カプコンのサバイバルホラー最新作
「バイオハザード RE:3」(
PS4 /
Xbox One /
PC 以下,RE:3)が2020年4月3日に発売される。本作は,1999年にプレイステーション向けに発売された
「バイオハザード3 LAST ESCAPE」をオリジナルとするフルリメイクタイトル。「当時やりたかったこと,表現したかったことのすべてを詰め込んだ」と開発陣が話す通り,映像表現の強化に加え,ストーリーやゲームシステムが大胆に再構築されている。
以前,4Gamerでは最新ビルドの
プレイレポートや
開発者インタビューを掲載している。そこで今回は少し趣向を変えて,オリジナル版からの変更点と共通点にフィーチャーして紹介したい。過去にオリジナル版をプレイした人もそうでない人も,発売直前のおさらいとして本記事を楽しんでもらえれば幸いだ。
なお,これまでに発表されている部分にできるだけ焦点を当てているが,ネタバレも一部含まれているので注意してほしい。
今回プレイしたのはPS4版「RE:3」とPS版「バイオハザード3 LAST ESCAPE」。オリジナル版はPS3を使用してプレイした
![画像集#003のサムネイル/発売が迫る「バイオハザード RE:3」。プレイステーション版「バイオハザード3」をプレイしたら見えてきた変更点や共通点を紹介](/games/489/G048915/20200327147/TN/003.jpg) |
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2020年4月3日に発売が予定されているサバイバルホラー「バイオハザード RE:3」。その最新ビルドをプレイする機会を得たので,インプレッションをお届けする。オリジナル版から変貌を遂げたクリーチャーや追跡者“ネメシス”が収録されたプレイムービーも掲載するので,あわせて確認してほしい。
[2020/02/26 01:00]
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カプコンが2020年4月3日に発売を予定しているサバイバルホラー最新作「バイオハザード RE:3」。世界的ヒットを記録した「バイオハザードRE:2」に続くリメイク作として期待される本プロジェクトがどのような経緯でスタートし,開発されていったのか。キーマン3人に話を伺ったのでその模様をお届けしていく。
[2020/02/26 01:00]
大きな骨組みはそのままに,大胆に再構築されたストーリー
まずは全体の骨組みとなるストーリーについてだが,大まかな部分はオリジナル版が忠実に踏襲されている。ラクーンシティで発生したバイオハザードに巻き込まれた主人公ジル・バレンタインが,アンブレラが送り込んだ追跡者――ネメシスやクリーチャーの脅威から逃れつつ,街からの脱出を目指すという内容は変わっていない。
「バイオハザード2」で起きた事件により発生したバイオハザードに巻き込まれるジル。時間軸や舞台が同一なので,あわせてプレイすると物語の顛末をより楽しめるようになっている
![画像集#004のサムネイル/発売が迫る「バイオハザード RE:3」。プレイステーション版「バイオハザード3」をプレイしたら見えてきた変更点や共通点を紹介](/games/489/G048915/20200327147/TN/004.jpg) |
![画像集#005のサムネイル/発売が迫る「バイオハザード RE:3」。プレイステーション版「バイオハザード3」をプレイしたら見えてきた変更点や共通点を紹介](/games/489/G048915/20200327147/TN/005.jpg) |
オリジナル版のジル。チューブトップにミニスカートという「少し危機感が足りないのではないか?」と思わせる衣装だったが,ディレクターの坂田聖彦氏曰く「当時のハードのスペックでセクシーな女性を表現しようとしたら,あれくらい分かりやすくしないと難しかった」とのこと
![画像集#006のサムネイル/発売が迫る「バイオハザード RE:3」。プレイステーション版「バイオハザード3」をプレイしたら見えてきた変更点や共通点を紹介](/games/489/G048915/20200327147/TN/006.jpg) |
![画像集#007のサムネイル/発売が迫る「バイオハザード RE:3」。プレイステーション版「バイオハザード3」をプレイしたら見えてきた変更点や共通点を紹介](/games/489/G048915/20200327147/TN/007.jpg) |
ただし,細かい部分の変更点は多く,その中でもとくに大きい変化は全編にわたってジルを付け狙うネメシスと,ジルと協力して街の脱出を目指すカルロス・オリヴェイラの登場タイミングがかなり早まっている点だろう。ジルを含めたこの3人が物語のキーパーソンであり,プレイヤーに強く印象付けるための改変だと思われるが,オリジナル版で少し影の薄かったカルロスの存在感が増しているのは好印象に感じられた。
オリジナル版のカルロス。見た目も若く,状況に混乱している様子もあり,頼りない印象だった
![画像集#008のサムネイル/発売が迫る「バイオハザード RE:3」。プレイステーション版「バイオハザード3」をプレイしたら見えてきた変更点や共通点を紹介](/games/489/G048915/20200327147/TN/008.jpg) |
![画像集#009のサムネイル/発売が迫る「バイオハザード RE:3」。プレイステーション版「バイオハザード3」をプレイしたら見えてきた変更点や共通点を紹介](/games/489/G048915/20200327147/TN/009.jpg) |
「RE:3」版のカルロス。ベテラン傭兵部隊U.B.C.S(アンブレラ・バイオハザード対策部隊)に所属するという設定にマッチした頼りがいのある見た目に変貌している
![画像集#010のサムネイル/発売が迫る「バイオハザード RE:3」。プレイステーション版「バイオハザード3」をプレイしたら見えてきた変更点や共通点を紹介](/games/489/G048915/20200327147/TN/010.jpg) |
![画像集#011のサムネイル/発売が迫る「バイオハザード RE:3」。プレイステーション版「バイオハザード3」をプレイしたら見えてきた変更点や共通点を紹介](/games/489/G048915/20200327147/TN/011.jpg) |
オリジナル版のネメシスの初登場シーン。ジルの同僚であるブラッドの殺害シーンも相まってインパクトは強い
![画像集#012のサムネイル/発売が迫る「バイオハザード RE:3」。プレイステーション版「バイオハザード3」をプレイしたら見えてきた変更点や共通点を紹介](/games/489/G048915/20200327147/TN/012.jpg) |
「RE:3」のネメシスはゲームの早い段階から登場する。全身を覆うコートも拘束具に置き換えらえており,得体の知れなさに拍車がかかっている
![画像集#056のサムネイル/発売が迫る「バイオハザード RE:3」。プレイステーション版「バイオハザード3」をプレイしたら見えてきた変更点や共通点を紹介](/games/489/G048915/20200327147/TN/056.jpg) |
オリジナル版でのカルロスと合流後の最初の目的である路面電車の起動については,路面電車から地下鉄に変わったことで,大きく方法が変更されている。オリジナル版では,電力ケーブル,オイル,ヒューズを街で集めて復旧させたが,「RE:3」では,変電所で電力を確保,その後,鉄道会社に向かい運行システムの復旧をするという手順となっている。
オリジナル版では街中を何度も往復してアイテムを探すといった冗長な作業が多かったが,目的地と復旧方法が分かりやすくなったおかげで,スムーズにストーリーを進行できるようになった。
今回オリジナル版をあらためてプレイしたが,路面電車を復旧するためのアイテム探しで迷いに迷ってしまった。バイオハザードシリーズと言えば……の要素ではあるが,少し工程が複雑すぎる印象を受けた
![画像集#014のサムネイル/発売が迫る「バイオハザード RE:3」。プレイステーション版「バイオハザード3」をプレイしたら見えてきた変更点や共通点を紹介](/games/489/G048915/20200327147/TN/014.jpg) |
「RE:3」では,カルロスが適時ジルに指示を出してくれる。目的は分かりやすいが,クリーチャーたちの脅威もあって一筋縄ではいかない
![画像集#015のサムネイル/発売が迫る「バイオハザード RE:3」。プレイステーション版「バイオハザード3」をプレイしたら見えてきた変更点や共通点を紹介](/games/489/G048915/20200327147/TN/015.jpg) |
今作の舞台となるラクーンシティだが,狭い路地裏ばかりだったオリジナル版と比べると「RE:3」は広々とした空間となった。道が狭いためにクリーチャーを避けつつ探索を進めるのが難しかったオリジナル版と違い,必要最低限のクリーチャー撃破で探索できたりとプレイに幅を持たせられそうだ。
また,フィールドが広くなるとともに,移動可能なルートも増えており,プレイヤーは安全なルートを模索しつつ,街の探索を進められる。ネメシスは神出鬼没なため,常に気を張る必要があるが,自分なりの逃走ルートを用意しておけば,大きく動揺することなく対処も可能となるだろう。
狭い道を行き来することが多かったオリジナル版。ネメシスが正面から来た場合は,無理やり横を通過するといった荒業も必要だった
![画像集#016のサムネイル/発売が迫る「バイオハザード RE:3」。プレイステーション版「バイオハザード3」をプレイしたら見えてきた変更点や共通点を紹介](/games/489/G048915/20200327147/TN/016.jpg) |
フィールドが広くなったことでクリーチャーに対処しやすくなった「RE:3」。ただし,ネメシスはオリジナル版よりも遥かに凶悪になっており,逃げるだけでも一苦労。環境オブジェクトを利用するなど,対処法を用意しておきたい
![画像集#017のサムネイル/発売が迫る「バイオハザード RE:3」。プレイステーション版「バイオハザード3」をプレイしたら見えてきた変更点や共通点を紹介](/games/489/G048915/20200327147/TN/017.jpg) |
![画像集#018のサムネイル/発売が迫る「バイオハザード RE:3」。プレイステーション版「バイオハザード3」をプレイしたら見えてきた変更点や共通点を紹介](/games/489/G048915/20200327147/TN/018.jpg) |
クリーチャー群は見た目から大幅に変化。新規クリーチャーとして使役ゾンビが登場
本作には,ネメシスを筆頭にさまざまなクリーチャーが登場するが,それらのほぼすべてがオリジナル版から大きな変貌を遂げている。とくに分かりやすく顕著なものがネメシスだ。見た目だけでなく,大きさ,衣装,行動パターンなどのすべてが,「RE:3」に向けて再調整されている。
全身が拘束具で巻かれているネメシス。オリジナル版よりも一回りも二回りも巨大になっている
![画像集#019のサムネイル/発売が迫る「バイオハザード RE:3」。プレイステーション版「バイオハザード3」をプレイしたら見えてきた変更点や共通点を紹介](/games/489/G048915/20200327147/TN/019.jpg) |
武器を使用できる知能を有するネメシス。オリジナル版はロケットランチャーのみだったが,「RE:3」では火炎放射器も使用する
![画像集#020のサムネイル/発売が迫る「バイオハザード RE:3」。プレイステーション版「バイオハザード3」をプレイしたら見えてきた変更点や共通点を紹介](/games/489/G048915/20200327147/TN/020.jpg) |
オリジナル版のネメシス。「RE:3」のものと比べると,違いは一目瞭然だ
![画像集#021のサムネイル/発売が迫る「バイオハザード RE:3」。プレイステーション版「バイオハザード3」をプレイしたら見えてきた変更点や共通点を紹介](/games/489/G048915/20200327147/TN/021.jpg) |
オリジナル版ネメシスの第2形態。触手を使った攻撃が印象強いクリーチャーだが,「RE:3」のネメシスは初登場時から触手を使った攻撃を繰り出してくる
![画像集#022のサムネイル/発売が迫る「バイオハザード RE:3」。プレイステーション版「バイオハザード3」をプレイしたら見えてきた変更点や共通点を紹介](/games/489/G048915/20200327147/TN/022.jpg) |
本作のネメシスは自身の触手をゾンビに寄生させ,特殊なゾンビを生み出してくる。使役ゾンビは見た目のグロテクスさも強烈だが,遠距離から触手を伸ばして攻撃したり,接近したジルの頭に寄生しようとするなど,攻撃方法も通常のゾンビと比べると多彩になっている。
新規クリーチャーの使役ゾンビ。耐久力も通常のゾンビより高くなっている
![画像集#025のサムネイル/発売が迫る「バイオハザード RE:3」。プレイステーション版「バイオハザード3」をプレイしたら見えてきた変更点や共通点を紹介](/games/489/G048915/20200327147/TN/025.jpg) |
![画像集#048のサムネイル/発売が迫る「バイオハザード RE:3」。プレイステーション版「バイオハザード3」をプレイしたら見えてきた変更点や共通点を紹介](/games/489/G048915/20200327147/TN/048.jpg) |
登場することが明らかとなっているドレインディモス,ハンターβ,ハンターγも大胆な変化が加えられている。ドレインディモスはノミのような寄生昆虫が巨大化したクリーチャーだが,「RE:3」ではオリジナル版よりもかなり小さくなり,より虫っぽさを感じられるようになった。くちばしを突き立ててくる攻撃は無くなったが,代わりにジルの咽喉に卵を植え付けるアクションが増えている。
オリジナル版のドレインディモス。見た目からして気持ち悪いが,二足歩行でジルに襲いかかってくる動きが気持ち悪さに拍車をかけている
![画像集#026のサムネイル/発売が迫る「バイオハザード RE:3」。プレイステーション版「バイオハザード3」をプレイしたら見えてきた変更点や共通点を紹介](/games/489/G048915/20200327147/TN/026.jpg) |
かなり小さくなった「RE:3」版ドレインディモス。正面に立つと逃げる習性があり,ジルの背後から襲いかかってくる
![画像集#029のサムネイル/発売が迫る「バイオハザード RE:3」。プレイステーション版「バイオハザード3」をプレイしたら見えてきた変更点や共通点を紹介](/games/489/G048915/20200327147/TN/029.jpg) |
![画像集#049のサムネイル/発売が迫る「バイオハザード RE:3」。プレイステーション版「バイオハザード3」をプレイしたら見えてきた変更点や共通点を紹介](/games/489/G048915/20200327147/TN/049.jpg) |
カルロスと対峙する写真が公開されているハンターβだが,頑丈な外皮による耐久力を獲得している。すばやい動きと発達した爪による攻撃は健在で,オリジナル版と比べると格段に厄介になった印象を受けた。
オリジナル版のハンターβ。動きはすばやいものの,耐久力が低く,カルロスのサブマシンガンであれば簡単に対処が可能だった
![画像集#030のサムネイル/発売が迫る「バイオハザード RE:3」。プレイステーション版「バイオハザード3」をプレイしたら見えてきた変更点や共通点を紹介](/games/489/G048915/20200327147/TN/030.jpg) |
とにかく硬くなったハンターβ。銃弾を避けるモーションも健在で厄介なことこの上ない
![画像集#031のサムネイル/発売が迫る「バイオハザード RE:3」。プレイステーション版「バイオハザード3」をプレイしたら見えてきた変更点や共通点を紹介](/games/489/G048915/20200327147/TN/031.jpg) |
オリジナル版の面影があったハンターβと比べると,ハンターγは同一の生物とは思えないほどの変貌ぶりだ。オリジナル版では蛙のような見た目で少し愛嬌があったが,口だけが異様に発達し,獲物を丸呑みにする姿はまさに怪物そのもの。近距離で戦うと即死攻撃の丸呑みをしてくるため,距離を取って戦いたい。
オリジナル版のハンターγ。オリジナル版のハンターβとは酷似している部分が多い
![画像集#033のサムネイル/発売が迫る「バイオハザード RE:3」。プレイステーション版「バイオハザード3」をプレイしたら見えてきた変更点や共通点を紹介](/games/489/G048915/20200327147/TN/033.jpg) |
さまざまな器官が退化した代わりに口だけが異様に発達している「RE:3」版ハンターγ
![画像集#032のサムネイル/発売が迫る「バイオハザード RE:3」。プレイステーション版「バイオハザード3」をプレイしたら見えてきた変更点や共通点を紹介](/games/489/G048915/20200327147/TN/032.jpg) |
バイオハザードシリーズのもっとも基本となるクリーチャーと言えばゾンビやゾンビ犬だ。オリジナル版では武器を構えると自動で目標に照準を合わせてくれたため対処は容易だったが,「RE:3」では動きにかなり幅があり,エイムがなかなかに難しい。ただの雑魚と侮らず,丁寧に対処していきたい。
歩行速度に違いはあったものの,単調な動きだったオリジナル版のゾンビ。倒れたときに血だまりができれば完全に死亡していることを確認できた
![画像集#034のサムネイル/発売が迫る「バイオハザード RE:3」。プレイステーション版「バイオハザード3」をプレイしたら見えてきた変更点や共通点を紹介](/games/489/G048915/20200327147/TN/034.jpg) |
ふらふらと動くため,弱点の頭を狙いにくい「RE:3」版のゾンビ。複数で襲いかかってくることも多く,対処に戸惑っているとあっという間にピンチに陥ってしまう
![画像集#035のサムネイル/発売が迫る「バイオハザード RE:3」。プレイステーション版「バイオハザード3」をプレイしたら見えてきた変更点や共通点を紹介](/games/489/G048915/20200327147/TN/035.jpg) |
オートエイムがあったため,対処が難しくなかったオリジナル版のゾンビ犬
![画像集#036のサムネイル/発売が迫る「バイオハザード RE:3」。プレイステーション版「バイオハザード3」をプレイしたら見えてきた変更点や共通点を紹介](/games/489/G048915/20200327147/TN/036.jpg) |
「RE:3」版のゾンビ犬。攻撃方法などは変わらないが,オートエイム(※)が無いため対処が難しい。変圧器があれば足を止められるので活用したい
![画像集#037のサムネイル/発売が迫る「バイオハザード RE:3」。プレイステーション版「バイオハザード3」をプレイしたら見えてきた変更点や共通点を紹介](/games/489/G048915/20200327147/TN/037.jpg) |
※ゲームオーバー時に選択できるアシステッドモードでは照準操作がアシストされる
物語を彩るサブキャラクターたち
役割はそのままだが行動に若干の変化も
ジルやカルロス,さまざまな登場人物が極限の状況下で人間ドラマを繰り広げる本作。ミハイルを始めとするU.B.C.S.隊員らやジルの同僚であるブラッド,アップタウンの倉庫で出会うダリオといったオリジナル版にも登場したキャラクターが「RE:3」でも再登場を果たしている。
ミハイル・ヴィクトール
アンブレラの私設部隊U.B.C.S.デルタ小隊隊長。オリジナル版では市街戦で重傷を負い,常に横たわっていたが,「RE:3」では生き残った市民を1人でも多く助けるべく作戦の指揮を執る。
オリジナル
![画像集#038のサムネイル/発売が迫る「バイオハザード RE:3」。プレイステーション版「バイオハザード3」をプレイしたら見えてきた変更点や共通点を紹介](/games/489/G048915/20200327147/TN/038.jpg) |
RE:3
![画像集#051のサムネイル/発売が迫る「バイオハザード RE:3」。プレイステーション版「バイオハザード3」をプレイしたら見えてきた変更点や共通点を紹介](/games/489/G048915/20200327147/TN/051.jpg) |
ニコライ・ジノビエフ
アンブレラの私設部隊U.B.C.S.デルタ小隊B分隊隊長。作戦遂行のためであれば何物をも犠牲にして顧みない冷徹さを持つ。オリジナル版から立ち位置や性格に大きな変化は見られなかった。
オリジナル
![画像集#040のサムネイル/発売が迫る「バイオハザード RE:3」。プレイステーション版「バイオハザード3」をプレイしたら見えてきた変更点や共通点を紹介](/games/489/G048915/20200327147/TN/040.jpg) |
RE:3
![画像集#052のサムネイル/発売が迫る「バイオハザード RE:3」。プレイステーション版「バイオハザード3」をプレイしたら見えてきた変更点や共通点を紹介](/games/489/G048915/20200327147/TN/052.jpg) |
ブラッド・ヴィッカーズ
ラクーン市警の特殊部隊,S.T.A.R.S.メンバー。ジルと共にラクーンシティに残り,アンブレラに関する調査を進めていた。オリジナル版では警察署の前でネメシスに殺害されたが……。
オリジナル
![画像集#042のサムネイル/発売が迫る「バイオハザード RE:3」。プレイステーション版「バイオハザード3」をプレイしたら見えてきた変更点や共通点を紹介](/games/489/G048915/20200327147/TN/042.jpg) |
RE:3
![画像集#053のサムネイル/発売が迫る「バイオハザード RE:3」。プレイステーション版「バイオハザード3」をプレイしたら見えてきた変更点や共通点を紹介](/games/489/G048915/20200327147/TN/053.jpg) |
ダリオ・ロッソ
アップタウンの倉庫で出会う民間人。街からの脱出を促すジルの誘いを断り,倉庫のコンテナに立て籠もる。オリジナル版でジルが唯一遭遇する民間人の生存者であり,「RE:3」でも再登場している。
オリジナル
![画像集#044のサムネイル/発売が迫る「バイオハザード RE:3」。プレイステーション版「バイオハザード3」をプレイしたら見えてきた変更点や共通点を紹介](/games/489/G048915/20200327147/TN/044.jpg) |
RE:3
![画像集#054のサムネイル/発売が迫る「バイオハザード RE:3」。プレイステーション版「バイオハザード3」をプレイしたら見えてきた変更点や共通点を紹介](/games/489/G048915/20200327147/TN/054.jpg) |
「RE:3」は4月3日に発売。生まれ変わった「バイオハザード3」の世界を楽しもう
前回,最新ビルドをプレイした時に「オリジナル版ってこんなゲームだったかな?」と違和感を覚えたのだが,今回あらためてオリジナル版と「RE:3」をプレイしたところ,その違和感は正しく,さまざまな部分に大胆な変更が加えられているのが確認できた。
ネメシスやカルロスといった物語の核となるキャラクターによりフォーカスが当たっていたり,冗長気味だったアイテム収集やギミック解除作業が減っていたりと,プレイヤーがストーリーにより没頭できる作りになっている。筆者もネメシスやクリーチャーに恐怖しつつ,一息にストーリークリアまで楽しませてもらった。
繰り返し遊べる要素となり得るライブセレクションの分岐や,オマケゲームの「THE MERCENARIES OPERATION MAD JACKAL」が無くなったのは残念な点だが,リプレイ性については同時収録されている非対称対戦サバイバルホラー
「バイオハザード レジスタンス」が担うといった構成が採られている。「1本のシナリオを充実させること」にすべてを注いだと謳われる「RE:3」。オリジナル版をプレイした人もそうでない人も,生まれ変わった「バイオハザード3」の世界に恐怖し,楽しんでもらいたいと思う。