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「竜騎士07プロジェクト発表会」をレポート。2019年発売予定の完全新作「惨劇サンドボックス」の情報も公開
発表会では,竜騎士07氏のほか,ひぐらしシリーズの大ファンだという声優の春名風花さん,劇団「進戯団 夢命クラシックス」の滑川恭子さん,舞原 鈴さんも登場し,ひぐらし談義を交えながら会見を行った。本稿では,最新情報を中心に発表会の模様をレポートしよう。
7月26日にNintendo Switch版「ひぐらしのなく頃に奉」発売
会見では,まずNintendo Switch版「ひぐらしのなく頃に奉」が7月26日に発売されることが発表された。
Nintendo Switch版「ひぐらしのなく頃に奉」は,前作にあたる「ひぐらしのなく頃に粋」収録のシナリオ19本に,スピンアウト小説を元にした「ひぐらしアウトブレイク」,その続編「ひぐらしアウトブレイク〜神姦し編〜」,「ひぐらしのなく頃に」の原点となる「雛見沢停留所」を加えた22本のシナリオを収録。
テキスト量にすると10MB以上,ボイス数は約12万ワード,総プレイ時間は100時間以上にもなる大ボリュームのタイトルとのこと。竜騎士07氏は「また皆さんに作品をお届けする機会に恵まれて,嬉しく思っています」とコメントした。
通常版パッケージイラスト |
限定版パッケージイラスト |
シナリオの「雛見沢停留所」は,コミカライズを担当したともぞ氏がキャラクターデザインを行うことも発表された。ともぞ氏からは「雛見沢停留所は,原作とはまた違う独特のテイストの作品なので楽しんでいただければ幸いです」とのメッセージが届けられた。
また,Nintendo Switch版「ひぐらしのなく頃に奉」には,「僕達はもう知ってる」(作詞/作曲:志倉千代丸氏 歌:松澤由美さん)という主題歌が用意されているとのこと。新しいプロモーションムービーにも使われている曲なので,ぜひチェックしてもらいたい。
志倉千代丸氏 |
松澤由美さん |
“ドラマチック謎解きゲーム×ひぐらしのなく頃に「雛見沢脱出計画」”という,コラボ企画が行われることも発表された。こちらは,ひぐらしのなく頃にでお馴染みのキャラクターも登場する公演となっており,4月22日からスタートするとのこと。
完全新作「惨劇サンドボックス」が2019年発売
続いて「うみねこのなく頃に」と「うみねこのなく頃に散」がオールインパッケージになった「完全版」が発売されることが発表された。
竜騎士07氏は,うみねこのなく頃について「音声の収録だけでいくつも季節が過ぎた」と思い出話をしてくれたが,ひぐらしのなく頃と同様に大ボリュームの作品だ。
なお,正式タイトルや対応ハード,発売時期に関しては今後発表を行うとのことだ。
発表会の最後には,竜騎士07氏と「CLANNAD」などの原画担当で知られる樋上いたる氏がタッグを組んだ完全新作「惨劇サンドボックス」が2019年に発売されることが発表された。
この新作タイトルに関して,竜騎士07氏は「大事なことはまだ話せない段階」と前置きしつつ,「樋上先生にキャラクターを描いてもらえるなら,こんな話を書きたい,と思った作品」だと説明し。「樋上先生の儚いイメージのキャラクター達と“惨劇”というキーワードのシナリオが,どういう化学反応を起こすのか,楽しみながら書かせていただきました」とコメントしている。ちなみに,執筆に関しては8割終わっているようで,いずれ続報を発表するとのことだ。
最後に竜騎士07氏は「こうしていろいろな作品を発表できるのは,応援してくださる皆さんのおかげです。これからも楽しみにしてくださる皆さんに新しい作品をお届けしたいと思っています」と語って発表会を締めくくった。
- 関連タイトル:
ひぐらしのなく頃に奉
- 関連タイトル:
惨劇サンドボックス
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