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ゲーマー向け小型ノートPC「GPD WIN Mini」2025年モデルの展示が始まる。モンハンワイルズのベンチマークテスト結果も公開
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GPD WIN Mini 2025年モデルは,3月上旬の発売を予定しており,すでに予約の受付を開始している(関連記事)。製品ラインナップと税込価格は以下のとおり。なお,発売日までに予約すると,通常価格から4000円引きするほか,専用グリップをプレゼントするという。
- CPU:Ryzen AI 9 HX 370,メインメモリ容量32GB,内蔵ストレージ容量2TB:23万2000円(先行予約価格:22万8000円)
- CPU:Ryzen 7 8840U,メインメモリ容量32GB,内蔵ストレージ容量1TB:14万6000円(先行予約価格:14万2000円)
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GPD WIN Miniは,7インチサイズで1920×1080ドット,最大リフレッシュレート120Hzのディスプレイを搭載したクラムシェル型ノートPCだ。ディスプレイパネルは,標準で横長の液晶パネルを採用するのがポイントで,解像度を調整できない古いゲームをプレイしたり,排他的フルスクリーンを利用したりするときに表示が崩れにくい。
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GPD WIN Mini 2025年モデルは,2024年モデル(関連記事)から,筐体設計を変更したという。GPDによると,とくに冷却構造を見直しており,冷却性能が高い空冷ファンに変更したのに加えて,高熱伝導性素材を採用したとのこと。これにより,CPUのTDP(Thermal Design Power,熱設計消費電力)を標準状態で28Wに,最大で35Wまで引き上げられるようになったそうだ。
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また,内部構造と採用するパーツも大きく変わっている。たとえば,搭載SSDのサイズが小型のM.2 Type 2230から,一般的なM.2 Type 2280に変更となった。さらにオーディオ用のアンプICや高精度のタッチパッドの採用も見どころと言えよう。新たなパーツを採用したため,公称本体重量は2024年モデルの約520gから約555gへと少し重くなっている。
上位モデルに搭載するRyzen AI 9 HX 370は,2025年の携帯型ゲームPCや小型ゲームノートPCで主流となっているプロセッサだ。Zen 5cアーキテクチャをベースとした12コア24スレッドのCPU,RDNA 3.5アーキテクチャベースの統合GPU「Radeon 890M」を備えており,従来製品と比べて高い性能を発揮するという。
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天空の検証では「モンスターハンターワイルズ ベンチマーク」において,画面解像度1920×1080ドット,画質設定「中」ではスコアが1万518で,カプコンが「問題なくプレイできます」という目安をクリアしたそうだ。
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インタフェース類は,2024年モデルと変わらず,USB4×1,USB 3.2 Gen 2 Type-C×1,USB 3.2 Gen 2 Type-A×1,microSDカードスロット,4極3.5mmミニピンヘッドセット端子などを備える。
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なお,GPD WIN Mini 2025年モデルは,小型PC専門店「ハイビーム」の秋葉原店で展示が始まっているので,気になる人はチェックしてみるといいだろう。
本日より #GPDWINmini2025 の展示が始まりました!?
— HIGH-BEAM AKIBA 公式|ゲーミング/UMPC専門店 (@HIGH_BEAM_jp) February 21, 2025
過去モデルもまだ展示中なのでぜひ比べてみてくださいね♪
本日も19時まで営業しております!#GPD #UMPC pic.twitter.com/a3eN623MTz
GPD WIN Mini 2025年モデルの製品情報ページ
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