実家よりくつろげる!? 古民家で「BORDER BREAK」の20人対戦が楽しめる「ボダ家（ボダハウス）」に行ってきた

　セガ・インタラクティブは本日（2019年4月2日）から20日まで，PS4版「BORDER BREAK」のコミュニティスペース「ボダ家（ボダハウス）」をオープンしている。オープン前日には同作のプロデューサー 青木盛治氏の案内のもと，メディア向けの内覧会が行われた。その模様をレポートしよう。

■開催時期
2019年4月2日（火）〜4月20日（土）
昼の部：14時30分〜16時30分（一般開放）
夜の部：17時00分〜19時00分/19時30分〜21時30分（事前予約制）

■住所
〒150-0011
東京都渋谷区東1丁目26-32
渋谷駅新南口より徒歩5分

利用料金は無料だが，夜の部は事前予約が必要

「ボダ家（ボダハウス）」特設サイト

「ボーダーブレイク」公式サイト

家のゆるさと最高レベルのプレイ環境が同居

青木盛治氏。ボダ家（ボダハウス）は1933年に建てられたという古民家だ

　ボダ家の企画は「アーケード版ではゲームセンターで遊んでもらうことで提供できていた，ユーザー同士の交流やコミュニティの魅力をPS4版でも提供したい」という青木氏の思いから生まれたそうだ。昨年末頃から内容を詰めていくうちに「（ゲーミングスペースのような）かっちりとした場所より，家でワイワイ遊ぶイメージのほうがBORDER BREAKらしいだろう」（青木氏）ということで選ばれたのが，東京都渋谷区にある古民家レンタルスペース，並木橋OLDHAUS（オールドハウス）である。ここに20人分のPlayStation 4 Proやディスプレイなどが運び込まれ，ボダ家（ボダハウス）が誕生した。

玄関ではハティとマーナガルの巨大ポップが出迎えてくれる

青木氏が手にしているのは，ボダ家を利用するともらえるスリッパ＆手ぬぐい

　外観と内装，共に趣のあるボダ家だが，「BORDER BREAK」をプレイする環境としては最高クラス。α，βという2部屋にPS4 Proが10台ずつ設置され，DUALSHOCK 4とBORDER BREAK専用コントローラ＆マウスが用意されている。ヘッドホンやディスプレイもゲーマー向けのものだ。

α部屋とβ部屋による10対10はもちろん，ボダ家以外の場所にいるプレイヤーをフレンドマッチに招待したり，自宅と同様にランクマッチやカジュアルマッチに出撃したりできる

すべての席にDUALSHOCK 4とBORDER BREAK専用コントローラ＆マウスが用意されている

PS4 Proにはある程度のパーツが揃っているデータが入っているので，自分のPlayStation Network IDを忘れてきても，ゲームをプレイすることは可能だ

　本棚には「アーケード版の稼働開始から，10年間に流行したマンガ」が陳列されており，ブラウン管のテレビではメガドライブやセガサターン，ドリームキャストのゲームが遊べる。これはもうゲーマーにはたまらない環境だ。この日はメガドライブ版「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」を筆頭に，各ハードに5本のゲームが用意されていた。ちなみにゲームソフトの持ち込み可とのこと。

本棚には週刊少年ジャンプの連載作品や「名探偵コナン」「進撃の巨人」などが並ぶ。BORDER BREAKの関連本も

ブラウン管のテレビでは3世代のセガハードと計15本のゲームがプレイ可能

CDラジカセではBORDER BREAKのサントラセットを再生できる。しかも，お菓子とジュースは食べ放題＆飲み放題

1/1プラモデルの武器パーツやグッズが展示されている。掛軸の一筆は青木氏による

どちらの部屋にも所狭しとグッズやポスターが配置されている

バトル三昧のあとは庭に出てひと息つこう。さらに夜間利用時はライトアップされた庭を眺められる。古民家ならではの魅力だ

　BORDER BREAKを遊ぶための設備に加えて，実家のようにくつろげるスペースも存在し，さらに「食べ物の持ち込みや出前もOK」（アルコールやタバコはNG）というボダ家。期間中は青木氏や開発スタッフも積極的に足を運ぶそうで，「開発スタッフがいたら今後の展開に対して，どんどん意見を言ってほしい」（青木氏）とのこと。「BORDER BREAK」を快適な環境で楽しみたい人，開発スタッフと直接話がしたいという人は，ぜひボダ家を訪問してみよう。

「ボダ家（ボダハウス）」特設サイト

「ボーダーブレイク」公式サイト