「Hello Neighbor 2」，プレイの様子を紹介する最新トレイラー公開。怪しい隣人にトラップを仕掛ける駆け引きが楽しそう

　tinyBuildは，鬼ごっこのようにAIとの駆け引きを楽しむステルスアクション「Hello Neighbor 2」（PC / Xbox Series X / Xbox One）の最新トレイラーを公開し，プレイの模様を紹介した。

「Hello Neighbor 2」公式サイト

　高い評価を得た前作「Hello Neighbor」の版権をパブリッシャのtinyBuildが買い取り，傘下のEerie Guestが開発が進めてきた「Hello Neighbor 2」は，謎の失踪事件が相次ぐ山間の町，レイヴンズブルックが舞台となる。不可解な行動をとる怪しい隣人，ミスター・ピーターソンが失踪事件に関与していると感じたジャーナリストのクインティンが，隣人宅に忍び込み，真相を突き止めていくという物語が展開する。ミスター・ピーターソンに見つかれば外に放り出され，二度と入れないように窓に板を打ち付けられたり，セキュリティカメラを設置されたりなど，プレイヤーの行動パターンを学ぶ高度なAIが特徴で，プレイヤーはあの手この手のトライ&エラーを続けていく。


　公開されたトレイラーには，板が打ち付けられた玄関から脱出するため，バールを入手するというシーンが収められている。バールの入った棚には錠がかけられており，鍵はミスター・ピーターソンのポケットにある。手に入れるには，鍵を盗むか，あるいはミスター・ピーターソンに自ら開錠させるといった作戦をとらなければならない。
　映像では，棚の上にペンキのバケツを置いたり，反対にミスター・ピーターソンが床にバールを置いてプレイヤーをおびき出したりするなど，罠を仕掛け合う攻防戦が確認できるはずだ。本作では，プレイヤーの行動を学ぶだけでなく，オンラインで集められたコミュニティのパターンデータまで利用する新たなAIシステムが採用されているとのことなので，ゲームが発売されれば，ミスター・ピーターソンのトリッキーな動きはさらに強化されていくはずだ。


　「Hello Neighbor 2」の発売は，今のところ「2021年」とだけアナウンスされており，今回の映像には「もうすぐ発売されます」とあるので，開発は順調に進んでいるようだ。Steamのストアページには，インタフェースが日本語に対応すると書かれているので，続報を楽しみにしよう。