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「WD Black SN750 NVMe SSD」が国内発売に。ゲームプレイ時の性能を維持する「Gaming Mode」機能を搭載
WD Blackの名を冠するNVMe対応SSDでは第3世代となるSN750シリーズは,従来製品である「WD Black NVMe SSD」にはなかった容量2TBモデルの追加と,逐次書き込み速度の向上が特徴だ。詳細なスペックは本稿の最後にまとめたので参考にしてほしいが,たとえば容量1TBモデルで比較した場合,WD Black NVMe SSDだと逐次書き込み性能が2800MB/sなのに対し,SN750シリーズでは3000MB/sに向上している。
また,従来どおりのヒートシンク非搭載モデルに加えて,EKWB製のヒートシンク標準搭載モデルもラインナップされた点は注目すべきだろう。
ラインナップは表1のとおりで,ヒートシンク非搭載モデルは容量2TB,
型番 | ヒートシンク | 容量 | 販売代理店 想定売価(税込) |
発売時期 |
---|---|---|---|---|
WDS200T3X0C | 非搭載 | 2TB | 未定 | 2019年2月頃 |
WDS100T3X0C | 1TB | 3万1800円前後 | 1月23日 | |
WDS500G3X0C | 500GB | 1万5800円前後 | 1月23日 | |
WDS250G3X0C | 250GB | 8980円前後 | 1月23日 | |
WDS200T3XHC | 搭載 | 2TB | 未定 | 2019年3月頃 |
WDS100T3XHC | 1TB | 未定 | 2019年3月頃 | |
WDS500G3XHC | 500GB | 未定 | 2019年3月頃 |
Gaming Mode機能が,実際のゲームプレイにおいてどの程度効果的なのかは分からないが,ゲーム用のソフトウェア機能が追加となったNVMe対応SSDという点で,SN750シリーズは注目に値する製品かもしれない。
●表2 SN750シリーズ,ヒートシンク非搭載モデルの主なスペック
WDS200T3X0C | WDS100T3X0C | WDS500G3X0C | WDS250G3X0C | |
---|---|---|---|---|
容量 | 2TB | 1TB | 500GB | 250GB |
ヒートシンク | 非搭載 | |||
フォーム |
M.2(2280) | |||
接続インタフェース | NVMe / PCIe x4 | |||
SSDコントローラ | 未公開 | |||
キャッシュメモリ容量 | 未公開 | |||
フラッシュメモリ | 64層3D NAND(詳細未公開) | |||
逐次読み出し | 最大3400MB/s | 最大3470MB/s | 最大3470MB/s | 最大3100MB/s |
逐次書き込み | 最大2900MB/s | 最大3000MB/s | 最大2600MB/s | 最大1600MB/s |
ランダム4KB |
480000 IOPS | 515000 IOPS | 420000 IOPS | 220000 IOPS |
ランダム4KB |
550000 IOPS | 560000 IOPS | 380000 IOPS | 180000 IOPS |
TBW | 1200TB | 600TB | 300TB | 200TB |
MTBF | 175万時間 | |||
公称電力 | 最大2.8A,スリープ時2.5mW | |||
公称本体サイズ | 80(W)×22(D)×2.38(H)mm | |||
公称本体重量 | 約7.5g | |||
保証期間 | 5年間 |
●表3 SN750シリーズ,ヒートシンク搭載モデルの主なスペック
WDS200T3XHC | WDS100T3XHC | WDS500G3XHC | |
---|---|---|---|
容量 | 2TB | 1TB | 500GB |
ヒートシンク | 搭載 | ||
フォーム |
M.2(2280) | ||
接続インタフェース | NVMe / PCIe x4 | ||
SSDコントローラ | 未公開 | ||
キャッシュメモリ容量 | 未公開 | ||
フラッシュメモリ | 64層3D NAND(詳細未公開) | ||
逐次読み出し | 最大3400MB/s | 最大3470MB/s | 最大3470MB/s |
逐次書き込み | 最大2900MB/s | 最大3000MB/s | 最大2600MB/s |
ランダム4KB |
480000 IOPS | 515000 IOPS | 420000 IOPS |
ランダム4KB |
550000 IOPS | 560000 IOPS | 380000 IOPS |
TBW | 1200TB | 600TB | 300TB |
MTBF | 175万時間 | ||
公称電力 | 最大2.8A,スリープ時2.5mW | ||
公称本体サイズ | 80(W)×24.2(D)×8.10(H)mm | ||
公称本体重量 | 約33.2g | ||
保証期間 | 5年間 |
WDのWD Black SN750 NVMe SSD製品情報ページ
テックウインドのWD Black SN750 NVMe SSD製品情報ページ
WD BLACK SN750 NVMe SSDの取り扱いを開始
Western Digital正規代理店であるテックウインド株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役:王 夢周、以下 テックウインド)は、eSportsやゲーミングユーザーに最適な、超高速で最上位のパフォーマンスを実現したWD BLACK SN750 NVMe SSDの取り扱いを開始いたします。
WD BLACK SN750 NVMe SSD
製品保証:5年
■ヒートシンク無しモデル
○WDS250G3X0C
- 容量:250GB
- 市場想定売価:8,980円(税込)
- 店頭発売日:2019年1月23日
○WDS500G3X0C
- 容量:500GB
- 市場想定売価:15,800円(税込)
- 店頭発売日:2019年1月23日
○WDS100T3X0C
- 容量:1TB
- 市場想定売価:31,800円(税込)
- 店頭発売日:2019年1月23日
○WDS200T3X0C
- 容量:2TB
- 市場想定売価:未定
- 店頭発売日:2019年2月頃予定
■ヒートシンク付きモデル
○WDS500G3XHC
- 容量:500GB
- 市場想定売価:未定
- 店頭発売日:2019年3月頃予定
○WDS100T3XHC
- 容量:1TB
- 市場想定売価:未定
- 店頭発売日:2019年3月頃予定
○WDS200T3XHC
- 容量:2TB
- 市場想定売価:未定
- 店頭発売日:2019年3月頃予定
※仕様の詳細は下部にあります弊社リリースページのリンクをご覧ください。
WD BLACK SN750 NVMe SSDの製品特徴
■さらに進化したパフォーマンス
シーケンシャル読み取りおよび書き込み最大速度3,470/3,000 MB/s(1TBモデル)を実現したWD BLACK SN750 NVMe SSDは、eSports、ゲーム用PCのアップグレードを検討しているゲーム及びハードウェア愛好家に最高のパフォーマンスを提供します。
■優れた耐久性
最大175万時間のMTTFと1,200TBWの書き込み耐久性(2TBモデル)を実現ました。
WD BLACK SN750 NVMe SSDは信頼性の高い優れたSSDです。
■ゲームに最適な管理ツールWD BLACK SSDダッシュボード
WD BLACKSSDダッシュボードでは、ゲームモード機能を有効にしてパフォーマンスを最適化することができます。この機能はSSDの低電力モード機能を無効にしますが、激しいゲームセッション中もドライブが作動し続けるようにするゲームユーザーのための機能です。
■EKWB製ヒートシンクを採用
EKWBヒートシンクは、WD BLACK SN750 NVMe SSDを長時間にわたって最高のパフォーマンスで動作するのに役立つよう設計されています。洗練されたデザインは、システムの外観を向上させるだけでなく、パッシブ冷却機能によってドライブのパフォーマンスを最適に維持する事にも役立ちます。
※WDS500G3XHC、WDS100T3XHC、WDS200T3XHCのみ搭載
こちらのリリースの詳細は、以下のWebページでご確認下さい。
https://www.tekwind.co.jp/WDC/information/entry_829.php
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