
プレイレポート
マンハッタンやセントラルパーク,ブルックリンをスケボーで駆け抜けよう。「Skate City: New York」(今日から始めろApple Arcade #28)
![]() |
「Apple Arcade」は,Appleが月額900円(税込)/年額6000円(税込)でiPhone / iPad / Mac / Apple TV / Apple Vision向けに提供している,ゲームのサブスクリプションサービスだ。
この連載では,広告やゲーム内課金なしでプレイできるタイトルが現在200種類以上配信されているこのサービスの中から,4Gamerがチョイスしたタイトルを紹介していく。
第28回では,当連載第19回で紹介した「Skate City」の続編で,New Yorkを舞台としたApple Arcade独占の新作「Skate City: New York」を紹介しよう。
「Skate City: New York」
![]() |
オススメポイント
1.フリック&タップで出せるトリックに新たなものが追加
2.複数の走行レーンがあるニューヨークの3つのストリート
3.より遊びやすくシステムも進化
「Skate City: New York」ダウンロードページ
昨年12月に当コーナーで紹介した「Skate City」の続編,「Skate City: New York」が2025年1月9日にApple Arcade独占タイトルとしてリリースされた。開発は前作と同様ノルウェーのAgensが担当している。
スケボーで街中を走り,フリック&タップでトリックが出せるカジュアルなゲームシステムはそのままに,舞台となるストリートをニューヨークへと移し,新たなトリックなども追加されている。
![]() |
![]() |
ゲームは横スクロールスタイルのスケートボードアクションで,ストリートを模したステージを滑っていくゲーム内容は前作と変わりない。
画面右下の「プッシュ」ボタンをタップすると地面を蹴って加速し,画面の左右と上下いずれかの場所をフリックやタップすることでトリックが出せる分かりやすい操作も継承している。
トリックの内容は「トリックガイド」でいつでも確認ができ,「フリースケート」や「チャレンジ」といったモードで操作を学びながらプレイできる。トリックは多彩だが,特別意識しなくても楽しくプレイできるのが本作のいいところだ。
ゲームパッドにも対応しているが,筆者としてはフリック&タップの操作が心地良くて気に入っている。
![]() |
![]() |
前作のリリースから6年経過していることもあり,ゲームプレイに関連する部分にもかなりの進化が見られる。例えばステージを自由に走行する「フリースケート」のモードでは,プレイ中のカメラ視点が変更できるようになり,プレイヤーが出しているトリックが見やすくなった。
前方の段差や障害物が分かりづらいといった側面もあるが,魅せるエクストリームスポーツが題材でもあり,要素としてはポジティブなものと捉えていいだろう。逆に遠方からの斜め視点もあるので,ストリートの形状は理解しやすくなっている。
ちなみに,カメラ視点はデフォルトのサイドビューも含め7つあり,画面左上のアイコンをタップすると切り替えられる。そして,変更中に[×]のアイコンをタップすれば即座にデフォルト視点に戻せるようになっている。
![]() |
![]() |
![]() |
トリックの種類が増えているのも,前作と異なるポイント。単純に数が増えただけではなく,ステージの障害物に依存するものが追加され,ストリートが舞台のタイトルとしての味わいが強まっている。
レールや縁石を滑るグラインド以外に,壁を滑るウォールライドや傾斜のあるバンクウォールへの乗り上げなどが可能となり,ステージの構造も意識して楽しめるようになったのだ。
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
現状で用意されているステージは3つ。最初のステージ「マンハッタン」を筆頭に,ゲームプレイで入手できるスケートクレジット(SC)でアンロックする「セントラルパーク」「ブルックリン」があり,すべてNYの地域をモチーフとしている。前作の観光地然としたフィクションも交えたステージより,質実剛健でリアルな印象を受ける。
ステージ構造はより凝ったものとなっていて,場所によっては複数のレーンが存在している場所があり,レールやバンクウォールに乗ることで別のレーンに移動できる。同じ場所でもレーンチェンジをすることで,違ったステージ構造を味わえるのだ。
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
ちなみに,フリースケートにはステージの任意の場所から始められる「ピンモード」が用意されているので,どこでレーンチェンジできるのかを確認するのも容易だ。しっかり遊び込みたい人は,ピンモードを駆使してその場所を把握することで,より高度な走行を行うことができるだろう。
![]() |
ゲームモードはフリースケートのほか,トリックやテクニックを身に着けながら条件をクリアしていく「チャレンジ」,ミスをしないように走行やトリックを続けてスコアを競う「プロスケート」があり,それぞれ条件を満たすことでSCを得られる。また,条件によってステージ内容が変わるので,飽きずにプレイできることだろう。
![]() |
![]() |
![]() |
ゲームはやり込めるクオリティで作られているが,個人的には前作同様,フリースケートで気ままにプレイするのが楽しい。ステージ数こそ少なめだが,前述のとおり走れるレーンが増えているので,見た目の広さ以上に走れる場所があると考えていい。
前作同様にアップデートによるステージ追加も期待できるが,“今日から始めて”しばらくはこの3つのステージで思うままの走りを楽しんでいただきたい。
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
「Skate City: New York」ダウンロードページ
Apple Arcade:月額900円(税込) / 年額6000円(税込)
Apple One:月額1200円(税込)
※「iCloudプラス(50GB)」「Apple TV+」「Apple Music」「Apple Arcade」を利用可能
Apple Arcade登録ページ
![]()
Apple Arcade公式サイト
Apple One公式サイト
※本記事には一部アフィリエイトリンクを含みます。
- 関連タイトル:
Skate City: New York
- 関連タイトル:
Apple Arcade
- この記事のURL:
キーワード
- iPhone
- iPad
- iPhone/iPad/MAC:Skate City: New York
- スポーツ
- アクション
- Agens
- Snowman
- 欧州
- iPhone/iPad/MAC:Apple Arcade
- MAC
- 今日から始めろApple Arcade
- プレイレポート
- 連載
- ライター:稲元徹也

(C)2024 Snowman
(C)2019 Apple Inc. All rights reserved.