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Steam版「クロノ・トリガー」,原作のドット表現を再現した「オリジナルグラフィック」が4月前半に実装へ。今後は複数回のアップデートを予定
Steamで登場したクロノ・トリガーは,1995年3月にスーパーファミコンで発売した同名タイトルのPC版。グラフィックスの全面改修や,作曲家・光田康典氏の監修によるサウンドのリマスタリング,東映アニメーションによるイメージアニメーションの追加,UIの最適化など,スマートフォン版からのアップグレードを行った形で登場した(関連記事)。
しかしSteamには配信開始後,その完成度に対して疑問を呈するコメントがカスタマーレビューに集まることとなった。原作の持つドット絵の魅力が高解像度対応に伴う最適化の不足によりスポイルされているといったものなど,主にグラフィックスやフォント,UIへの違和感を訴えるものだ。
スクウェア・エニックスは3月2日時点で,これらの問題について把握していること,そして対応を検討していることを,Steamニュース(※外部リンク)でファンに伝えていた。そして今回,その具体的な動きが発表された形である。
4月前半に実施予定であるというアップデートでの最も大きな変更点は,前述したグラフィックスの変更機能であるとのことで,「高解像グラフィック」と,原作版のドット表現を再現した「オリジナルグラフィック」を選択できる機能が実装される予定。
また,今後予定しているという複数回のアップデートに合わせて,現在販売中の特典付き「Limited Edition」の販売期間を,4月30日まで延長することも発表されている。
Steamの「クロノ・トリガー」(CHRONO TRIGGER)ストアページ
「クロノ・トリガー」公式サイト
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Illustration:(C)1995 BIRD STUDIO / SHUEISHA
Story and Screenplay:(C)1995, 2008 ARMOR PROJECT / SQUARE ENIX