連載
マフィア梶田の二次元が来い!:第548回「ヴィレッジを探索するカードキャプターとメガロボクサー」
しかし,ここまで男臭いアニメも最近は珍しいですね。華やかさの欠片もない世界観,混じりっけなしの上質な“ハードボイルド”です。こういったインスパイア系の作品は当たり外れの激しい印象がありますが,本作に関しては「あしたのジョー」が好きなら間違いなく刺さるかと。
もちろん,原案というだけで「あしたのジョー」とのストーリー的な直接のつながりはないので,「メガロボクス」から入るのも全然アリです。細部まで作り手の“心意気”が感じられる傑作ですよ!
フリー“なんでも”ライター・マフィア梶田と,声優・中村悠一がお届けするYouTubeチャンネル「わしゃがなTV」。直近の更新では,1999年に発売された「カードキャプターさくら P.P CARD Part.2」を開封しました。
「カードキャプターさくら」といえば,マフィア梶田の小学生時代に放送されていた大人気アニメ。当時ほとんど日本にいなかった自分の場合,たまにテレビで再放送を観られるのが楽しみでしたが……さくらちゃんの可愛さだけは,オッサンになった今でも強烈に心に焼き付いています。
残念ながらお目当ての「チアさくらちゃん」は引き当てられませんでしたが,開封しているうちに小学生時代の記憶が蘇ってきて,再びアニメを観返したくなりましたね。また機会があれば取り上げたいものです!
「7」で描かれたベイカー邸での悪夢から数年後。主人公であるイーサンはミアとの間にローズという娘を授かり,完璧とは言えないまでも幸せな家庭を築いていました。しかし,そこをクリス率いるBSAAの部隊が強襲。ミアは目の前で射殺され,ローズは連れ去られてしまいます。
イーサンにとっては命の恩人であり,味方であるはずのクリスがなぜこのような暴挙に出たのか。謎が謎を呼ぶ展開に,多くのファンが驚かされました。
先日の「わしゃ生」でもプレイさせていただいたのですが,今回のバイオは「ホラーの原点に立ち返った」前作からまた少し様相を変えております。ゲーム序盤から武器弾薬を豊富に入手できるため,どちらかといえば“シューター”としての側面を強めている印象で,過去のタイトルで例えるならば「4」に近い雰囲気かもしれません。
倒した敵が弾薬や換金アイテムをドロップするようになったことで,リソース管理においても選択肢が広がったのは,自分のような“見敵必殺”タイプにとっては歓迎すべき変化と言えます。
ただし,通常の難度でもクリーチャーの耐久力はかなり高く,戦闘は決して楽ではありません。複数の敵に囲まれるシチュエーションも多いため,考え無しに戦っているとジリ貧に追い込まれてしまう“バイオらしさ”は健在です。
イーサンの前に立ちはだかる「四貴族」と呼ばれる敵たちも注目のポイントで,不気味ながらもどこか愛嬌のあるキャラ立ちをしています。“恐怖”という面では評価が分かれそうな気はしますが,非常に個性的な彼らが物語の面白さに寄与しているのは間違いなく,個人的には好印象ですね。
自分は洋ゲーで慣れているので何とも思わないのですが,「バイオハザード7」と同じアイソレートビュー(※一人称視点)については「酔ってしまう」という意見も多く,こればかりはプレイヤー側の体質や慣れの問題なので難しいところです。
酔いやすいという方は「オプションでカメラの揺れをオフにする」「酔い止めを服用してプレイする」「なるべく画面中央のレティクルを見て動く」などの対応でだいぶマシになるはずなので,参考にしていただければと思います。
「バイオハザード ヴィレッジ」公式サイト
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