ゲーム化，漫画化100％を目指す電子小説レーベル「キマイラ文庫」発表。「異世界居酒屋『のぶ』」の蝉川夏哉氏が編集長

　本日（2025年1月31日），小説家であり，元ゲーム会社社長である喜多山浪漫氏が発起人である電子書籍レーベル「キマイラ文庫」が発表され，ティザーサイトがオープンした。

※画像はキマイラ文庫のティザーサイトをスクリーンショットしたもの

　キマイラ文庫は，「長年温めていた構想があるのに、自由に表現させてくれる出版社がない」「絶対に成功すると思っている作品があるのに、なかなか編集部に理解してもらえない」といった悩みを抱える小説家たちが，思いっきり楽しく遊びまくれるようにという想いから生まれた電子小説レーベルだ。
　
　小説家のオリジナル作品を定期的に無料公開する予定で，商品化できる題材を探している企業向けのショーケースとしての役割も担う。
　
　新規IP（知的財産）として各メディアで積極展開していくとしており，なかでもコミックとゲームにおいては「100％商品化すること」を目指すとのこと。
　
　スタートアップメンバーは，小説家の喜多山浪漫氏，蝉川夏哉氏，ヤマモトユウスケ氏，シナリオライター兼ゲームライターの横田 純氏だ。
　
　横田氏のXアカウントの投稿によると，「異世界居酒屋『のぶ』」で知られる蝉川氏が編集長を務めるとのこと。ティザーサイトでも蝉川氏の完全新作が読めると告知されている。

　また，「エトランジュ オーヴァーロード」「まものグルメ」「サマータイム・モンスターズ」「魔法捜査官」などのビジュアルがサイトに掲載されている。
　
　このうち，「エトランジュ オーヴァーロード」は喜多山浪漫氏が手掛けた小説で，ゲーム化が決定している。キャラクターデザインは「Re:ゼロから始める異世界生活」の大塚真一郎氏だ。
　
　なお，ホームページの公開は2025年春ごろの予定となっている。

キマイラ文庫とは
「長年温めていた構想があるのに、自由に表現させてくれる出版社がない」
「絶対に成功すると思っている作品があるのに、なかなか編集部に理解してもらえない」
といった悩みを抱える小説家たちが、思いっきり楽しく遊びまくれるようにという想いから生まれた電子小説レーベルです。

— キマイラ文庫 (@Chimera_novel) January 31, 2025

＼『異世界居酒屋のぶ』の蝉川先生が編集長／
私は『サマータイム・モンスターズ』という作品をやらせていただきます！よろしくお願いします！ pic.twitter.com/2WEIvOHsWt

— 横田純/SYUPRO-DX (@toraumaboxer) January 31, 2025

キマイラ文庫　ティザーサイト