プレイレポート
「けものフレンズ3」押さえておきたいバトルの基礎解説。オーダーフラッグを効果的に選んでパーティを導こう
本稿では,「けものフレンズ」プロジェクトの最新作として完全オリジナルストーリーが楽しめる本作をさらに快適に楽しむべく,バトルのコツや活用したいシステムなどを解説していこう。なお,序盤のストーリー攻略でおすすめのフレンズなどは「こちら」で紹介しているので,ぜひ参考にしてほしい。
「けものフレンズ3」序盤のストーリー攻略でおすすめのフレンズや,毎月のイベントサイクルに合わせた理想的な“パークの暮らし方”を紹介
セガゲームスがサービス中のスマートフォン向けアプリ「けものフレンズ3」(iOS / Android)。本稿では,パーク暮らしを始めたばかりの新米隊長向けに,基本的な遊び方や序盤の攻略を大いに助けてくれるフレンズたちなどを紹介していこう。
フレンズたちの行動方針となるコマンド
「オーダーフラッグ」の各効果と選び方
本作のバトルはターン制のコマンドRPG形式を採用しており,メインストーリーでは自身の探検隊に加入済みのフレンズ4名と,ほかのユーザーが「助っ人」に設定しているフレンズ1名を組み合わせた,最大5名のパーティで敵に挑むことになる。
毎ターン,攻撃を行うフレンズを3回選ぶのが基本で,同じフレンズで複数回攻撃することも可能だ。
攻撃するフレンズを選ぶ際は,アイコンの上に表示されている「オーダーフラッグ」に注目しよう。オーダーフラッグは「Beat!!!」「Action!」「Try!!」の3種類で,ターン開始時にそれぞれのフレンズがランダムで1種だけ使える状態になっている。
「Beat!!!」のフレンズを選んだ場合は攻撃内容が固有の「とくいわざ」に変化し,通常攻撃よりもより多くのダメージを与えたり,状態異常を付与したりできるようになる。バトルに慣れていないうちは,「とくいわざ」の攻撃倍率が高いフレンズを編成したうえで「Beat!!!」を優先的に選んでいくと効率よく敵を倒せるはずだ。
「Action!」の場合,固有の大技「けものミラクル」を発動するために必要なMPを獲得できる。フレンズによっては「けものミラクル」でHP回復やバフ・デバフなども行えるので,強力な敵が出現するクエストなどでは複数回選択しておくといいだろう。
また,「Try!!」で攻撃した際に一定数獲得できる「プラズムチャージ」は,次のターンの開始時に味方に自動的に分配され,それぞれの攻撃倍率を上昇させる効果を持つ。
そして,1ターン内に別々のフレンズ2名以上で連続して同種のオーダーフラッグによる攻撃を行うと「けもコーラス」が発動。選んだオーダーフラッグの効果が強化されるうえ,「おかわりゲージ」を一定値溜めることができる。
「おかわりゲージ」をいっぱいまで溜めると,攻撃回数を増やす“おかわり”が任意のターンに利用可能になる。ちなみにストックした「おかわりゲージ」は同じバトルの次のWAVEに持ち越すことができ,(ゲージ上昇量の目視確認から推測するに)「Action!」での「けもコーラス」発動時に,もっとも多くの「おかわりゲージ」を獲得できるようになっているようだ。
また,“おかわり”は同じターン内で2回まで発動できる。ゲージを溜めておけばパーティ全員での一斉攻撃も可能となるので,ここぞという場面のために「けもコーラス」を積極的に狙っていこう。なお,攻撃時には“後に選んだフレンズほど攻撃ダメージが上がる”という仕様があるため,育成が進んでいないフレンズから順に選んでいくのがおすすめだ。
パーティ内に“のけもの”を作らないための
「たいきスキル」&「隊長スキル」活用のススメ
続いては,攻撃に参加しなかったフレンズが一定の確率で発動できる「たいきスキル」や,パーティの隊長である主人公に紐付く「隊長スキル」についても解説していこう。
フレンズたちは固有の「たいきスキル」を持っており,自身や味方の回避率や与ダメージを上昇させるなど,その効果はさまざまだ。
また,発動条件は“そのターン中に攻撃を行わないこと”であるが,強力なスキルであるほど発動確率が低かったり,1バトル中に発動できる回数に制限があったりする点も覚えておこう。
「敵から狙われやすくなる」「被ダメージを減少させる」といった効果は強敵とのバトルでこそ有用なため,できれば道中のWAVEでの無駄打ちは避けたいところ。序盤から絶え間なく攻撃参加し続け,要所ではあえて手を休めることで「たいきスキル」の発動を狙う,といった駆け引きも本作のバトルの面白いところだ。
しかし,ときにはオーダーフラッグが噛み合わないなどで,止む無く攻撃メンバーから外さねばならない瞬間も訪れるだろう。そんな場面で活用したいのが,主人公に1種類だけ設定できる特殊効果「隊長スキル」のうちの1つ,「オーダーチェンジ」だ。
ゲーム開始時から開放されているオーダーチェンジは,発動時に任意のフレンズのオーダーフラッグをランダムで3回まで変更できるという効果で,デメリットが一切ないのが特徴。「けもコーラス」や「けものミラクル」の発動も狙いやすくなるので,積極的に活用していきたい。
一方,オーダーチェンジに頼らずともある程度狙ったオーダーフラッグが出現するよう調整したい場合は,同名のフレンズごとに所持しているオーダーフラッグは全5枚で種類は固定されているため,オーダーフラッグの所持傾向に偏りがあるフレンズを多めに編成するという方法もある。
例えば「Beat!!!」が5枚中3枚を占めるアライグマを編成しつつ,5枚中1枚しか「Beat!!!」を持たないトキなどを編成しなければ,その分だけ「Beat!!!」の出現率アップにつながる。
あくまでもパーティ全体の傾向として「Beat!!!」の出現率が上がるという程度で,“「Beat!!!」を多めに持っているフレンズは「Beat!!!」が出やすい”というわけではないが,今後オーダーチェンジに代わる強力な隊長スキルが手に入った際などに備えて頭の片隅で覚えておくといいだろう。
このほか,フレンズの育成軸の1つである「野生解放」で強化したり,フレンズに「フォト」を持たせると使えるようになるフォトの「とくせい」を活かしたりすると,バトルをより有利に進められるようになるのだが,それらの詳細は次回以降の記事で紹介していく予定だ。
最後になるが,本作はバトル時のオートプレイ機能やパーティ編成時の“おまかせ編成”機能が非常に優秀なことも付け加えておきたい。オートプレイ中は「けもコーラス」が発動できるオーダーフラッグを優先的に選んでくれるのみならず,「隊長スキル」や“おかわり”なども随所で使用してバトルを進めてくれる。
また,おまかせ編成では優先する属性やステータスを絞って,フレンズからフォトまですべて選んでくれるため,「小難しい話は抜きにいち早くストーリーを楽しみたい!」という人には,これらの支援機能の利用を強くおすすめしたい。
「けものフレンズ3」公式サイト
「けものフレンズ3」ダウンロードページ
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(C)けものフレンズプロジェクト2G (C)SEGA
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