「Road 96」はアメリカを思わせる架空の国でヒッチハイクを続ける，ロードムービー風アドベンチャーゲーム

　「Summer Game Fest 2021」のインディーズゲームイベント「Day of the Devs」で，フランスのモンペリエに本拠を置くDigixartの新作「Road 96」（PC / Switch）が登場したので，紹介しよう。

「Road 96」公式サイト

　HPのゲーマー向け製品ブランド「Omen」の支援を受けて開発が進められている「Road 96」は，抑圧的な政権が支配する1990年代のアメリカ風世界「ペトリア」を舞台に，夏休みの退屈さから抜け出すために家出した主人公が，これといった計画もないまま国境を目指してヒッチハイクを続けていくアドベンチャーゲームだ。自由を満喫しつつ，知らない場所に行ったり，さまざまな人物と出会ったりすることで主人公は成長する。


　コーエン兄弟やクエンティン・タランティーノ監督に影響を受けた作品とのことで，ときには突拍子もないキャラクターと遭遇したり，偶発的な危険に見舞われることもあるようだ。今回のイベントでもヒッチハイクしたタクシーの運転手に誰もいない場所に連れて行かれ，襲われそうになるというシチュエーションが紹介された。


　「Road 96」がどのような結末を迎えるのか，現段階では分からないが，Steamのストアページがすでに公開されており，インタフェースとテキストが日本語に対応することが告知されている。