荒廃した世界で巨大な化け物と戦うハクスラアクションゲーム「wanderdawn」，クラウドファンディングを実施中

　SF，ゴシック，自然，美少女を組みわせた創作をするサークル「Horousamatolune」は，アクションゲーム「wanderdawn」のクラウドファンディングをCAMPFIREで開始した。記事執筆時点（2025年1月27日）で目標金額である100万円を達成している。



　本作は，世界を覆いつくすほどの巨大な化け物「世界級」が人も建物もすべて飲み込み，荒廃してしまった世界で，化け物と戦うハクスラアクションゲームだ。2026年末のリリースを目指して開発されている。

※画像はトレイラーをスクリーンショットしたもの

　突然の事故によって亡くなってしまい，「幽霊」に改造された少女アネモネ・スペクトラと，機械仕掛けになってしまった姉・ヴィアキスが，元の姿に戻るため，奇妙な世界を彷徨う物語が描かれる。

※画像はプロジェクトページより引用

　人間と化け物を組み合わせた存在が登場するなど，独特で仄暗い世界設定が特徴だ。プレイヤーは，何かの工場や動かない駅，失われた図書館などの廃墟を探索していく。

※画像はプロジェクトページより引用

　街から出るときに選ぶルートによって，敵や道中の危険度が変化し，突然化け物や暴走した機械に襲われることもある。旅路では，誰かの頼みを聞いたり，隠された武器を見つけたりすることができるようだ。特に，武器や装備はこだわりをもって制作されており，変形や排熱など，遊び心とロマンあふれるギミックや特性にしているとのこと。
　
　ストレッチゴールとして，感情が共有された双子のサブシナリオ「接続された双子」や，メインキャラクターのボイスの実装，死んだ人間を復活させる装置に妹を入れてしまった兄のサブシナリオ「増殖する妹」，ローグライクエリア「魂の奈落」の実装などが設定されている。

　エンディングまで最短11時間，通常プレイで20時間以上のボリュームになる予定だという。2月15日，16日に開催されるイベント・東京ゲームダンジョン7や3月8日，9日に開催されるTOKYO INDIE GAMES SUMMIT 2025に出展予定だ。
　
　クラウドファンディングで集まった資金はPC購入費，設備費，人件費，外注費，宣伝費，CAMPFIRE手数料などに使用される。詳細はプロジェクトページで確認してほしい。

CAMPFIRE「wanderdawn」プロジェクトページ