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PLAYISM10周年を記念した“PLAYISM GAME SHOW”レポート。「マイティ・グース」や「グノーシア」など,人気タイトルの新情報が目白押し
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印刷2021/05/17 16:02

イベント

PLAYISM10周年を記念した“PLAYISM GAME SHOW”レポート。「マイティ・グース」や「グノーシア」など,人気タイトルの新情報が目白押し

 アクティブゲーミングメディアは2021年5月15日,インディーズゲームを中心としたパブリッシングブランド・PLAYISMの10周年を記念したオンラインイベント「PLAYISM GAME SHOW」を配信した。

画像集#001のサムネイル/PLAYISM10周年を記念した“PLAYISM GAME SHOW”レポート。「マイティ・グース」や「グノーシア」など,人気タイトルの新情報が目白押し


 今回のイベントにはPLAYISMの水谷俊次氏に加え,ゲーム実況者のキリン氏とガッチマン氏が出演し,10周年を記念するセール情報や,今後のリリースタイトルに関する最新情報を発表した。

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PLAYISM 水谷俊次氏
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ゲーム実況者 ガッチマン氏
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ゲーム実況者 キリン氏
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MC 松澤千晶氏

「PLAYISM GAME SHOW」公式サイト



ニンテンドーeショップとSteamで10周年記念キャンペーンが開催


 最初に水谷氏は,PLAYISMについて「10年前のインディーズゲームはすごくマイナーな存在で,それを日本語で遊びたいという要望に応えて立ち上げました」とコメント。多くのゲームファンにインディーズゲームが認知された現在の状況を喜び,それを支えてきたゲーマーたちへの感謝の言葉を述べた。

画像集#006のサムネイル/PLAYISM10周年を記念した“PLAYISM GAME SHOW”レポート。「マイティ・グース」や「グノーシア」など,人気タイトルの新情報が目白押し

 その後,まずはPLAYISMの10周年を記念したセール情報が紹介された。セールは既にスタートしており,ニンテンドーeショップでは5月26日まで,Steamでは5月22日までとなっている。


 最大割引率は80%で,3月21日にリリースされた「くちなしアンプル」や,同じく3月27日にフルリリースを迎えた「ロードス島戦記 −ディードリット・イン・ワンダーラビリンス−」など,新作タイトルもセール対象となっている。

一覧に記載はされていないが,Microsoft StoreでもPLAYISM作品のセールが実施されている
画像集#007のサムネイル/PLAYISM10周年を記念した“PLAYISM GAME SHOW”レポート。「マイティ・グース」や「グノーシア」など,人気タイトルの新情報が目白押し 画像集#008のサムネイル/PLAYISM10周年を記念した“PLAYISM GAME SHOW”レポート。「マイティ・グース」や「グノーシア」など,人気タイトルの新情報が目白押し

 発表に合わせて,配信内では水谷氏による各セールのオススメタイトルも紹介され,それに合わせて各タイトルの開発チームによるメッセージも公開された。ストアのセール対象商品を確認しつつ,新しいゲームを探している人はこちらも参考にしてみよう。

●ニンテンドーeショップ セール対象 ピックアップ

「ケロブラスター」
「洞窟物語」で知られる開発室Pixelの天谷大輔氏が手掛けた2Dプラットフォーマーアクションだ。天谷氏によるメッセージも公開され「『俺,いまゲームしてるな』と思えるゲームを目指して仕上げた作品です」と語られた
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「ナイト・イン・ザ・ウッズ」
大学を中退して田舎町に帰ってきたメイが,昔の幼馴染たちと“最後のモラトリアム”を楽しむ作品だ。水谷氏いわく「ゲームでこんなことが表現できるんだ,という可能性を感じさせるタイトル」とのこと
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ニンテンドーeショップ
PLAYISMの取扱作品一覧


●Steam セール対象 ピックアップ

「アルネの事件簿」
ゲームマガジンシリーズの最新作で,吸血鬼と吸血鬼オタクの女の子による推理アドベンチャーゲーム。連載型のタイトルで,5月以降からはDLCという形でシナリオが配信される予定だ
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「メゾン・ド・魔王」
アパートの管理人をしている魔王がアパートに住む魔物たちを成長させるタワーディフェンスゲーム型の戦略シミュレーションゲームだ。水谷氏いわく「ECサイトをやっていたころにサイトが壊れるくらい売れた作品」とのこと
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「アクションゲームツクールMV」
アップデートでSwitch向け作品の制作と,販売の申請ができるようになった(関連記事)。以前ガッチマン氏が制作したタイトルも配信されている
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「黄昏ニ眠ル街」
4月にリリースされたばかりの新作タイトルで,イラストレーター・nocras氏の世界を自由に歩き回れるアクションアドベンチャーゲームだ。今回が初のセールなので,気になっていた人はこの機会を見逃さないようにしよう(関連記事
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Steam PLAYISM 10th ANNIVERSARY SALE



話題作の発売日や新展開が明かされた発表コーナー。OMOCAT氏ほか,開発者によるメッセージも公開


 セール情報に続いては,PLAYISMのパブリッシング作品に関する新情報の発表が行われた。ここで発表された内容のいくつかは個別の記事でも紹介しているので,こちらでは配信内で語られたトークにも触れていく。

●ウムランギ ジェネレーション

 破滅が迫る世紀末で写真を撮るアドベンチャーゲーム「ウムランギ ジェネレーション」Nintendo Switch版を,6月5日に発売すると発表された。

 “サイバーパンクフォトグラフィカルアクションゲーム”を謳う本作は「破滅が目前に迫ったクソみたいな世界」で配達人を営む主人公となり,手にしたカメラで世界を撮影していくゲームだ。
 プレイヤーは極彩色の独特なグラフィックスで表現された世界を撮影し,指定されたミッションをこなしていく中で,この世界のおかれた現状を理解していくことになる。

デベロッパのORIGAME DIGITALによると,本作は年下の従兄弟に一眼レフでの写真撮影を教えた体験にインスパイアされて生まれた作品だという
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 Switch版はジャイロ機能を活かした直感的な操作システムに対応するほか,新モードとして「スピードランモード」と「クリエイティブモード」が実装される予定だ。


●すすめ!じでんしゃナイツ

 アドベンチャーゲーム「すすめ!じでんしゃナイツ」PC/PS4/Switch)の発売時期が,2021年夏に決定したことが明らかにされた。

 本作は「リトルビッグプラネット」で知られるイギリスのデベロッパ・Foam Swordが手掛けた作品で,海外では「Knights and Bikes」というタイトルで2019年8月にリリースされていた。
 プレイヤーは9歳の少女・デメルザと,その友達であるネッサのコンビを操作し,小さな島に隠されたお宝を探す。2人でキャラクターを分担するCo-opにも対応しており,友達と一緒に街を遊び回るような楽しみ方もできるようだ。

ローカライズ担当者いわく,本作のタイトルが「じてんしゃ」ではなく「じでんしゃ」なのは,主人公の舌っ足らず感を表現したものだという。PVのセリフを見ても,キャラクターの“子供らしさ”の演出に力が入っていることが伺える
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●リーガルダンジョン

 警察官となって事件の捜査資料を読み,事情聴取を行って操作意見書を作成するアドベンチャーゲーム「リーガルダンジョン」のPS4/Xbox One版が2021年内に発売予定であることが発表された。

 2月25日に発売されたSwitch版は大きな話題を集めたが,水谷氏いわく「文字だらけのゲームで,かなり(ゲームに)向き合わないと難しいゲームなので,けっこう売るのは大変だと思っていた」とのことで,このヒットは予想外だったようだ。

 配信では本作を手掛けた韓国のゲームクリエイター・Somi氏のメッセージも公開された。それによると,本作は2010年に韓国で発生した警察官による汚職事件をモチーフとしているとのことで,そのコンセプトは「現在の法制度の何を変えるべきなのかを考えたくなるゲーム」なのだという。

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●REPLICA

 リーガルダンジョンと同じく,ゲームクリエイターのSomi氏が手掛けた「REPLICA」PS4/Xbox One版が2021年内に発売される。

 こちらは,他人のスマートフォンを使って個人情報を引き出していくアドベンチャーゲームだ。スマートフォンの持ち主にはテロの容疑がかかっており,プレイヤーはその中で発見した情報を政府に報告せねばならない。通話やメッセージの履歴といったさまざまな情報から重要な情報を割り出し,推理を重ねることで核心に迫っていく。

 ちなみに,本作は韓国で大統領への弾劾が発生した2016年ごろにリリースされた作品だ。Somi氏によると,当時に行われていたデモを見て「ゲーム開発者だから,開発者にしかできないことをやろう」と考え,本作をリリースしたのだという。

レプリカとリーガルダンジョンは,Somi氏による“罪悪感三部作”と呼ばれるシリーズ作品で,レプリカが1作目,リーガルダンジョンが2作目にあたる
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●マイティ・グース

 オランダのデベロッパ・Blastmodeと,MP2 Gamesが手掛ける「マイティ・グース」PC/PS5/PS4/Switch/Xbox One)の発売日が6月5日に決定したと発表された。

 本作は,賞金稼ぎのガチョウなって,宇宙の支配者と戦う2Dプラットフォームアクションだ。「メタルスラッグ」や「魂斗羅」といった作品に大きな影響を受けており,画面を覆い尽くす弾幕と強力な武器の数々を駆使し,大量の敵を撃退していくハイスピードアクションが楽しめる。


 一見景気よく弾丸をぶっ放すだけのゲームに思えるが,実はプレイヤーキャラクターの体力はあまり多くなく,派手なアクションの中でも精密な調整が求められるシーンもあるようだ。

配信で紹介されたBlastmodeのメッセージによると,本作は「メタルスラッグのようなゴリゴリのアクションゲームにガチョウを突っ込んだら面白いんじゃないか?」という“冗談”で作ったデモから開発が始まったゲームだったという
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配信ではキリン氏とPLAYISMのスタッフによる協力プレイが披露された。本作は2人Co-opに対応しているが,2人目のプレイヤーは“コンパニオン”と呼ばれる特殊なキャラクターを操作することになるようだ
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●LA-MULANA 2

 探索型アクションゲーム「LA-MULANA 2」のダウンロードコンテンツ「オアンネスの塔」を2021年内にリリースすると発表された。

 LA-MULANA 2は,NIGOROの楢村 匠氏が手掛けた探索型アクションゲームシリーズの最新作だ。前作「LA-MULANA」で秘密が暴かれたラ・ムラーナ遺跡に再びモンスターが出現し,プレイヤーは原因を究明するために新たな遺跡“イグ・ラーナ遺跡”に挑むことになる。


 超高難度で知られる本作だが,そのDLCであるオアンネスの塔は“凶悪難度のDLC”であり,「プレイヤーへの配慮一切なしの,LA-MULANAヘビーユーザーへの贈り物」であり「苦情は一切受け付ける予定ナシ!」とのこと。

 水谷氏も「間違えて買わないように」と警告するほどだが,ハードルが高ければ高いほど飛びたくなるヘビーゲーマーは挑戦してみよう。

オアンネスの塔の難度は,前作のDLC「地獄聖堂」に匹敵するレベルとのこと。ちなみに地獄聖堂は,多くのプレイヤーが“聖堂への入り口”が分からず挫折したという恐ろしい逸話が残されている
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●Break Arts II

 ゼロからパーツを組み立てたロボットでコースを走るレースゲーム「Break Arts II」PS4版が,2021年内にリリースされることが明らかにされた。

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 装着したパーツによっては武装を使った妨害を行えるため,スピードだけでなく耐久性なども考慮してパーツを選ばなければならない。パーツごとに用意された“コネクタ”を使ってパーツを自由に接続できるだけでなく,展開や分離といったギミックを盛り込むことも可能で,極めて自由度の高い機体構築システムが最大の特徴となっている。

 水谷氏によると,前作はスマートフォン向けにリリースされたタイトルで,より自由度の高いゲームを実現するために作ったのが本作だったという。その際にガッツリと新要素を詰め込んだため,コンシューマ向けの移植に時間がかかってしまったそうだ。

●LiEat

 個人ゲーム開発者の△○□×(Miwashiba)氏が手掛ける「LiEat」(ライート)のNintendo Switch版が5月27日にリリースされると発表された。

 本作は,詐欺師のレオと人の“嘘”を食べるドラゴンの少女・エフィーナが,暴いた嘘の情報を売買しながら物語を進めていくRPGだ。もともとはフリーゲームとしてリリースされた作品で,本作には過去に配信された3つのシナリオがまとめて収録されている。


 Miwashiba氏からは「昔から温かい作品が好きで,絵本のような作品を作りたいと思って制作したので,彼ら(登場人物)を見守るようにゲームを進めていただけたら,より楽しめるかと思います」というメッセージが寄せられた。

 コンシューマ移植にあたってタイトル画面を新たに描きおろし,デザイン面の調整なども行われているとのことで,既にプレイ済みの人でも楽しめるように工夫されているようだ。

バトルの難度は低めに調整されていて,ゲーム初心者でも楽しめ仕組みになっているという。Miwashiba氏いわく「嘘を暴いて物理で殴るゲーム」とのこと
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●グノーシア

 「グノーシア」Steam版が2021年内にリリース予定であることが発表され,Steamのストアページが公開された。

 本作は「メゾン・ド・魔王」のプチデポットが手掛けたタイトルで,AIが制御するキャラクターとの正体隠匿ゲームを楽しめる“1人用人狼ゲーム”というべき作品だ。プレイヤーは宇宙船に閉じ込められ,人に化けた謎の存在・グノーシアの発見を目指すことになる。


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●OMORI

 こちらは新情報ではないものの,ひきこもりの少年を主人公とするホラーRPG「OMORI」(PC/PS4/Switch/Xbox One)の現在の状況について,本作の開発を行うOMOCAT氏からのメッセージが公開された。

 本作は2020年12月に英語版がリリースされて以降,独特なタッチで描かれるアンニュイなビジュアルと,心に残るシナリオで高い人気を獲得し,多くのプレイヤーからローカライズが待ち望まれている作品だ。

 OMOCAT氏によると,現在はアジア圏向けの翻訳作業を行っているところで「最高のOMORIを皆さんに届けるにはもう少し時間がかかりそうです」とのことだ。どうやら現状はPLAYISMが“ガンバる”フェイズのようなので,ぜひリリースまでのガンバりを期待したい。

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PLAYISM作品のガイドラインが5月19日にリニューアル。ニコニコの“クリ奨”への登録も可能に


 新情報の発表に続いては,PLAYISMの今後の活動に関する新情報の公開が行われた。その中で最初に触れられたのが,ゲーム実況に関するガイドラインの策定だ。

 ガイドラインはゲームタイトルごとに設定され,5月19日に実施される公式サイトのリニューアルに合わせて,新たなガイドラインを公開予定とのこと。基本的には個人,法人,有償,無償を問わず,過度なネタバレや完全な情報の切り出し(イベントシーンのみなど)を除けば利用可能になるようだ。

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 それに加えて,ドワンゴが運営する動画サービス「ニコニコ」の創作支援制度“クリエイター推奨プログラム”との提携が発表された。

 ニコニコ動画には,動画に使用した素材やゲームなどを登録する“コンテンツツリー”と呼ばれる機能があり,投稿された動画の盛り上がりに応じてツリーに登録された作品の権利者に利益をもたらすことができる。今回の提携では6月1日から全51タイトルがコンテンツツリーに登録可能となり,今後も対象のタイトルを増やしていく予定とのことだ。

 水谷氏はこれについて「デベロッパのためになることはないか,と思ってひとつの取り組みとして始めることです」と前置きしつつ「今まで実況をやっていた方に制限をかけるつもりはありません」とコメントした。

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「PLAYISM」10周年を記念したオンラインイベントが5月15日20:00に配信。セール情報や今後のタイトルが発表予定

「PLAYISM」10周年を記念したオンラインイベントが5月15日20:00に配信。セール情報や今後のタイトルが発表予定

 アクティブゲーミングメディアは,インディーズゲームをパブリッシングする「PLAYISM」ブランドが10周年を迎えたことを記念して,オンラインイベント「PLAYISM GAME SHOW」を5月15日20:00に開催すると発表した。この放送では,セール情報や今後リリースするタイトルの発表などが行われるようだ。

[2021/05/11 16:30]

 また,5月19日のサイトリニューアルに合わせて終了を予定しているPLAYISMのECサイトについても触れられ,PLAYISMがパブリッシングを行うタイトルのパッケージ版や,グッズの販売を行うストアの開設を計画していることが明かされた。

 今のところ詳細は発表されていないが,海外で発売された入手が難しいグッズなど,付加価値のあるアイテムを手掛けたいと考えているようだ。

水谷氏は「デベロッパさんがイベントで作ったグッズの販売先として使えれば」とコメント。また「Twitterでも“こんな商品がほしい”という声があれば」とのことなので,要望がある人はコメントしてみるのも良いかもしれない
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 続いては,インディーズゲーム開発者向けのカンファレンスに関する情報が発表された。これは,1人から少人数でのゲーム開発に必要な情報や,販売・宣伝を含む,各自が蓄積してきたノウハウの共有を目的としたものだという。

 中立的な立場で,多くのデベロッパが参加できるイベントを目指しているとのことで,座組みについてはこれから固めていくとのことだ。開催時期は今夏で,6月に詳細の発表を予定しているので,気になる人は今後の発表に注目しておこう。

画像集#031のサムネイル/PLAYISM10周年を記念した“PLAYISM GAME SHOW”レポート。「マイティ・グース」や「グノーシア」など,人気タイトルの新情報が目白押し

 以上で今回の配信は終了となった。水谷氏は「今回発表できなかったタイトルがまだあり,この1年間で凄まじいラインナップが揃います。再来年は(これ以上を揃えるのは)無理なんじゃないかと思えるくらい」とコメントした。
 そして最後には,この先の10年はパブリッシャとしての形にこだわらず,インディーズゲームの世界に寄与できる施策を模索していきたいと語り,今回のイベントを締めくくった。

 なお,5月30日までは公式Twitterで「今遊んでほしい10タイトル」が当たるキャンペーンが実施されている。今回のイベントの様子はYouTube Liveで配信されており,アーカイブを視聴できるので,詳細が気になる人はそちらを確認しつつ応募を検討してみよう。

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PLAYISM Game Show 10周年記念特別版
YouTube Live 配信ページ

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