頭痛のないミニマルなプレイを目指したストラテジー「Thronefall」のアーリーアクセス版リリース

　ドイツのベルリンに本拠を置くGrizzly Gamesが，自分の王国を敵の攻撃から守るPC向けのストラテジー，「Thronefall」のアーリーアクセス版をSteamでリリースした。価格は800円（税込）だが，2023年8月10日までの期間限定で，10％オフのリリース記念セールが行われている。


　「Thronefall」は，緑あふれる渓谷や，雪で覆われた山岳地帯など，さまざまなエリアで構成された大地を舞台に，かつて繁栄した王国を復興すべく奮闘するというゲームだ。昼は必要な資源を獲得して施設を強化し，夜になると侵攻してくる敵軍と戦うというサイクルを繰り返す。複雑になりがちなストラテジーゲームを極限まで簡略化したミニマルなシステムが特徴で，シンプルなグラフィックスと合わせて，非常にプレイしやすそうな印象を与えている。


　日中の建設時には，防衛と経済のバランスを考えて施設を拡張していく必要がある。防壁をさらに厚くするか，それとも新しい製粉施設を作って兵士たちの腹を満たすか，といった選択に迫られ，さらには，長弓兵をどれくらい，どこに置くか，あるいは，突撃する騎馬兵の数をどれだけにしておくのかといった戦略的な要素も考慮しなくてはならない。プレイヤーの目的は，もう1日サバイバルして，日の出を見ることだ。


　「頭痛のないゲームプレイ」にこだわったという本作だが，アーリーアクセス版では4つのプレイ可能エリアと37のアンロック可能な特典や武器が用意されており，1回のプレイで3〜5時間ほど楽しめるという。インタフェースのみだが，日本語対応も進めているとのことだ。