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連載
ぼくと遊んでよ。スマホ向け脱出ゲーム「恐怖!美術館からの脱出:プレイルーム」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第2173回
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スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」では,ゲームをはじめて数分で怖けること請け合いの,スマホ向け脱出ゲーム「恐怖!美術館からの脱出:プレイルーム」(iOS / Android)を紹介しよう。
主人公は,とある女子高に通う少女。彼女は怪しげな雰囲気が漂う西尾美術館の中で,不気味な絵画世界へと誘われてしまった。知恵と機転を武器に,絵に隠された恐怖と戦い,現実への帰還を目指すのだ。
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「恐怖!美術館からの脱出:プレイルーム」ダウンロードページ
「恐怖!美術館からの脱出:プレイルーム」ダウンロードページ
ゲームの進め方は,オーソドックスな脱出ゲームと同様だ。画面に表示されるオブジェクトを自由にタッチし,ヒントやアイテムを得て,さまざまな仕掛けを解いていこう。
手に入れたアイテムは,画面右上のアイコンから使うことができる。また作中にはいくつもの読み物も存在する。こちらも進行に合わせて,目をとおしてみるといい。
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特筆すべきは,360度の視界とそれを利用した演出だ。プレイヤーは探索のため,薄暗い部屋をスワイプして見回さないとならない。
当然,360度の視界があるのだから,すなわち「背後」が存在する。目の前の気味悪い物体から目を離すと……,気づいたら……,などと,手のひらの中に確実な恐怖が芽生えていることもしばしば。
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攻略とは直接関係のない場面でも,突如として戸棚がガタガタ揺れたり,親切にもそれをライブ感のあるBGMと振動で伝えてくれたりと,不気味な世界はいつもプレイヤーをあざ笑っている。
探索を進めれば進めるほど,行き来できるエリアも増えてしまうため,「何か」に遭遇する機会も確実に増える。恐怖を押し殺しながら,脱出のために最善を尽くせるかどうかは,あなた次第である。
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360度の視界を有効に作用した,スマホながらもあっぱれなほど恐ろしい本作。気軽に強烈なホラー体験をしたいのならば,ぜひ西尾美術館に足を踏み入れてほしい。もっとも,あなたの後ろに責任は取れないが。
著者紹介:瑞嶋カツヒロ
Wikipediaに記事があることを密かに誇りに思ってしまうおじさん。好きなものは銃(ドンパチ)・病原菌(ゾンビ)・鉄(巨大ロボ)。思春期にTFCに傾倒したのが運の尽き,"キャプチャー・ザ・フラッグ"こそ最高のゲームモードと考えるようになった。早くVRで魔法少女になりたい。
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