サバイバルホラーRPG「Pathologic 3」無料プロローグ版を3月17日にリリース。伝染病がはびこる村を救うため，12日間で治療法を見つけ出せ

　Ice-Pick Lodgeは開発中のサバイバルホラーRPG「Pathologic 3」の無料プロローグ版となる「Pathologic 3: Quarantine」を，2025年3月17日にリリースするとアナウンスし，その最新トレイラーを公開した。なお，本作のパブリッシングはHyperTrain Digitalが担当する。

Steam「Pathologic 3: Quarantine」

　「Pathologic 3」は，20世紀初頭の都会で将来を嘱望されているバチェラー（医学士）とも呼ばれる若き医師デニール・ダンコフスキーが，不死の秘密を握るという人物に会うために，離村ゴルコンにやってきたところから物語が始まる。
　ところが，この不死身であるはずの男は死んでおり，さらに「砂の疫病（The Sand Plague）」という伝染病が蔓延。デニールは，ただちに村を封鎖し，自分を含めた村の全員が死に至る前に治癒法を見つけ出し，不死身の男の死に絡む真犯人を突き止めていく。


　治癒法を見つけるために，患者から得たサンプルを顕微鏡で調べたり，さまざまな手法でワクチンの生成に取り組んだりしていく。本作では「タイムトラベル」というシステムが用意されており，時間を巻き戻しつつ，自分の選択の最悪のシナリオを見て，新たな選択を試行錯誤できる。その選択によっては，村人から反目を受けたり，暴動や魔女狩りのような事態につながったりするようだ。


　今回リリースされた「Pathologic 3: Quarantine」のトレイラーは，生き残って都会に帰ってきたデニールが，政府高官から話を聞かれているようなシーンで構成されている。


　「Pathologic 3: Quarantine」のSteamストアページの情報によると，日本語化の予定はないようで，医学用語などは言葉のハードルが高いかもしれない。しかし，暴力や超自然現象ではなく，医学知識によって問題を解決するという，ゲームとしては変わったアプローチとなる本編が気になる人は，まずはプロローグ版をチェックしてみるといいだろう。