ナラティブ重視のADV「Lake」を紹介。2週間のスローライフを楽しみながら，“自分自身のストーリーを作り出していく”

　既報のとおり，PC/Xbox Series X向けに9月1日にリリースされることがアナウンスされたアドベンチャーゲーム「Lake」の内容をもう少し詳しく紹介しよう。


　「Lake」は，キャリアウーマンとして都会で働いていた40代の女性メレディス・ワイズが，父の死を機に故郷であるオレゴン州郊外の湖畔にある小さな町“プロヴィデンスオークス”に帰郷するというストーリーだ。ここで，メレディスは父の仕事を引き継ぎ，臨時の郵便配達員として地域に関わっていくことになる。


　舞台となるプロヴィデンスオークスは，インターネットもなく，携帯電話も届かないような片田舎で，父の乗っていた配達トラックで地域を巡りながら郵便物を配達する仕事に就くことになる。その郵便配達は，面倒くさければオートパイロットモードにすることも可能だという。


　仕事が終わったら，家に帰って読書をしたり，困っている近所の人を助けたり，友人と映画を見に行ったり，あるいはレストランで知り合いの顔を見つけて話をしたりといった時間の使い方ができるようだ。

　誰と話をするのか，誰のミッションを受けるかはプレイヤーの自由で，これによって恋愛関係に発展していくこともあるとのことだ。このような感じで，プレイヤーはゲーム内の2週間で，まったりしたスローライフを楽しみながら，気の向くままの人間関係を構築していくことになる。エンディングには正解も間違いもなく，“自分自身のストーリーを作り出していくこと”というナラティブ重視のの作風になっている。



　「Lake」はシングルプレイ専用ゲームだが，Steamストアページでは，現在プレイテスターを募集している。インタフェースと字幕は日本語化される予定なので，興味のある人はテスターのサインアップをしておくといいだろう。

「Lake」公式サイト