ダイイングライトの世界観を使ったバトルロイヤルゲーム，「Dying Light: Bad Blood」のアーリーアクセス版がリリース

　ポーランドのTechlandは，ゾンビアクション「ダイイングライト」の世界観を使ったスタンドアロンの新作バトルロイヤルゲーム「Dyling Light: Bad Blood」のアーリーアクセス版をSteamで発売した。ただし，記事掲載時点で日本からのアクセスはできないようだ。製品としてはPC版のほか，PlayStation 4版とXbox One版が予定されている。

「Dying Light: Bad Blood」公式サイト

　日本では2015年にリリースされた「ダイイングライト」は，ゾンビの発生で文明が崩壊した都市を舞台に，プレイヤーがパルクールを駆使して移動し，必要な物資の収集や生存者の救出を行うという一人称視点のアクションゲームだ。


　その設定をベースにバトルロイヤルゲームに仕上げた「Dying Light: Bad Blood」は，最大12人のプレイヤーが最後の1人になるまで戦うという，人数的には同ジャンルの他作品に比べてやや小ぶりになっている。とはいえ，相手はほかのプレイヤーだけではなく，たくさんのゾンビに囲まれてしまったり，さまざまなアイテムを集めて武器を自作したりなど，「ダイイングライト」の要素をうまく活かしたゲームになっている。

　Techlandによれば，今後4〜6か月ほどのテストを続けて，2019年初めには各プラットフォームでリリースしたいとのこと。多くの作品が登場し，レッドオーシャンになりつつあるバトルロイヤルジャンルに一石を投じることができるだろうか。