「グランツーリスモ7」，BMW Z4，メルセデス・ベンツ ウニモグ，プジョー 205 GTIが登場。スケープスの特集に流し撮りを追加

　ソニー・インタラクティブエンタテインメントは，レースシミュレーション「グランツーリスモ7」（PS5 / PS4）の2025年2月アップデートを，本日（2025年2月27日）15：00より配信すると発表した。


　今回のアップデートでは，新規収録車種として「BMW Z4 3.0i '03」「メルセデス・ベンツ ウニモグ Type 411 '62」「プジョー 205 GTI '88」が登場する。また，MAZDA3 Gr.4に新しいボディカラーが追加される。


　ほかにも，カフェのエクストラメニューに「プジョー」，ワールドサーキットに新たなレースイベント，グランツーリスモ・ソフィーの対応コースにモンツァ・サーキットとサルディーニャ・ロードトラック・Bを実装。さらに，スケープスの特集に「流し撮り」が登場する。

「グランツーリスモ7」公式サイト

---

ソニー・インタラクティブエンタテインメントは、PlayStation 5（PS5）/ PlayStation 4（PS4）用ソフトウェア『グランツーリスモ7』について、新規収録車種やレースイベント追加などを含むアップデートを、本日2025年2月27日（木）15時（日本時間）より配信したことをお知らせいたします。


本日配信を開始した2025年2月アップデートでは、新規収録車種として「BMW Z4 3.0i '03」をはじめ、「メルセデス・ベンツ ウニモグ Type 411 '62」、「プジョー 205 GTI '88」を追加。カフェのエクストラメニューの追加、ワールドサーキットのレースイベント追加、「グランツーリスモ・ソフィー」の対応コース追加、スケープスの特集が追加されました。

2025年2月アップデート詳細について「グランツーリスモ」シリーズ公式サイトをご覧いただくとともに、追加されたさまざまな新機能をぜひ『グランツーリスモ7』でお楽しみください。

『グランツーリスモ7』 2025年2月アップデートトレーラー
https://youtu.be/Rpza1AI5fWA

「グランツーリスモ」シリーズ公式サイト
https://www.gran-turismo.com/jp/

新規収録車種

・「BMW Z4 3.0i '03」 ※ブランドセントラル / ユーズドカーで購入可能
ロングノーズに直6ユニットを収めた優雅なオープン・スポーツ。

Z3のあとを継ぐオープン・スポーツとしてZ4がデビューしたのは、2002年パリ・モーターショーでのことでした。当初からエンジン・ラインナップを2.5Lと3Lという2種の直列6気筒に絞り、当初は4気筒のみでスタートしたZ3に比べて明確なクラスアップを印象付けました。
スタイリングはチーフ・デザイナーであるクリス・バングルの個性を強く反映したもので、流麗なフェンダーのラインとサイドのドア直前に入れられたZ型のプレス・ラインが大きな特徴です。
シャシー/ボディはプラットフォームからの新開発となっただけに、重量配分も50.3対49.7と理想的な数値を達成。さらにZ3比で約3倍というねじり剛性を確保しながら25kg軽くなっていたのは驚きでした。
フロントがストラット、リアがマルチリンク式となるサスペンションは、当時の3シリーズ（E46型）から基本形式を継承していますが、それはテストが完了していて開発がスムーズに進められることを狙っての採用でした。さらにBMW初となる電動パワー・ステアリング、トラクション・コントロールの補助機構となるDTC、さらにステアリングの操作感とスロットルの関係をスポーツ/ノーマルで切り替えられるDDCといった新技術も惜しみなく投入されています。トランスミッションもMT、AT、さらにSMGと呼ばれるセミATの3種から選択可能です。
Z3と同様、米国サウス・カロライナ州にあるスパータンバーグ工場で生産され、モータースポーツ参戦向けのコンペティションモデルは、ニュルブルクリンク24時間レースなどで活躍しています。


・「メルセデス・ベンツ ウニモグ Type 411 '62」 ※レジェンドカーで購入可能
過酷な現場で活躍する多目的作業用トラックの代名詞。

ウニモグは、ダイムラー・トラック社が製造販売する商用トラックのひとつ。ラダーフレームに4WD 機構を備え、農作業、除雪、清掃、高所作業、災害対策、物流、鉄道、空港管理、資源開発、建設、そして軍用とさまざまな分野で活躍。その長い歴史と実績から、多目的作業用トラックの代名詞的存在とされています。
その歴史がスタートしたのは、1945年に元ダイムラー・ベンツ社の航空エンジン開発責任者アルベルト・フリードリッヒが描いた「原動機付き農業用多目的作業装置」の図面。多数用意された作業用アタッチメントを付け替えることで何通りもの作業を1台でまかなうという思想が、すでにこの時点で盛り込まれていました。その経済的で合理的なコンセプトは、それから70年を越える長きにわたって支持し続けられることになります。
本格的に生産がスタートしたのは1948年。当初は工作機械メーカーのボーリンガー社が担っていたが、生産能力の問題から1950年にダイムラー・ベンツ社がすべてを引き継ぐことになりました。そして1953年、主力モデルとなる401/402シリーズが誕生します。
411シリーズは、1956年に発売された後継モデルです。エンジンのパワーアップや車体の強化などを受けた発展版です。3つのホイールベースと複数のボディタイプによる12種類のモデルがラインナップされ、さまざまなアタッチメントとともに数多くのバリエーションを生み出しました。
作業の現場で便利なカブリオレの他、ウエストファリア製のクローズドキャブを持つ仕様も2種類用意され、カブリオレ同様の直線基調なボディを持つものがType B、1950〜60年代のメルセデスのトラックのデザインを踏襲したモデルがDvFと呼ばれています。DvFは要望によってヒーターを装備することもできました。
いずれも初期のウニモグの最終型というべきモデルで、その実績や実力、そして佇まいから、愛好するマニアを生み出しています。


・「プジョー 205 GTI '88」 ※ユーズドカーで購入可能
無敵のラリーカーにもなったフランスの傑作ホットハッチ。

1983年、プジョーは15年以上104が握ってきたコンパクトハッチバックのバトンを、ニューモデル205に託しました。
プジョーのデザイン部門であるスタイル・プジョーが手がけたボディに、横置きエンジンを詰めこんだ205は、モダンなたたずまいと快適なインテリアが受け、たちまちベストセラーとなります。
しかし話はそれで終わりません。205のデビューと同時に、プジョーは当時の世界ラリー選手権に挑むグループBマシン「205Turbo 16」を発表します。その205 Turbo 16の速さをイメージさせるスポーツグレードがほしい。こう考えたプジョーが送り出したホットハッチこそが、205 GTIです。
205 GTI最大の魅力は強力なエンジンです。全長およそ3.7m、車重およそ900kgという小ぶりな車体に、軽快に回る1.6LのSOHCエンジンを搭載し、5速MTと組み合わせました。
さらに1986年には、この1.6Lエンジンが1.9Lへ拡張され、パワーは130PSに達します。フロント＝ストラット、リア＝トレーリングアームという足まわりはセッティングが素晴らしく、ワインディングロードではホットハッチの巨人「ゴルフ GTI」にも匹敵する高次元な走りを披露しました。
欧州だけでおよそ30万台が売れたといわれるプジョー 205 GTI。1980〜90年代のクルマ史を語る上では欠かせない、フランス車の傑作です。

ブランドセントラル

マツダのショールームで販売中のMAZDA3 Gr.4に、新しいボディカラーを追加しました。

カフェ

新しいエクストラメニューとして、以下の新メニューを追加しました。
・エクストラメニュー No.44 コレクション「プジョー」（要コレクターズレベル36）

ワールドサーキット レースイベント

ワールドサーキットに以下のレースイベントを追加しました。

・サンデーカップ・クラシック
レッドブル・リンク ショートトラック

・ヨーロピアン・サンデーカップ 400
グランバレー・サウス 逆走

・ヨーロピアン・FR チャレンジ 550
レイク・マジョーレ・イースト

グランツーリスモ・ソフィー

次世代レーシングAIエージェント「グランツーリスモ・ソフィー」が、新たに下記のコースに対応しました。対応コース内の「クイックレース」より、「グランツーリスモ・ソフィー」とのレースをお楽しみいただけます。

・対応コース
モンツァ・サーキット

スケープスの特集追加

特集に「流し撮り」を追加しました