「ヘブンバーンズレッド1st Anniversary Party！」レポート。怒濤の最新情報公開や声優陣による朗読劇など盛りだくさんな内容に

　WFSがサービス中のスマートフォン/PC向けタイトル「ヘブンバーンズレッド」（iOS / Android / PC，以下，ヘブバン）のサービス1周年を記念したリアルイベント「ヘブンバーンズレッド1st Anniversary Party！」が，東京渋谷のEBiS303にて2023年2月5日に開催された。

「ヘブンバーンズレッド」公式サイト

　イベントでは本作のキャスト5名と，プロデューサーの柿沼洋平氏が登壇し，同作の最新情報や声優陣による朗読劇，「出張！ヘブバンレディオ」の公開放送などが行われたが，本稿では会場の写真を中心に，現地レポートをお届けする。なお当日発表された新情報は，先に掲載した記事でお伝えしているので，合わせてチェックしてほしい。

会場にはスタッフらによる1周年記念イラストや，来場者が自由に書き込めるメッセージボードが設置されていた

会場にはメインビジュアルを再現した茅森月歌の等身大フィギュアの展示が。2月10日には，渋谷PARCO5階での展示が開始となるとのこと

こちらの1/7スケールフィギュアは，2月10日に受注受付が開始される

会場には，グッズの販売コーナーや展示スペースも設置されていた

左からMCの田中尚平さん，プロデューサーの柿沼洋平氏，前川涼子さん（和泉ユキ役），伊波杏樹さん（逢川めぐみ役），天海由梨奈さん（東城つかさ役），芹澤 優さん（朝倉可憐役），古賀 葵さん（國見タマ役）。茅森月歌役の楠木ともりさんは残念ながらスケジュールの都合で出演できず，コメント映像での参加となった

　イベントは本作のサービス開始からの1年間を，キャラクターやイベントのビジュアルを見ながら振り返るコーナーからスタートした。各シナリオのストーリーの思い出や，ボイス収録時のエピソードなどが語られ，会場のファン達もそのトークに共感していた様子だった。


　1周年を記念したプロモーション展開の発表では，すでにスタートしてるコラボカフェの情報を皮切りに，3月1日に受注が開始となるぬいぐるみ「もちどる」とのコラボ，2月10日にトライアルデッキ＆ブースターパックが発売されるTCG「ヴァイスシュヴァルツ」とのコラボ，また出前館，クレープ専門店のマリオンクレープ，ローソンとのコラボ情報が明らかに。

2月6日からの出前館とのコラボキャンペーンでプレゼントされる，特性のはっぴを身に着けた古賀さん。客席からの「回って！」のリクエストに応え，後ろ姿も披露した

　声優陣による朗読劇では，茅森のいない午後のひとときを過ごす，31A部隊の様子を描いたストーリーが展開。5人を元気づけるため，茅森が残したメッセージが流れる中，それに対するメンバーの反応は……という内容で，来場者達を楽しませた。ここでしか楽しめない物語は，当日のアーカイブ映像で確認してほしい。



　また別室で収録が行われていた「出張！ヘブバンレディオ」には，伊波杏樹さんがゲストとして出演。逢川めぐみ役のオーディションや収録秘話などが語られた。逢川の関西弁は関西出身のスタッフ直伝のもので，具体的な地域まで設定して教えられたそうである。


　イベントの後半では，1周年以降に展開される新情報が次々と明らかにされ，会場は大きな盛り上がりを見せた。感染症対策の緩和により声出しが解禁されたこともあって，新しいニュースが発表されるたび，会場からは拍手と歓声が上がったほどだ。
　とくに「Angel Beats！」とのコラボ決定に際しては，公開された映像の冒頭から大盛り上がりで，壇上のキャスト陣からも「嬉しい！」「ヤバい！」との歓声が上がるほどだった。



　柿沼氏はコラボの経緯について，本作のシナリオや世界観を考慮し，十分に検討したうえで「Angel Beats！」とならば成立すると考えて打診を行ったとのこと。クロスオーバー作品は苦手という理由で一度は断られてしまったそうだが，WFS側の熱い気持ちを再び伝えたことで，ついに実現することになったと話していた。


　シナリオは両作品のコラボらしい内容となる一方，「Angel Beats！」の本編では語られていない新たな物語が描かれる側面もあるという。ABEMAでは2月12日の17：30より「Angel Beats！」の一挙放送も行われるそうなので，同作を知らなかった人も，今回のコラボを機会に視聴してほしいとのことである。

新情報のコーナーでは，本作の韓国および繁体字圏でのリリースも発表された。イベントの当日は，韓国と台湾でも番組配信が行われており，スクリーンにそれぞれのスタジオと中継映像も映し出される一幕も

　最後に柿沼氏は，「この1周年は通過点でもあります。我々制作スタッフ一同，もっともっと頑張って面白いコンテンツを提供していきますのでよろしくおねがいします！」とファンに向けてメッセージを贈り，イベントを締めくくった。

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