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マフィア梶田の二次元が来い!:第481回「睡眠の重要性を感じるミリタリー好きの選択肢」
もちろん,ずっと薬に頼り続けるわけにもいかんのですが,今は心理的にも救いができて,とにかく助かっていますわ。当たり前なことのはずなんですが,人間やっぱり睡眠が肝心なんだと,しみじみ思い知りました。
4GamerSPチャンネルにて好評配信中の「マフィア梶田のYouTuber始めました(仮)」。直近の更新では,ゲストとしてミリタリー好きの女性声優・花谷麻妃さんをお迎えし,Activisionがサービス中のスマートフォン向けFPS「Call of Duty: Mobile」(iOS / Android)をプレイしました。
マフィア梶田とは今回が初顔合わせとなった花谷さん。カワイイ顔して,持ってきたスマホはゲーム用のアクセサリーでミッチミチのガッチガチ。
FPSやTPSといえば,いまだにPCやコンシューマ向けのタイトルを思い浮かべてしまう自分ですが,新世代のガチ勢を目にして,それはもう古い常識なんだと思い知らされました……。
実際,「Call of Duty: Mobile」はとても遊び応えのあるゲームでしたし,現代っ子にナメられないためにスマホでもシューターの腕を磨いていきたいですね。
「Call of Duty: Mobile」公式サイト
「Call of Duty: Mobile」ダウンロードページ
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人間,ふとした瞬間に成長を感じることってありますよね。めったなことでは動じなくなったり,昔はできなかったことができるようになったり。実はゲームって,そういった成長を感じやすいコンテンツだと思ってるんですよ。
格闘ゲームしかり,FPSしかり,遊ぶことでプレイヤー自身が成長していくジャンルですが,俺は最近意外な作品で自分の成長を感じました。12月12日に発売されたばかりの,「新サクラ大戦」ですよ。……いやいや,「そういうゲームじゃなくね?」って,思いますよね。じゃあ何かっていうと,「選択肢」なんです。
「新サクラ大戦」,遊んでみて嬉しい誤算だったのが,主人公の神山誠十郎が非常に愉快なヤツだったんですよね。初見のイメージだと,もっと真面目系かと思っていたんですが,会話の選択肢に高頻度で“おふざけ”が含まれているんです。
ただ,実はマフィア梶田,10代の頃を振り返ってみると「そういう選択」ができない男だったんですよね。理由は単純で,相手に微妙な反応をされたり,嫌われたりするのが嫌だったから。なので,恋愛シミュレーションゲームなんかでも,意中の相手に対する選択肢を少しでも間違えたらその度にリセットして,好感度を上げることに固執していました。今思えば「ゲームの攻略」としては間違っていなかったのかもしれませんが,「ゲームを楽しむ」という意味ではもったいないことをしていましたね。失敗や後悔も含めて“ストーリー”として楽しむ度量が無かったんだと思います。
それがどうでしょう。いつ頃からか,セクハラおふざけなんでもござれ。明らかに「コレはダメだろう」という選択肢も,躊躇せず選べるようになりました。「新サクラ大戦」で言えば,読書に集中している初対面の女子を触りに行ったり,女湯の脱衣所で服を脱ごうとしたり。ヒロイン達に好かれることより,主人公に突飛な行動をとらせることを楽しんでしまっていましたね。……いや,ここまで語っといて何ですが,たぶん“成長”じゃねぇですね。退化ですわコレ。
しかしまぁ,初回プレイという決して二度とは味わえない体験を,良くも悪くもナチュラルに楽しめるようになったのは好ましい成長ですよ。現実と違ってゲームは何度でもやり直せるんですから,思うがままに遊ばなきゃ損なんです。「新サクラ大戦」も,神山隊長には悪いんですが,初回プレイは奇行を繰り返す“変態”という十字架を背負って生きてもらおうと思います。
「新サクラ大戦」公式サイト
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(C)2019 Activision Publishing, Inc.
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