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RPG「Baldur's Gate 3」のトレイラーと最新ショーケース映像を公開。殺人鬼のパーティメンバーやドルイドとのロマンス要素も明らかに
PC向け正式版は8月3日に,そしてPS5版は9月6日のリリースが予定されている「Baldur's Gate 3」は,「ダンジョン&ドラゴンズ 第5版」のルールセットをベースにしつつ,“プレイヤーが思い通りにプレイできる”ことを重視したという,自由度の高さが大きな特徴となるRPGだ。
開発状況の進展を伝える開発者によるショーケース映像「Panel from Hell」では,最後のオリジンヒーロー(プレイアブルキャラクター)となる「Dark Urge」(ダークアージ)の情報が公開された。なお,これで11種族,12クラス,そして46サブクラスという膨大なキャラクターシートが完成した。
Dark Urgeは,デフォルトの設定はドラゴンボーンだが,ほかのヒーローとは異なり,階級や種族,外見,性別などのすべてをカスタマイズできるというユニークなキャラクターだ。ゲーム冒頭で,マインド・フレイヤーの幼体に寄生されたことで記憶を失った状態となるが,残忍な衝動だけが残り無差別大量殺人鬼になったという,とてもヒーローとは思えないような設定になっている。Dark Urgeは,闇の衝動を抱えながらパーティメンバーとして冒険する仲間となるが,その堕落した衝動に身を落としていくか,それに抵抗するのかをプレイヤーが選択する必要があるという。
また,キャラクターカスタマイズが拡張され,そばかすやシミ,傷跡,タトゥーのデザインなどのオプションが追加されるようだ。ほかにも,サブクラスの中にはゲーム途中で新たにアンロックされていくものもあるようで,ゲーム開始時に作ったキャラクターが気に入らなければ,ゲームの途中で変更できるようなオプションも用意されるとのこと。
ロマンス(恋愛)のオプションも豊富に用意されており,パーティメンバーとの愛を育んでいくこともあれば,町のベンダーとの一夜の恋に落ちることもできるようだ。複数のキャラクターと種族や性別に関わらずロマンスを同時進行で楽しめるが,今回のショーケースでは,男性の主人公がイケメンドルイドのHalsinとキャンプで関係を持ってしまうというシーンが紹介され,Halsinは興奮するとクマに変身してしまう様子も紹介された。
ロマンス時の会話の1つひとつがロマンティックというよりコミカルなうえ,シネマティックシーンでは環境オブジェクトを利用した局部のボカシや,クマ化を見ていたリスが思わず手に持っていたドングリを落とすシーンが入るなど,コメディタッチで描かれている。
ほかには,アーリーアクセス版ですでに登場している,Enver Gortash卿とKetheric Thorm将軍に続く,「Orin the Red」というバルダーズゲートの街を恐怖に陥れている殺人鬼が発表された。また,フォーゴットン・レルムの世界ではおなじみの新聞「Baldur's Mouth」が,プレイヤーの活動などをまとめて頻繁にアップデートされるといったことも明らかになった。
6月30日にSteamストアページで公開されたニュースエントリー(リンク。英語)でも,ローンチ時に加わるクラスやスペル,そのほかさまざまな情報が公開されているので,気になる人はチェックしておこう。
「Baldur's Gate 3」公式サイト
- 関連タイトル:
Baldur's Gate 3
- 関連タイトル:
バルダーズ・ゲート3
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