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「アオペラ -aoppella!?-放送部〜公開生配信スペシャル〜」レポート。お馴染みバラエティーコーナーで大盛り上がり!
2023年12月10日,「アオペラ -aoppella!?-放送部〜公開生配信スペシャル2〜」が,東京・昭和大学上條記念館 上條ホールにて開催された。本イベントは,マーベラスによる音楽原作プロジェクト「アオペラ -aoppella!?-」のYouTube公式チャンネルで配信された「アオペラ放送部」の公開収録イベントだ。「アオペラ」に出演するキャストたちが本作の最新情報を届けるだけでなく,イベント恒例のバラエティーコーナーや生アフレココーナーが実施された。本稿では,夜の部の模様をレポートしよう。
アオペラ -aoppella!?-放送部
〜公開生配信スペシャル2〜
■開催期間
2023年12月10日(日)
■開催場所
昭和大学上條記念館 上條ホール
■出演者 ※敬称略
木村良平(鈴宮 壱 役)
前野智昭(宗円寺 雨夜 役)
佐藤拓也(宗円寺 朝晴 役)
濱野大輝(猫屋敷 由比 役)
花江夏樹(大里 帆波 役)
増元拓也(雛乃 秀 役)
MCを務めるのは,「アオペラ」イベントではお馴染みとなった木村良平さん(鈴宮 壱 役)だ。今回も安定のトーク回しが光っていた。
グループごとに異なるお揃いのシャツ姿のキャスト陣が登壇したところで,「アオペラ」の最新情報がたっぷり詰まった,約1年ぶりのトークイベントがスタートした。
木村良平さん(鈴宮 壱 役) |
前野智昭さん(宗円寺 雨夜 役) |
佐藤拓也さん(宗円寺 朝晴 役) |
濱野大輝さん(猫屋敷 由比 役) |
花江夏樹さん(大里 帆波 役) |
増元拓也さん(雛乃 秀 役) |
オープニングでは,濱野さんが見事なボイパを,花江さんがエアーフルート(?)を披露するなど,キャスト陣から愉快な挨拶が飛び出した。さらに増元さんがイベント用のハッシュタグ「#アオペラ放送部」を,ピンスポットを浴びながらクールなポーズをつけてアピールするひと幕も。
初っ端から賑やかなひと幕を経て,ゆったりとトークコーナーが始まった。昼の部では最新情報がたくさん解禁されていたが,夜の部でも佐藤さんは「まだあるかもよ」とニヤリ! また,17人曲「5+6+6=Voice to Voice」についても振り返り,作曲者であるzakbeeさんからキャストへのメッセージが公開された。一同は嬉しそうな表情を浮かべていたが,花江さんにだけ「愛してる」というコメントが入っていたことにつっこみが入る場面も(笑)。
楽曲について触れたあとは,「もう一度! 生で聞きたいあのセリフ!」のコーナーへ。本コーナーは,事前にSNS上で募集した,本編中で聴きたいセリフを生でキャストが演じてくれるという内容だ。それぞれの生徒たちのほっこりする関係性が伝わってくるセリフに,会場はうっとり聴き入っていた。キャスト一同も,生で一緒に掛け合いができることを嬉しいと話す。
続いては,「アオペラ」の魅力を伝えるために活動中の広報部員から,東雲 林檎さんと新入部員の夜沢 蛍さんがステージに登場した。12月11日から始まるコラボイベント「修善寺 虹の郷」の魅力を,実際に現地で取材したVTRでたっぷりと宣伝! コラボイベントの内容に惹き込まれつつも,いつもマイペースでキュートさ満点の林檎さんと,彼の独特な雰囲気に対応するキャスト陣のやりとり(濱野さんは,林檎さんを小粋に「ラ・フランスちゃん」と呼んでいた)には,取材ながらも笑ってしまった……。
次は最新情報のお知らせだ。昼の部でも公開されたストーリー本編に関するお知らせ&来年開催予定の3Dライブに登場する壱の3Dモデル公開だけでなく,夜の部ではVadLipの最新カバー曲も発表され,会場からは歓喜の大きな拍手が沸き起こる。
イベントは後半に差し掛かり,無料配信部分が終了した後は,平井 堅さんの「POP STAR」をFYA’M'がカバーしたMVが披露された。大きなスクリーンであらためて楽曲を堪能した濱野さんは,「FYA’M'っていいな!」としみじみ。佐藤さんは,収録後にMVのイラストの朝晴の表情を見て「何か違うな」と思って,再度録り直したエピソードを明かしていた。
最後のコーナーは,お楽しみのバラエティーコーナー「NGワードゲーム」で大盛り上がり! チーム対抗のゲームは,キャストそれぞれに言ってはいけないNGワードが振り分けられており,テーマに沿ったトーク中にそのワードを口にするとアウトに。そのアウトになった人数が少ないチームが勝利となる。
トークテーマ「学生時代,放課後にしていたことは?」に沿って,ゲームの勝利に意気込むキャストだが……。NGワードが書かれたカードをキャストの首にかけていくと(自分のNGワードが見えないように,ぴったりした首輪のようだった),その姿が後ろのスクリーンに映し出され,その姿に会場からは笑いが起こっていた。キャストはスクリーンが見られないので,「なんで笑われているの!?」と,ドギマギしていたのも面白いポイントだった。
ゲームが始まると,木村さんが「(学生時代に自分は)運動してた! 玉を蹴ったりとか!」と,引っかかりそうなワードを避けつつも話題を切り込んでいく。続けて花江さんは「家帰ってご飯を食べていた」,前野さんは「3時間のstudyをしていました」,佐藤さんは「牛丼の早食い」と,ワードの引っ掛かりを気にしつつの,見事な回避回答(?)を繰り出していく。しかし,木村さんが自身のNGワード「仕事」を口にしてしまい……木村さんは「仕事は入れないでよ!」と悔しそうであった。
その後きわどい質問もあったものの,最終的にNGワードを口にしたのは木村さんのみ! ちなみに木村さん,前野さん以外のほかのキャスト陣は,自身のNGワードにだいたい見当が付いていたのだそうだ。キャストの巧みなトーク力と,ユニークさが際立った笑顔いっぱいのゲームコーナーとなった。
エンディングの挨拶では,木村さんは「みんなと一緒に楽しく,最新情報などさまざまなことを共有できることが嬉しい」と話し,ほかのキャスト陣からも感謝と「アオペラ」への想いが詰まったメッセージが送られた。とくに前野さんの「アオペラに関わる人に失礼がないように,という気持ちで作品に向き合っている」というコメントが筆者は印象的だった。
最後は,会場のみんなと一緒に記念撮影をして,「せーの,アオペラ!」の掛け声でイベントの幕が閉じた。楽しいコラボイベントや最新楽曲,新しい形でのメインストーリーの展開も楽しみな「アオペラ-aoppella!?」。2024年も盛りだくさんのコンテンツに今後も期待したい。
「アオペラ -aoppella!?-」公式サイト
(C)aoppella project