陰鬱な世界が舞台のアクションRPG「BAROQUE」がSwitchで2020年に登場へ。1998年に発売されたオリジナルバージョンの移植版

　1998年にセガサターンで登場し，その後複数のプラットフォームで展開された，アクションRPG「BAROQUE」（バロック）。スティングは本日（2020年5月21日），「BAROQUE-オリジナルバージョン超完全移植版-」を，Nintendo Switchで2020年にリリースすると公式Twitterアカウントのツイートで明らかにした。本ソフトはダウンロード専用とされている。
　ちなみにセガサターン版の発売日は1998年5月21日なので，そこからちょうど22年後に発表されたわけだ。


　BAROQUEは，どんよりとした陰鬱な世界で展開する一人称視点のアクションRPGだ。主人公は「大熱波」と呼ばれる大異変によって荒れ果てた世界で，白い翼を持つ「上級天使」の言葉に従い「神経塔」へ向かう。そこは異形の跋扈する場所で，プレイヤーはその最下層を目指して探索する。プレイごとに新しいフロアがランダム生成される，死亡による所持品とレベルが初期化されるなど，ローグライク的な要素を持つタイトルでもある。

　1998年のセガサターン版登場後はPlayStation，さらに，三人称視点となるなどシステムとグラフィックスに手を加えてPlayStation 2，Wii，2012年にはiOSでも展開されてきたBAROQUE（PlayStation Storeではゲームアーカイブスの「BAROQUE 歪んだ妄想」が配信中。リンク）。ツイートの画像によれば，Switch版は1998年に発売されたオリジナルバージョンの移植版とされている。新しい情報が入り次第知らせるとのことなので，続報に注目しておこう。

画像はスティング公式Twitterアカウントより

スティング公式Webサイト