対戦アクション「The Texas Chain Saw Massacre」で，映画とゲーム画面を比較する最新映像が公開に

　Gun Interactiveは，1974年に北米で公開されたホラー映画「悪魔のいけにえ」の公式ライセンスを取得した非対称型のオンライン対戦アクション「The Texas Chain Saw Massacre」（PC / PS5 / Xbox Series X）の最新映像を公開した。

「The Texas Chain Saw Massacre」公式サイト

　「The Texas Chain Saw Massacre」は，2017年にGun Mediaがリリースした「Friday the 13th: The Game」に続く，ホラー映画をベースにした作品で，チェインソーを振り回す殺人鬼レザーフェイスなどと，殺人鬼に対抗する術をほとんど持たず，逃げ回るだけのプレイヤー達による鬼ごっこのようなプレイが楽しめるという。


　映画「悪魔のいけにえ」は，異常な殺人事件が多発していたテキサス州の田舎町をドライブしていた5人の若者が，レザーフェイスとソーヤー一族の狂気に巻き込まれるというストーリーで，スプラッターやスラッシャーなどと呼ばれる，ホラー映画の1つのジャンルを開拓した作品として知られている。短期間で撮影した低予算映画だったが，カルト的な人気を博し，1983年にはAtari 2600向けのゲームもリリースされた。


　今回公開された映像は，ガソリンスタンドやソーヤー家など，映画に登場する場面と，ゲームの同じ場面を並べて紹介する内容で，驚くほどリアルに再現されたグラフィックスが確認できるはず。「Friday the 13th: The Game」でもこうした試みが行われていたが，50年近く前の風景をそのまま3Dスキャンしたような再現性の高さには，映画ファンも納得できるだろう。
　「The Texas Chain Saw Massacre」は，映画以前に起きた事件を扱う前日譚になり，失踪した姉を探すアンナ・フローレスとその友人達というゲーム独自のキャラクターが，レザーフェイスなどに対峙することになるとのこと。今のところ発売時期などについては発表されていないので，続報を楽しみにしたい。