「Black Myth: Wukong」，戦闘場面とカットシーンを収めた2本の最新トレイラー公開。ハイクオリティなビジュアルで西遊記を描く話題のアクションゲーム

　中国のインディーズゲームスタジオGame Scienceが開発を進めるアクションゲーム「Black Myth: Wukong」の最新トレイラーが2本，公開された。1つは約8分間にわたってバトルシーンを収めた映像で，もう1つはゲームに登場する約6分間のカットシーンを紹介するものとなっている。

「Black Myth: WuKong」公式サイト

　2020年8月に制作が発表された「Black Myth: Wukong」は，日本でもおなじみの「西遊記」の世界を，中国の伝承や神話にからめて描いた作品で，中国語題名の「黒神話: 悟空」が示すように，孫悟空が主人公となる。発表当時，多くの欧米メディアやインフルエンサーが注目したのは，最新技術を駆使したというビジュアルで，「リアルすぎる孫悟空」も話題になった。


　発売日を含め，あまり新情報の出てこない作品だが，2021年8月20日に掲載した記事によれば，現在は「Unreal Engine 5」を使ってゲーム開発を進めているという。


　公開されたトレイラーは，いずれもNVIIDAのRTXシリーズによるリアルタイムレイトレーシングと，NVIDIA DLSS（Deep Learning Super Sampling）技術が使用された4K解像度の映像とのこと。カットシーン映像には，これまで登場したことのないキャラクター達の姿も確認できる。今のところ，2023年内の発売を予定しているという本作。続報も楽しみにしたい。