ハードコアな新作アクションRPG「Thymesia」のコンバットメカニックを解説する最新トレイラーが公開に。発売は8月9日に決定

　Team 17は，台湾のOverBorder Studioが開発を行うソウルライクな新作アクションRPG「Thymesia」（PC / PS5）の最新トレイラーを公開した。


　「Thymesia」は，かつては錬金術によって栄えながらも，人々をモンスターに変貌させてしまう疫病の蔓延によって荒廃した世界「サイメシア」が舞台となるダークファンタジーが描かれている。中世ヨーロッパにおける“プレイグドクター”のような姿をした主人公のコーヴィス（Corvis）は，この疫病の力を使って戦うという能力を持っている。しかし，彼自身は記憶喪失に陥っており，失われた記憶を探して世界を旅することになるのだ。


　ハードコアなアクションに期待できそうな「Thymesia」だが，今回の動画で紹介されているのが，本作のコンバットメカニックの中でも重要な要素を担うチャージアタックの「クロウ（爪）」だ。本作では，敵の頭上に白い“体力値”と，緑の“傷量”を表す1本のヘルスバーが用意されているが，傷を受けた敵のヘルスバーが自動回復されるため，もたもたしていると敵を倒せずに自分のパワーに変換できる疫病のエネルギーが得られなくなってしまうのだ。


　これを避けるために，クロウを炸裂させて，相手に息つく暇なくダメージを与え続けていくことが重要になる。クロウはスキルツリーにポイントを投資していくことで強化できるが，チャージを溜めて大きなダメージを与えるタイプと，より迅速に複数の敵に攻撃し続けるタイプの2系統に分かれているという。相手の体力値と傷量の双方がゼロになった時点でヘルスバーが赤く点滅し，フィニッシュムーブも繰り出せるとのこと。


　5月初頭には期間限定での無料体験デモも公開されていた「Thymesia」だが，そのフィードバックによりアニメーションなどを強化されているという。インタフェースとテキストは日本語化される予定なので，Steam（リンク）やGOG.com（リンク）のストアページでウィッシュリストに追加しつつ，発売を楽しみに待とう。

「Thymesia」公式サイト