みんな「これ最高だわ」というリアクションをしていましたね。僕たちも最初の“Welcome”のところで,作品の世界に皆さんを引き込めるように心を込めて歌っているので,注目していただきたいです。
澤田さん
摩天ロケットの「キミが見た空は」は,純粋で真っ直ぐな歌だなというのが,初めての印象です。キャラクターもそうなんですが,摩天ロケットのメンバーはちょっとK-POPっぽさもあって,「僕たちはちゃんと歌えるかな?」と思っていたんですけど,練習していく中でだんだんと「これは摩天だわ」というところに落ち着けました。これからもカッコイイ曲をたくさん歌っていけたらなと思いますが,「でもやっぱり摩天といったら爽やかなあの曲だよね」って言われたいですね。
入江氏:
あれ,また次にすごくいい曲作ってるじゃない?
一同:(笑)
黒木さん
Just 4 U の「大胆不敵に恋したい」を初めて聴いたときは,すごくクールでアップテンポな曲だなと。でもこれは恋の歌じゃないかと。それなのにこんなにカッコイイ曲で「これを僕らが歌うんだ,これはなかなか大変じゃないかな」と思ったのが印象深いです。僕らの楽曲はクールさが主体となっていますが,その中にキュート組が入ってきて,かわいいさのアクセントもきいているところに注目してほしいです。
近衛さん
RayGlanZの「GO NOW!」は,最初に聴いたとき「カッコイイ!」と思いました。そのあとにあらためて歌詞を見て,また曲を聴いて,RayGlanZらしさが前面に出ているなと感じました。この曲の中で「ピリピリピリピリah〜」という言葉が出てくるんですが,ものすごく耳に残りますし,振りも覚えやすいのでぜひライブや,カラオケで,みんなで盛り上がってほしいですね。
榊原さん:
La-verittaの「BEAT IN LOVE」は,最初に聴いたときに文哉さんと一緒に「とても優美な曲だね」と話していて。繊細さがあるんですが,裏には力強さもあって。メロディラインがとても美しくて,「これを僕たちが歌うんですね」とカタカタ震えていた記憶があります。この曲は僕の声と文哉さんの声がハーモニーを奏でるパートが多いので,2つの声が混ざりあうところに,ぜひとも注目していただきたいなと思います。
――ところで今日は2月14日ですが,バレンタインデーの思い出をお聞かせください。
住谷さん
僕がまだ小さいころ,バレンタインデーというものをよく知らなかったんですが,母に「女性から男性にプレゼントをあげる日だから」と,粗品のタオルをもらったんです(笑)。でも今治のタオルでいいタオルだったので,喜んだ印象があります。そのまま次の年までバレンタインを勘違いしていましたね。次の年は母からちゃんとチョコレートをもらいました。
澤田さん
バレンタインの思い出は,芋虫チョコですね。当時,仲間内でドッキリが流行っていたんです。で,チョコの箱を開けたら,ココアパウダーとスポンジで土っぽくなっていて,その中に有名なキャラメル菓子をチョコでコーティングした芋虫が入っていて……。それをくれた人は僕が虫が嫌いなことを知っていてそういうことをしてくれたんですけど,開けた瞬間はゾッとしました。一瞬返したけども,食べました。味は美味しかったですが,苦い思い出があります。
黒木さん
今年の話なんですが,毎年質より量で攻めてきた母が,今年は何を思ったかスイートポテトを作ってくれたんです。今朝,景気づけに食べて行こうと思って冷蔵庫を開けたら,スイートポテトがなくなっていまして。母親が自分で全部食べちゃったそうで,「なんだよー」という気持ちで今日ここに来ました(笑)。
近衛さん
僕が通っていた学校は女子が少なくて,バレンタインやクリスマスというイベントも意識していなかったんです。バレンタインの日も,友達と僕の家で遊ぼうとなって,4人くらいで帰り道を歩いていたんです。そうしたら,途中に女子が2人いて,何か手に持っているんです。友達が「これ絶対秀馬にチョコ渡そうとしてる」ってザワザワしだして,僕も「チョコもらえるんだ」ってドキドキして。そして女の子が「これよかったら」とチョコを渡してくれたんですが,その先は僕じゃなくて隣りの友達でした(笑)。すごく恥ずかしかった思い出です。
榊原さん:
中学2年生のとき,男子5人でガトーショコラを作って送り合おうとなりまして。みんなで頑張って作っていたんですが,湯せんするのにチョコレートをお湯に直接入れる子がいたりして,気がついたら机に生チョコの板が10枚以上並ぶという事態になりました。チョコはカラオケのリモコンくらいの大きさで,それを持ち帰った僕は2枚一気に食べてお腹を壊しました(笑)。
――入江Pに質問ですが,タイトルの「Readyyy!」に込められた意味や,最後に“y”が並ぶ意図をお教えください。
入江氏:
タイトルには“Ready Go”の意味合いを兼ねています。後ろに“yyy”となっているのは,これは“略”なんです。ビートルズに「ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!」(原題:「A Hard Day's Night」)という楽曲がありますよね。この“ヤァ!ヤァ!ヤァ!”の頭文字を取って,yyyと表記されるケースがあるんです。そこからもじって取り入れています。日本語的にも,ワイワイワイと,ヤァヤァと前に進んでいって,いろんなところに行くというイメージを持ってつけました。
――今後の展開をお聞かせください。
入江氏:
この後イベントが目白押しです。まずは,スマートフォン向けのゲームアプリを開発しております。こちらもお披露目できる日を楽しみにしていてください。さらに,今すでに27曲が制作進行しています。毎月新曲を提供していくとともに,そのほか2次展開も考えております。
――最後にファンの皆さんへメッセージをお願いします。
入江氏:
今までにないタイプのゲームアプリにしていきながら,さらにはいろんな展開をして,この世界を広げていって,それにどっぷり浸っていただきたいと思います。それだけのボリュームと質を提供したいと思っております。楽しみにしていてください。
住谷さん
18名のキャスト,キャラクターそれぞれに個性やギャップ,魅力があってと,選び放題の作品になっています。好きなキャラクターを見つけていただいて,この作品の世界に入って楽しんでいただければと思います。
澤田さん
プロデューサーを含め,スタッフの方々,18名のキャスト陣で精一杯頑張っていきますので,応援よろしくお願いします。摩天ロケットとしては,イグニッションポーズをファンの皆さんとライブでやれたら楽しいなと思っています。メンバーと考えたのでぜひ覚えてほしいです。
黒木さん
この18人,全体とおしてみても仲よくやっているなと思っていて,そんな18人の仲の良さも見ていただきたいです。Just 4 Uとしましては,皆さんに「私はクール組かな」「私はキュート組がいい」「私は4人全員好き」と,そんな会話をしていただけるのを夢見て頑張ります。
近衛さん
ファンの方々に「また見たい,カッコイイ,応援したい,魅力的だ」と思ってもらえるようなパフォーマンスをしていきたいと思いますので,18人のキャスト,入江P,そしてスタッフで盛り上げていきますので,応援のほどよろしくお願いします。
榊原さん:
このプロジェクトは本当に魅力的な企画で,18人のキャストそれぞれに目標があり,課題があり,越えていかなければならない壁があります。そして,練習してきた時間がありますが,みんなまだまだ発展途上なので,これから伸びていく様を見守ってください。よろしくお願いいたします。
「Readyyy!」公式サイト
(C)SEGA