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フレームレートの上限は“666fps”。20年前のゲームエンジンで作られた「WRATH: Aeon of Ruin」のアーリーアクセス版がリリース
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印刷2019/11/26 14:58

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フレームレートの上限は“666fps”。20年前のゲームエンジンで作られた「WRATH: Aeon of Ruin」のアーリーアクセス版がリリース

画像集 No.003のサムネイル画像 / フレームレートの上限は“666fps”。20年前のゲームエンジンで作られた「WRATH: Aeon of Ruin」のアーリーアクセス版がリリース
 1C Entertainmentは,3D RealmsとKillPixel Gamesが共同で開発する新作FPS「WRATH: Aeon of Ruin」のPC向けアーリーアクセス版をリリースし,その最新トレイラーを公開した。

 「WRATH: Aeon of Ruin」は,23年前に開発されたゲームエンジン「Quakeエンジン」(現在はパブリックドメインとして無料公開中)と,そのマルチプレイコンポーネントとなる「QuakeWorld」を利用し,現在のハードウェアでプレイできるゲームを新しく作るとどうなるか,というコンセプトで開発が進められてきた作品だ。
 無限に時が経たない異次元世界に囚われて漂い続けていた主人公の“アウトランダー”が,魔の古代勢力“ガーディアン”と戦うために現実世界へと呼び戻されるというストーリーで,ショットガンなど数々の銃器や,右手に仕込まれたブレードを武器にして単身での戦いに挑んでいくことになる。


 どこかクラシカルで古臭い印象のテクスチャや,アンチエイリアシングのかかっていないカクカクとした斜め直線など時代を感じさせるグラフィックスながらも,上限666fpsというフレームレートによるスムーズなアクションを楽しめるのが魅力的だ。
 当時はメモリなどの制約で不可能だった広大なマップが実現できているだけでなく,モンスターの流血や肉片の飛び散りなども表現されており,1990年代のスキルベースのシューティングゲームのDNAを受け継いだ作品と言えるかもしれない。

 なお,この「WRATH: Aeon of Ruin」についてのロードマップも公開されており,現時点では“ハブワールド”と2つのレベル,さらに武器5種類と8種類の敵4つのアーティファクトが公開されている。今後は3回のアップデートを通してコンテンツが増やされていくという。
 現時点ではマルチプレイモードについては詳しく発表されていないが,フルリリース時に対応見込みだ。英語のみのサポートとなっているが,言語はそれほど必要としないゲームなので,プレイしながらその成長を見守っていくのもいいだろう。

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