サイコホラーADV「バッド・チーズ」，体験版をSteamで配信開始。あのネズミキャラ風の主人公がお父さんを怒らせないように良い子に振る舞う

　Feardemicは，個人クリエイターのサイモン・ルカシック氏が開発を手がけるサイコホラーアドベンチャー「バッド・チーズ」（英題: Bad Cheese）の体験版の配信をSteamで開始した。

Steam「バッド・チーズ」体験版

　「バッド・チーズ」は，1920年代後半に登場したディズニーの白黒アニメーション映画「蒸気船ウィリー」にインスピレーションを受けたタイトルだ。主人公の気弱で太っちょな子ネズミが，お母さんがいない間，お父さんと一緒に週末を過ごすことになる。家の片付けや雑用を行っていくところからゲームは始まり，家族の中で絶対的な権力を持つお父さんを怒らせないよう，お手伝いをしていく。


　家の中には不気味なモンスターも存在しており，モンスターを手なづけたり，戦ったりしながら，とにかく事を荒立てないようにプレイしていかなければならないという。家の中を調べて回り，引き出しの中や机の下に転がっているお菓子やアクション人形をコレクションしていけるようだ。


　ルカシック氏は，「Bulb Boy」など，不気味ながらもキュートさを合わせ持つアートフルな作風のゲームを手がけてきたアーティスト兼ゲームクリエイターだ。Steamストアページの情報によると，インタフェースと字幕が日本語化され，体験版も日本語でプレイ可能だ。「バッド・チーズ」が気になる人は，体験版をプレイしつつ，ウィッシュリストに追加しておこう。